清野菜名は運動神経抜群!格闘技経験やアクションを習った養成所は?

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10月スタートのTBS系連続ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』で初主演を務める清野菜名(せいの・なな)さんといえば、清楚でふわっとした雰囲気が魅力的な女優さんですが、実は運動神経抜群でアクションもすごいんです!

私が初めて清野菜名さんを意識した作品はアマプラ配信の『はぴまり』だったので、その後『今日から俺は!!』や『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』のアクションシーンを見て驚きました。

調べてみると、『東京無国籍少女』や『TOKYO TRIBE』ですでにアクション女優として賞を受賞したりと注目されていたのですね。

今回は、清野菜名さんのアクション女優としての経歴や格闘技経験、アクション訓練を受けた養成所になどについてまとめました。

清野菜名のアクションシーンがすごい!注目のドラマや映画作品は?

清野菜名(せいの・なな)さんは、2007年・13歳でモデルとしてデビューしていますが、実は中学時代に走り高跳びで陸上の全国大会に出場したほどの運動神経の持ち主。

高校時代には『TOKYO TRIBE』でアクション監督を務めた匠馬敏郎さんの下でトレーニングも積んでいるという本格派なんです。高2の時に見た、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演のアクション映画「バイオハザード」に刺激され、アクション女優を目指していたのだそうです。

清野菜名さんといえば、黒柳徹子さんの半生を描いた『トットちゃん!』の黒柳徹子役、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』の、永野芽郁さん演じるヒロインの親友役、『やすらぎの郷』や『神様のカルテ』など、多くの作品に出演していますが、こちらの作品のイメージとは違い、女優転向当初はアクション女優として活躍していたんですね。

『TOKYO TRIBE』で注目された翌年の2015年には、第3回ジャパンアクションアワードベストアクション女優賞、第36回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞、2015年公開の映画『東京無国籍少女』では、第4回ジャパンアクションアワードベストアクション女優賞を受賞、2019年には『今日から俺は!!』で第7回アクション女優賞 最優秀賞を受賞。アクション女優として国際的にも高い評価を受けています。

清野菜名さんのアクションシーンが見どころの作品には次のようなものがあります。

TOKYO TRIBE

清野菜名さんがアクション女優として注目された作品は、2014年公開の映画、園子温監督の『TOKYO TRIBE』でした。

実は、最初のオーディションでは落選してしまったそうですが、再度アクションメンバーのオーディションを受けたところ、鮮やかな立ち回りと存在感のあるアクション演技が園子温監督の目に留まり、「アクションをやっている時の君は輝いている」として、急遽ヒロイン「スンミ」役に抜擢されたのだそうです。

清野菜名さんは、監督の期待に見事にこたえ、華麗なアクションシーンと、19歳ながら大胆なフルヌードの濡れ場にも挑戦する体当たりの演技を披露し、2015年の第3回ジャパンアクションアワードベストアクション女優賞、第36回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞しています。

『TOKYO TRIBE』は、井上三太さんの伝説的コミックを鬼才・園子温監督が映画化した作品で、主演は鈴木亮平さんとラッパー・YOUNG DAISさん。清野菜名さんが演じた「スンミ」は、ある組織に狙われトーキョーに潜んでいるうちに極悪非道の“ブッバ一味”が起こした抗争に巻き込まれてしまう役どころでした。

「スンミ」は、ショートカットにワンピース姿という少女らしい容姿ですが、襲いくる悪漢たちをいきなりハイキックで蹴り上げ、一瞬にして片付けてしまうような高い戦闘スキルを持っています。劇中のアクションシーンは激しいものでしたが、すべて清野菜名さん自身がこなしています。

主演の鈴木亮平さん、ラッパー・YOUNG DAISさんをはじめ、竹内力さん、窪塚洋介さん、中川翔子さん、叶美香さん、大東俊介さん、染谷将太さん、佐藤隆太さん、市川由衣さんなどの豪華キャストがずらりと出演する中、衝撃的なアクション演技を披露して注目を集めました。

