新幹線自由席に座れない!座れるためのコツや座れなかったときの対処法

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新幹線は快適でスピーディーな移動手段で便利ですよね。中でも、自由席は割安で予約の必要がないため利用者も多くいます。しかし、時には自由席が混雑しているため座れないことも・・・。この記事では、新幹線自由席で座れない原因や対策について紹介します。

新幹線自由席に座れる狙い目は?座りやすくするコツなど

新幹線の自由席に座れる確率は、以下のような要因によって変わります。

  • 列車の種類(のぞみ、ひかり、こだまなど)
  • 路線(東海道、山陽、東北など)
  • 時間帯(朝夕のラッシュや昼間など)
  • 曜日(平日や土日祝など)
  • 乗車駅(始発駅や途中駅など)
  • 自由席車両の番号(座席数が多い車両や少ない車両など)

新幹線の自由席に座れる狙い目は以下のような時間帯です。

  • 平日の朝の早い時間帯
  • 平日の昼間(11時~14時頃)
  • 平日の深夜(23時以降)
  • 土曜日の早朝
  • 深夜
  • 日曜日の昼間(14時以降)

繁忙期や特定のイベントが開催されている場合は、これらの時間帯でも座席が埋まっている可能性があるため注意が必要です。

座りやすくするコツとしては、以下のような点が挙げられます。

  • のぞみ号よりもひかり号やこだま号を選ぶ
  • 途中駅発着の列車を狙う
  • 改札口から離れたドアから乗る
  • 2ケタ号車の自由席を狙う
  • 荷物をできるだけコンパクトにまとめる
  • 人気のある席であっても、すでに座っている人が一度席を離れた場合は、そこに座ることが可能となるためチャンスを狙う
  • 立って席があくのを待つときは車両中央部で
  • 列に並んで待ち次の新幹線の到着を待つことで座ることができる可能性が高まる

ただし、これらの方法でも確実に座れるという保証はありません。特に年末年始やゴールデンウィーク、お盆などの大型連休は非常に混雑するため、自由席に座ることは非常に難しいです。その場合は指定席券を検討するか、早めにホームに行って並んで待つ必要があります。

新幹線の自由席に座れない場合はデッキに立つ?立ち位置や楽な立ち方も紹介

新幹線は、特に混雑する時間帯には自由席に座れないことがあります。さらに通路にも人があふれることがあり、この場合デッキに立つことも選択肢となります。

新幹線の自由席に座れずにデッキや通路に立つ場合は、自由席車両や指定席車両は問題ありませんが、グリーン車の車両やデッキは立ち入り禁止です。空いているからと言って勝手に利用してはいけません。

デッキとは、新幹線車両の一番後ろにある車両部分で外が見える窓があります。 デッキに立つ場合に楽に立つコツと注意点は以下のとおりです。

  • 壁際をキープして体を預ける
  • 肩甲骨を内側に寄せて猫背を改善する
  • 足指をグーパーと曲げ伸ばしてむくみ防止する

以上が、デッキでの楽な立ち方です。また、立ち位置については、デッキの前方に近い方が揺れが少なく立ちやすいとされています。 新幹線の自由席に座れない場合はデッキに立つことで目的地に向かうことができます。ただし、揺れが強いことや窓から風が強く吹くこともあるため、しっかりと身体のバランスを取って立つようにしましょう。

新幹線の自由席に座れる確率は?

新幹線の自由席に座れる確率は様々な要因によって異なります。下記にそれらの要因について説明します。

1.日にち・時間帯による影響

新幹線によっては、平日のラッシュ時や週末の混雑時間帯には自由席が満席になることが多くあります。特に、長距離の移動や行楽シーズンの時期には座れる確率が低くなります。

2.乗車駅による影響

一部の駅や始発駅などは、自由席の空きが少なく座席を確保するのが困難な場合があります。逆に、中間駅や終着駅といった多くの人が降りる駅から乗車すると座席を確保しやすくなる傾向があります。

3.列車の種類による影響

新幹線には、種類の異なる列車が走っており、席数や座席の仕様が異なるため、座席確保の難易度も異なります。例えば、座席幅が広く快適な「グランクラス」や、一部車両にカフェスペースがある「N700系」には自由席が少ない場合が多いです。

