ママが新型コロナ肺炎の疑いがあるとき赤ちゃんのお世話はどうする?

出産・子育て
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今や、誰が罹患してもおかしくないほど感染が拡大している新型コロナウイルスによる肺炎。私たちも決して他人事ではなくなっていますよね。

こんなに拡大してしまうと、心配なのは「もし、自分が感染してしまったら?」ということではないでしょうか。もしもあなたが、授乳中など赤ちゃんのママだったら、この不安は私たちの想像以上に大きいと思います。

赤ちゃんと完全に離れた状態であなたを隔離するなんてことは、入院でもしない限り不可能に近いことです。入院が必要ではない場合や、まだ疑いの段階では自宅で赤ちゃんと一緒に生活することになるでしょう。そうなると、心配なのが「赤ちゃんに感染させてしまわないか?」ということですよね。

今回は、完全に感染を予防できる方法というものはないにしても、できる限りの予防策を取ることはできるということで、その予防策をご紹介します。

ここでこれから紹介することだけをやっていれば安心というわけではなく、あくまでも予防策の一例と思ってお読みいただけると幸いです。

新型コロナ肺炎に感染または感染の疑いがある場合には授乳はやめよう

まず授乳中の場合には、授乳はやめましょう。

母乳からの感染リスクがあるかどうかは、まだデータが見つけられず不確かではありますが、母乳にはママの血液成分も含まれています。ウイルスは血液中にも存在する可能性が高いので、それを考えると母乳からの感染はあり得るでしょう。

完全母乳の場合には、ミルクに切り替えてもすぐに赤ちゃんが飲んでくれないこともあります。実は、私はまだ子供の授乳中だった時に突然入院することになってしまった経験があります。

当然子供と一緒に入院するわけにはいきませんし、治療のためにいろんな薬も使わなくてはいけなくなり、完全母乳だった我が子は、何の予告もなく母乳が飲めなくなってしまいました。

幸い、そろそろ卒乳の時期…という頃で、離乳食もだいぶ進んでいたので助かりましたが、我が子は哺乳瓶から飲めない子だったので、ミルクを作っても飲んでくれませんでした。でもこれは、離乳食という母乳に変わる栄養素があったから、ミルクを飲まなくても空腹にはならなかったからでしょう。

でもまだ母乳だけで過ごしている時期だったとしたら、赤ちゃんも本能で「これを飲まなくては」と感じるようで、もし哺乳瓶から飲むことが苦手な赤ちゃんでも、少しずつ飲み方を覚えて飲めるようになるといわれています。

ママとしては、哺乳瓶から飲めずに苦労している我が子を見るのは切ないと思います。でももしあなたが赤ちゃんに感染させてしまうことになったら、きっともっと切なくなり、後悔することになりますから、ここは親子で辛抱の時期と思って授乳は中断してくださいね。

症状が完治したら、また上げられるのですから、まずはあなたが元気になることを最優先に考えてください。母乳再開の目安としては、解熱して他の症状もなくなってから3日は様子を見る必要があるそうです。なので、早くても解熱して他の症状もなくなって4日目以降となります。

離乳食期の場合には、市販の離乳食を上手に使って無理をしないようにしましょう(あなたは買いに行けませんから家族に買って来てもらうかネットスーパーや生協などを利用しましょう)。できればあなた以外の人が準備するのが理想ですが無理な場合には、必ずマスクと手袋を着用して準備してあげてくださいね。

赤ちゃんのお世話は誰かを頼ることも大切

次に赤ちゃんのお世話ですが、あなたが感染あるいはその疑いがある場合、恐らく発熱などの症状があるでしょう。そんな状態でのお世話は大変危険です。体調不良の時は、冷静に判断しているつもりでも、実は頭が普段通りには回らず、思いがけない事故を起こしてしまうこともあります。

赤ちゃんの異変に気付くのが遅れたり、抱っこした腕に力が入らず落としてしまったり…とにかく予測不能なことが起こる可能性もあるのです。

なので、あなたひとりで頑張ろうとせず、誰かを頼ってほしいんです。あなたの親御さんやご主人の親御さんに頼るのが難しい場合には、ご主人にお願いしましょう。家族に感染者がいる場合には他の家族も出勤できないはずですから、家にいる家族を頼ってほしいんです。