この頃は、まだ演技のレッスンをほとんど受けたことがない状態だったという清野菜名さんでしたが、机の上での回転技や相棒・ヨン少年(坂口茉琴さん)とのコンビ技など、しなやかな手足が舞うアクロバティックな技のキレに思わず見とれてしまうほど。また、バトル中は大胆なパンチラもまったく気にせず、ブッバのドラ息子ンコイ(窪塚さん)にベッドで襲われる場面では、ほとんどヌード状態。まさに体当たりでスンミ役を演じきっています。

後に、清野菜名さんは「撮影中は、のしかかるプレッシャーに、毎日吐きそうなくらいでした。」と撮影時の苦労を語っていました。『TOKYO TRIBE』ではバストトップもあらわになるシーンもありましたが、監督に「脱げるか」と聞かれ、やりますと即答したのだそうです。

清楚で癒やし系、華奢なイメージの清野菜名さんですが、この頃から負けず嫌いな性格だったんですね。

少女は異世界で戦った

『少女は異世界で戦った』は、『デスノート』シリーズのほか、『プライド』『ばかもの』など多彩なジャンルの作品を手がける金子修介監督が、4人の少女が剣を武器に謎の侵略者と戦う姿を描いたSFガールズアクション。

核も銃も存在しないパラレルワールドの近未来の日本を舞台に、4人の少女たちが剣と生身で死闘を繰り広げるアクション映画で、清野菜名さんがお気に入りのアクションシーンは、エレベータの辺りで戦うシーンだそうです。逆手で刀を操りそのままバク転もするなど、狭いエレベータの中で色々な技で戦っています。

ちなみに、戦士のミニスカ衣装も金子によるデザインなのだそうです。ミニスカートで胸元が開いているという露出過多なデザインに、衣装をデザインした金子監督に対して「衣装合わせのときはハイキックしたかった」と舞台挨拶のときに語っていました。

映画「少女は異世界で戦ったーDANGER DOLLSー」公式サイト (shojo-isekai.com)

東京無国籍少女

『TOKYO TRIBE』でアクション女優として一躍注目を浴びる存在となった清野菜名さんが次に出演したのは、押井守監督の作品で初主演となった映画『東京無国籍少女』でした。

清野菜名さんが演じた主人公「藍」は、女子美術高等専門学校に通う天才ともてはやされた特待生だったが、その才能を利用しようとする大人や、嫉妬を募らせる同級生に囲まれた逃げ場のない学園生活のため心身に傷を抱えている、という役どころ。

かつては天才芸術家ともてはやされていたのですが、ある事故をきっかけに心に傷を負ってしまいます。これをきっかけに教師や同級生から執拗なイジメと嫌がらせを受けるようになります。

そしてラスト15分で衝撃の展開があるのですが、ここでの清野菜名さんのアクションがすごいんです。

クライマックスのロシア兵とのバトルシーンはまさに清野菜名さんの独擅場。ガンアクション、コマンドサンボを思わせる近接格闘術、ナイフを使った殺陣といった凄まじいアクション。血だらけのセーラー服姿で、武器を片手にアクションを披露する清野菜名さんの殺気に心が震えます。

実は銃を持っての殺陣には苦労したそうですが、家に銃を持ち帰り、意識しないようにテレビを見ながらマガジンチェンジを交換する練習や、銃の重みを感じて自分の足で家に帰るなど自主練と気合で乗り切ったそうです。

こちらの作品では、第4回(2016年) ベストアクション女優賞を受賞しています。

今日から俺は!!

