遊ぶが大好きな子供が虫に刺されたら…と心配で虫よけスプレーを使いたくなりますよね。しかし、成分によっては皮膚への刺激が強い虫よけスプレーもあるので注意が必要です。
虫よけスプレーは効果によって、ディート・イカリジン・オーガニックと3種類がありますが、おすすめは「イカリジン」か「オーガニック」の虫よけスプレーです。皮膚への刺激が弱い成分なので、使用量を守ることで虫よけ対策も万全です。
虫よけスプレーをうまく活用して、元気に子供が遊べるようにサポートしてあげましょう。
虫よけスプレーの効果を決める“ディート”と子供への使用
虫よけスプレーは効果によって、「ディート」「イカリジン」「オーガニック」と3種類あります。
ディートは虫よけ効果が高いのですが、
- 6カ月未満の乳児には使用できない
- 6カ月以上2歳未満は1日1回
- 2歳以上12歳未満は1日1回~3回
と制限があり、皮膚に炎症を起こしてしまうなどの副作用をもつ成分です。
ディートは大人だけが使用する場合には、上記成分の中では最も効果が高いとされています。なので、ディートが必ずしも悪いというわけではないのですが、子供への使用は心配です。子供がいたずらで虫よけスプレーで遊んでしまうリスクを考えるとディートは避けた方がよいです。
そこで登場するのが、イカリジンです。
イカリジンには使用年齢も回数も制限がないので、安心して使えます。ディートに近い成分で、大人も子供も安心して使えますので家庭に1本常備したいですね。
おすすめの虫よけスプレーをご紹介します。
お肌の虫よけ プレシャワーDFミスト
イカリジン配合の虫よけスプレーです。使用回数の制限がなく、服の上からでも使用することができるので重宝しそうですね。
オーガニックは天然成分のため体には影響ありませんが、価格の高いものが多いです。敏感肌のお子さんの場合には、健康への投資としてオーガニックタイプもおすすめです。ただし、ディート・イカリジンよりは効果が弱いこともあるので覚えておきましょう。
虫除け スプレー オーガニック
オーガニックタイプの虫よけスプレーです。
スプレーの香りによって虫よけをするので独特の香りがします。部屋や車の消臭にも使えて虫よけスプレーを余らせがちな家庭には一石二鳥です。
イカリジンかオーガニックタイプのものを選んで、家庭の虫よけの心配を解消しましょう。
体に悪い?虫よけスプレーを子供に使う時の注意
デリケートな肌の子供に虫よけスプレーを使うときにどんなことに気をつけたらよいでしょうか。
先ほどお伝えしたようにディートは使用しないようにすれば体への影響は心配しなくても大丈夫です。ただ、子供は大人よりも体温が高く汗をかきやすく虫から狙われやすいので注意が必要です。
ここでは子供に虫よけスプレーを使用するときに効果のある使い方をみていきましょう。
スプレーは手で塗り広げる
スプレーは吹きかけるだけでは一部分にしか浸透しないので効果が弱まります。吹きかけたあとに手で広げることによって効果が高まります。
「耳の後ろ」「首の横」「ひざ裏」の3点は虫に狙われやすいので塗り残しのないようにしましょう。
日焼け止めの後に使う
暑い日には日焼け止めと一緒に使うことになりますよね。そんな時には「虫よけスプレーは最後に塗る」と覚えておきましょう。
虫よけスプレーは一番外側に塗らないと効果を発揮できないからです。せっかくの虫よけ効果が薄れないように順番を忘れないでくださいね。
汗をかく時期には2~3時間おきに塗りなおす
子供は汗をかきやすいので、せっかくの虫よけスプレーの成分が汗と一緒に流れてしまいます。また汗のにおいにつられて虫が寄ってきますのでこまめに汗をふいてあげてください。
そのときに再度虫よけスプレーを塗りなおすと効果が高まります。あせもと虫さされとの2つ予防できるのでマメにケアしてあげましょう。
まとめ
今回は子供の虫よけスプレーについてご紹介しました。虫よけスプレーを買う時にはぜひディートが入っていないものを選んでくださいね。
スプレーの効果的な使い方とあわせて覚えておけばお出かけ時の不安は解消されることでしょう。虫さされの心配なくお出かけを楽しんで子供にたくさんの思い出を作ってあげてくださいね。