一方、普通車としての運行が多い「700系」や「E7系」には、広い自由席が用意されているため、座席の確保が比較的容易になる傾向があります。

以上のように、自由席に座れる確率は様々な要因によって変動します。しかし、座席にこだわらず旅を楽しむことができるのも新幹線の魅力です。乗車前には、乗車日時や列車の種類、乗車駅などを調べ、余裕を持って出発することが快適な移動につながります。

新幹線の自由席はどこにあるのか確認しておこう!のぞみ・ひかり・こだまの自由席車両の位置

新幹線で移動する際に便利なのが自由席です。自由席は座席の指定がないため、空席があれば好きな場所に座ることができます。

ただ、新幹線にはのぞみ、ひかり、こだまという種類があり、それぞれの自由席の車両の位置が異なります。ここでは、それぞれの自由席の車両の位置について詳しくご紹介します。

のぞみの自由席

新幹線のぞみの自由席は、16両編成のうち、博多寄りの1号車から3号車までです。自由席の座席数は以下の通り。

1号車:65席
2号車:100席
3号車:85席
自由席には通路を挟んで片側に2席、逆側には3席用意されています。

3号車にはトイレがあり、2020年から運行されている新型N700Sでは、指定席・自由席共に全車両の肘掛けにコンセントが設置されています。

ひかりの自由席

新幹線ひかりの自由席は、16両編成の場合は、博多寄りの1号車から5号車までです。8両編成の場合は、博多寄りの1号車から3号車までです。自由席は、通路を挟んで片側に2席、逆側には3席用意されています。

車両は基本的に1号車から16号車までありますが、そのうち自由席が設置されているのは3号車から14号車の一部分となります。設定された車両には自由席マークが付いているため確認しやすくなっています。

こだまの自由席

新幹線こだまは、東海道・山陽新幹線の各駅に停まる列車でで、自由席は16両編成の場合は東京寄りの1号車から7号車までと、博多寄りの13号車から15号車までです。ただし、一部の列車では13号車から15号車が指定席になる場合があります。

また、朝夜の一部の列車や遅延時の臨時列車では、グリーン車を除いて全車自由席になる場合があります。8両編成の場合は、東京寄りの1号車から3号車までと、博多寄りの7号車と8号車です。

こちらもひかり同様、設定された車両には自由席マークが付いています。

以上が新幹線「のぞみ」「ひかり」「こだま」の自由席車両の位置についての説明です。移動の前に確認しておけば、スムーズな移動ができるでしょう。さらに、自由席が混雑している場合は、指定席やグリーン車の利用も検討してみると良いでしょう。

新幹線の自由席はいつ乗ってもいいの?

新幹線の自由席は基本的に予約不要で当日でも乗車可能です。ただし、混雑している場合は自由席でもすぐに埋まってしまうことがありますので、早めに乗車することがおすすめです。 また、新幹線によっては自由席のみの列車や一部車両が自由席になっている場合がありますので、事前に確認しておくことが大切です。

なお、自由席での乗車の場合、一部の指定席車両やグリーン車両には乗車できませんので注意してください。また、自由席の場合は席の指定ができないため、空いている席があるかどうか確認しながら乗車することになります。

一部の特急列車や深夜帯の列車などは自由席では乗車できない場合がありますので、事前に確認することが必要です。また、GWや夏休みなどピーク時には自由席が埋まってしまうことが予想されますので、早めに予約することがおすすめです。

新幹線の自由席はどれに乗ってもいい?座る場所は?

新幹線の自由席は事前に予約せずに乗車できる座席で、指定席よりも料金が安くなります。また、自由席の車両ならどの車両に乗っても利用することができます。

新幹線の自由席に乗るには、以下の手順が必要です。

  1. 「乗車券」と「自由席特急券」を購入する。購入場所は、駅のみどりの窓口や券売機、JR公式予約サイト、旅行代理店などがあります。
  2. 新幹線専用の改札に着いたら、「乗車券」と「自由席特急券」を同時に改札に通す。ICカードやモバイルSuicaを使う場合は、読み取り部分にタッチする。
  3. 電光掲示板で乗車する新幹線のホーム番号と、自由席が何号車かを確認する。自由席は必ず1号車寄りに複数連結されています。
  4. 自由席車両の乗り口から乗車する。座れる確率を上げるためには、始発駅から乗る、早めにホームの列に並ぶ、座席数の多い車両や先頭車両や化粧室がある車両を避けるなどのコツがあります。

以上が新幹線の自由席についての概要となります。乗車前にしっかりと確認しておくようおすすめします。

どうしても座りたいときは指定席やグリーン席も選択肢に!