『今日から俺は!!』で、清野菜名さんは、ヒロイン・赤坂理子を演じています。

登場人物はヤンキーばかりのドラマですが、清野菜名さん演じる赤坂理子はヤンキーではなく優等生という役どころですが、武道家の娘で合気道の使い手で、めちゃくちゃ強いんです。

三橋(賀来賢人さん)と伊藤(伊藤健太郎さん)がピンチに陥ったときには、理子ちゃんが必ず現れ、不良軍団を圧倒的な強さでやっつけてしまうのです。聖子ちゃんカットの可憐な容姿と迫力のアクションシーンも話題になりましたね。

『今日から俺は!!』では、第7回(2019年) アクション女優賞 最優秀賞を受賞しています。

シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う

『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う』では、清野菜名さんは世にはびこる”グレーゾーン”にシロクロをつける謎の存在・ミスパンダを演じています。

白髪のウイッグと濃いめのパンダメイク、さらにはへそ出しスタイルでキュッと引き締まったウエストを披露した清野菜名さん。奇抜なコスチュームも着こなすナイスバディと、横浜流星さんとともにスタントなしで毎週繰り広げるスピーディかつ華麗なアクションシーンが大きな話題を集めました。

【公式】シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。|読売テレビ・日本テレビ系 (ytv.co.jp)

ヌイグルマーZ(スタントとして出演)

2014年に映画が公開された大槻ケンヂさん原作の『ヌイグルマーZ』

清野菜名さんは、武田梨奈さんが演じる役のスタントを担当しています。

『ヌイグルマーZ』では、武田梨奈さんがスーパーヒーローのヌイグルマーと超能力者キルビリーの二役を演じているのですが、両者の対決シーンでキルビリーに扮したのが清野さんです。アクション吹き替えの役なので清野菜名さんだとはわからないようになっているのですが、よく見ると清野さんの顔が映っているのがわかるシーンもあるようです。

「ヌイグルマーZ」公式サイト (ngz-movie.com)

他にも、ドラマ『敵な選TAXI』『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』、映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』』などでも華麗なアクションシーンを披露しています。

ちなみに、『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』での共演を機に交際していた生田斗真さんとは、5年の交際期間を経て2020年6月1日に婚姻届を提出し結婚しています。

清野菜名の格闘技経験や、アクションを習った養成所は?

清野菜名さんの華麗なアクションシーンを見ると、本格的に格闘技経験があるのかな?と思ったのですが、競技として格闘技をしていたわけではいようです。格闘技経験と言えるものでは、高1で上京後、ストレス発散のためボクシングなどは習っていたそうです。

格闘技ではありませんが、高校3年間はアクション部に所属。そして、『バイオハザード』のミラ・ジョヴォヴィッチに憧れてアクション女優を目指した清野さんは、高校2年生のときに1年間、アクション養成所にてアクション監督・坂口拓さんのもと、ボクシングや立ち回り、アクロバットなどの本格的なアクション訓練を受けています。

華麗なアクションは、格闘技経験からではなく本格的なアクション訓練の賜物だったのですね。

格闘技経験はなくてもこの通り!

高速ミット打ちもカッコいい清野菜名さん

得意技の連続バク転!

ちなみに、バク転は中学の時に習得したのだそう。すごい!

アクエリアスのCMもすごかったですよね!こんなに爽やかな笑顔のボクシングやバク転、清野菜名さんじゃなければできないのでは?!

アクションのトレーニングはブランクをはさみながらも続け、さまざまな技をマスターしているようです。作品や共演者にも刺激されながら、日々の努力を惜しまない清野さん。

清野菜名さんがアクション女優を目指すきっかけとなった、「バイオハザード」で主演を務めたミラ・ジョヴォビッチさんのように、女性らしさと、女性ならではのカッコよさを併せ持つ女優として、今後もさらなる活躍が期待できそうです。

新ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』のほかにも、松坂桃李さんとともにW主演の『耳をすませば』実写映画版、映画製作プロジェクト『DIVOC-12』で主演を努めた『死霊軍団 怒りのDIY』が公開予定の清野菜名さん。どちらの作品もアクションシーンはなさそうですが、また激しいアクションシーンのある作品も見たいですね!

happy-kirei