毎日の子育ての中で、最近ちょっとした良い事をすぐ思い出せますか?
すぐに思い出せないママがいたら、それって身体が疲れているサインかもしれません。
ストレス解消に何かスポーツをしていたり、気分転換になる趣味を持っているママも多いと思います。しかし、本当に疲れをとるには「睡眠」が一番大切だという事をご存知でしょうか。
毎日大変な育児に少しでも余裕を持たせたり、楽しく感じる為に、何故睡眠が一番大切なのか、どうやって睡眠時間を確保したらいいのか体験談を交えご紹介していきます。
子育てのちょっとした事への大きなイライラ、解消法は睡眠にあり?!
日本人の睡眠時間は、先進国の中で最低と言われています。
現代の睡眠時間は江戸時代の半分になっていて、50年前よりも1時間短くなっているそうです。この話を聞いて私は、自分が睡眠に対しての意識が低い事を自覚しました。
私は若い頃、遊びや仕事の為に睡眠時間をよく削って時間を作っていました。
それでも身体は元気だし、眠気もそれほど気になりませんでした。しかし子供を産んで育てている現在、こんなに睡眠不足が身体に影響するのかと驚いています。
寝不足の日々が続く原因として、私の場合はワンオペの育児環境にありました。
育児の隙間を見ながら家事を行うのですが、もちろん終わるわけがありません。
山のような洗濯物、お皿もシンクに溜まってるし、水回りは1日で汚れます。これらの溜まった家事を、子供の昼寝中や夜寝静まった後に全て1人で行うのです。この家事を終わらせる事が、自分の睡眠時間を削る一番の原因です。
きっと同じような環境のママ達も多いと思います。
こんな日々を送っており、どんどん疲れだけが溜まっていきました。そして自分自身に余裕がなくなり、ちょっとした事がキッカケで凄くイライラするようになり子供に対しても優しくなれない自分に気がつきました。
どこまで知ってる?!子育て中の疲れが取れない、本当の理由。
世間では、「ストレス解消の運動方法」や「気分転換の旅行」など沢山のリフレッシュ方法がよく聞かれますが、まず運動や旅行・その他趣味を行うには健康な身体が条件です。
上記のリフレッシュ方法は、睡眠によって脳と身体の休息を行い健康状態が整っている人が行って初めて、本当のリフレッシュになるのです。
睡眠をしっかり取るか取らないかで、人生の質が大きく変わると言っても過言ではありません。睡眠不足で疲れ切ってイライラしているママを毎日見ている子供にも、影響は大きいと思います。
年代にもよりますが、私達子育て世代は1日7時間睡眠で心身の病気が一番少ないそうです。
睡眠をしっかり取ることで、疲労を回復させ、ストレスの解消にも繋がります。
しかし分かっていても、忙しい子育てや家事に追われているとついつい自分の睡眠時間を削ってしまいますよね…。
先が見えない子育てと続く寝不足。つらい時に試してほしい2つの事。
私自身、毎日4時間~5時間の睡眠時間が続いていました。
自分でも精神的、身体の限界が近いなぁと感じつつ過ごしていたのですが、ある日眠気と疲れがピークに達したのか、急に涙が止まらなくなりました。
これはマズイと思い、どうやったら睡眠時間を確保出来るのかを模索しはじめました。
家事をするときは無音に
私が最初に試した事は、家事をする時には無音にしました。
TVはつけず、静かな部屋で行う家事はいつもより早く進みました。気分によっては音楽をかけたりしましたが、余計な音があるかないかで家事の進みが違うような気がします。
スマホの閲覧時間の見直し
次に試した事は、スマホの閲覧時間の見直しです。
料理レシピや天気予報、世間のニュース、SNS等を見ているとついつい色々なサイトに飛んでしまう事はありませんか?私は気付けば30分以上スマホを眺めていた…という事が多々ありました。
そこで、スマホを見る時間を決めて必要以上に見ないよう意識しました。
例えば、「お風呂上りに髪の毛を乾かしている間だけ。」とか、「歯磨きをしている間だけ」等です。そして余計なサイトに飛んでネットサーフィンをしない事。
あとSNSって本当に便利で、子育てに役立つアイテムや情報であふれていますよね。私はこのSNSに時間を使っていたので、これも開くのは1日2回までと決めました。ほんの小さな変化だけなのですが、随分時間が取れるようになった気がします。
これはあくまでも私に効果があった事例ですが、もし本気で睡眠時間を確保したい際には試してみる価値はあると思います。
まとめ
毎日自分の身を削って働いているママは多いですよね。
夜泣き対応や終わらない家事で睡眠不足になっている人、本当に辛いし大変です。
私自身も体験しましたが、睡眠不足は心を蝕み、正常な判断が出来なくなります。もちろんそこから子供に与える影響も大きいと感じます。
自分の身体を大切にすることが、子供へのいいモデルとなります。
自分の為にも子供の為にも、まずは睡眠時間を意識した生活を送ってみてはいかがでしょうか。