新幹線の自由席に座れなかった時の対処法は、以下の2つがあります。

  • デッキや通路に立って席が空くのを待つ
  • 指定席への差額料金を払って指定席に移動する。

疲れているときや移動距離が長い場合、お子さんや年配の方が一緒のケースでは指定席やグリーン車への移動もおすすめです。

指定席への差額料金を払って移動する場合は、車掌さんや乗務員さんに確認してください。ただし、状況によってはトラブルが起きやすいので車掌さんによっては断られるケースもあるようです。また、旅行会社や金券ショップなど、JR以外で新幹線の切符を購入で購入した場合など、変更できないものもありますので窓口で確認しましょう。

新幹線の自由席から指定席やグリーン車に移動するには、以下の手順が必要です。

  • 乗車前の場合は、「乗車券」と「自由席特急券」を「乗車券」と「指定席特急券」または「グリーン車特急券」に変更する。変更場所は、駅のみどりの窓口や指定席券売機、JR公式予約サイトなどがあります。変更手数料は無料ですが、差額分を支払う必要があります。
  • 乗車後の場合は、車内を巡回している車掌に移動したいことを申し出る。空席があれば、差額分を支払って移動できます。移動できるのは乗車中の列車に限られます。

指定席とは、予約が必要であると同時に座席番号が指定されている席のことです。自分がどの席に座ることができるのか分かっているため、スムーズな移動や作業ができるという利点があります。また、安心感や快適さが求められるビジネスマンや家族連れには向いているオプションです。

グリーン席は、一般車両より広い座席間隔や座席回転機能、大型の荷物を収納できるラック、車内販売などのサービスが充実した席のことです。利用すると、ビジネスや旅行などで疲れきった身体がよりリラックスできます。

自由席に比べると指定席やグリーン席は料金が高くなります。しかし、便利性や快適感が求められる人には、コストパフォーマンスが高いといえますね。 最近は、指定席やグリーン席の予約がオンラインで行えるようになっています。スマートフォンアプリやウェブサイトやSuicaを利用すると、手軽に席を確保できるため、特に忙しい人には重宝されています。

鉄道会社のウェブサイトや乗車前に案内画面などで確認することで利用しやすくなるので、是非活用してみてください。

新幹線の指定席・グリーン車の金額や予約方法

新幹線の指定席やグリーン車の利用には、別途料金が必要となります。ここでは、それぞれの料金や予約方法について詳しく説明します。

指定席の料金

新幹線の指定席の料金は、出発日や時間、移動区間によって異なります。また、普通車とグリーン車とで料金も異なります。 例えば、東京から大阪までの新幹線の指定席の場合、最安値は普通車で12,410円、グリーン車で17,650円となっています。一方で、東京から新横浜までの指定席の場合は、普通車で2,250円、グリーン車で3,190円の料金がかかります。

指定席の予約方法

指定席の予約方法は、以下の3つがあります。

  1.  インターネットでの予約 
    JR東日本、JR西日本、JR東海、JR北海道、JR九州のウェブサイトで予約ができ、クレジットカードでの支払いが可能です。
  2.  駅窓口での予約 
    新幹線の出発地・到着地の駅にある指定席券売機や窓口で購入できます。現金やクレジットカードでの支払いが可能です。
  3.  電話での予約 
    JR東日本、JR西日本、JR東海、JR北海道、JR九州の電話予約センターで予約が可能です。クレジットカードでの支払いが可能です。

グリーン車の料金

グリーン車は、通常の車両よりも広く快適な内装や座席が設置されており、指定席の料金よりも高くなっています。

グリーン車の利用には、普通車よりも約1.5倍から2倍程度の料金が必要となります。 例えば、東京から大阪までの新幹線のグリーン車の場合、最安値は17,650円となっています。一方で、普通車の場合は12,410円からです。

グリーン車の予約方法

グリーン車の予約方法は、指定席と同様にインターネット、駅窓口、電話での予約が可能です。ただし、グリーン車の予約は、指定席の予約よりも早い期間から可能となる場合がありますので、詳細はJRのウェブサイトや駅窓口で確認してください。

以上が、新幹線の指定席とグリーン車の料金や予約方法についての説明です。新幹線を利用する際には、利用する移動区間や座席の種類によって異なる料金や予約方法を事前に確認し、スムーズな旅行を楽しんでください。

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