もし普段何もしてくれないご主人だったとしても、「私にはできないけれど、子供の命を守れるのは親しかいない」と現状を伝えて、やってもらいましょう。

それでも協力してくれなくて、あなたがお世話をしなくてはいけない状況になったとしたら、決して無理はしないでくださいね。赤ちゃんは、満腹でおむつが汚れていなければ、愚図って泣いたとしても長くは泣いていないと思います。長く泣くようでしたら、もしかしたら体調不良などが原因かもしれません。

ただ甘えて泣いている時には、ある程度泣いたら落ち着いて寝てくれることも多いと思います。

普段なら抱っこしてあげるところ、できないからといって自分を責めたりはしないでください。どうしても抱っこしたい場合には、必ずマスクと手袋を着用して、あなた自身と赤ちゃんの鼻や口には触らないようにしてください。せっかく手袋をしていても鼻や口を触ってしまうと、そこから感染する可能性が高くなってしまいますから。

そして、できれば立って抱っこするのではなく座った状態での抱っこをおすすめします。ソファなどではなく床に座りながらの抱っこならば、あなたがめまいを起こしたり、腕の力が抜けてしまったとしても赤ちゃんが落下し、大ケガをするリスクは避けられますから。

できるだけ家族から離れて安静に過ごしましょう

新型コロナ肺炎は、無症状でも感染させてしまうリスクがあるといわれています。なので症状の有無に関わらず、できるだけ家族から離れて過ごす時間を多くとりましょう(同室ならば、少なくとも2m以上離れてください。目安は大人2人が両手を広げた状態でぶつからない距離)。

理想は、個室などで過ごし、家族はお世話をする人以外の出入りをしない方がいいのですが、感染またはその疑いがある人が母親となると、なかなか完全に家族から離れることは難しいと思います。まして赤ちゃんがいる場合にはさらに難しくなるでしょう。

なので、「辛い時には無理をせず安静に。安静にする際には家族から離れる」を心掛けてください。家族が目に入るとどうしても気になってしまいますし、気になってしまうと安静にはしていられなくなり、結果的に完治が遅れる可能性もありますから。

普段やらない人が、赤ちゃんの世話だったり家事だったりをするのは心配だと思います。だからこそ、見ないようにするのも心配軽減のひとつの方法だと思ってください。

家族の協力なくして感染リスクを下げる方法はない

なんだかすごい断言をタイトルに書いてしまいましたが、これくらいの気持ちでいないと家庭内感染は防げないと私は思うんです。

そして、厚生労働省が発表している【家庭内でご注意いただきたいこと~8つのポイント~】にも家庭で注意すべき8つのポイントを紹介していましたので、参考にしていただけるといいと思います。

ここでは、ポイントタイトルのみを引用させていただきますので、詳細についてはリンクをご確認ください。

  1. 部屋を分けましょう
  2. 感染者のお世話はできるだけ限られた方で
  3. マスクをつけましょう
  4. こまめに手を洗いましょう
  5. 換気をしましょう
  6. 手で触れる共有部分を消毒しましょう
  7. 汚れたリネン、衣服を洗濯しましょう
  8. ゴミは密閉して捨てましょう

それぞれのやり方などが掲載されていますので、あなたと、あなたの家族みなさんで実行してくださいね。ママが感染してしまうと家庭がスムーズに稼働しなくなることも多いと思います。でも無理をして悪化でもしたらそれこそ大変です。

「少しの辛抱」そう思うようにして、過ごしてほしいと思います。ひとりひとりの意識が、感染拡大を防ぎ、大切な人を守ることにも繋がるので、新型コロナウイルス感染拡大がこれ以上増えないで一日も早い終息を願いましょう。

この記事をお読みいただいたということは、あなた自身も不安の中にいるのでしょう。どうか、一日も早く元気になりますようにと祈っています。

家族が新型コロナ肺炎の疑いがあるとき、赤ちゃんのお世話はどうする?
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