最近、自分の体臭が気になりだしたというあなた。
- もしかしてミドル脂臭?
- それとも加齢臭?
なんて不安に思っていませんか?ミドル脂臭って聞いたことがあるけれど、実はよく分かっていないとか、加齢臭との違いが分からないなんて人も多いみたいですよね。
そこで、今回はミドル脂臭についてご紹介します。ミドル脂臭ってどんな臭いなのか?対策はあるのか?などをお話ししますので、現在体臭が気になるあなたに是非読んでいただきたいと思います。
女性、男性、それぞれにオススメのシャンプーもご紹介しますので、最後までお読みいただけると幸いです。
ミドル脂臭ってどんな臭い?加齢臭との違いとは?
ミドル脂臭って言葉は聞いたことがあるけれど、加齢臭とは違うの?
と違いが分からない人は結構多いみたいです。そこで、ミドル脂臭と加齢臭の違いをまとめてみました。まずは、ミドル脂臭から。
ミドル脂臭の特徴
- 30代半ばから50代半ばでもっとも強くなるニオイ
- 主に後頭部や頭頂部、うなじを中心にニオイが発生
- 使い古した油のようなニオイ
- 枕が臭う原因にもなる
加齢臭の特徴
続いて、加齢臭は…
- 50代から強くなるニオイ
- 主に背中を中心にニオイが発生
- ろうそくのようなニオイ、古本のようなニオイ、青臭いチーズのようなニオイ
- 蓄積された食べ物などがニオイを強くする場合がある
ふたつの臭いを比較してみると、発生する年齢が違うことが分かります。50代は両方の臭いが発生するので、かなり臭いがきつくなる可能性はあります。
ふたつの大きな違いは、臭う場所にあります。
そして、臭いは使い古した油のようなニオイです。ちょっと「うっ!」ときそうな臭いですよね。原因としては、“ジアセチル”という物質が発生することです。ジアセチルとは、汗の中の乳酸が皮膚上に常に存在している細菌(ブドウ球菌など)に代謝や分解されることで発生する物質のことです。
このジアセチルと皮脂臭が混ざることでミドル脂臭は発生してしまいます。メカニズムは、次のようなイメージです。
→皮膚上に常に存在している細菌が皮脂を餌にして代謝分解し皮脂臭を排出させる(この時点ではニオイはなし)
→汗腺から汗が分泌される
→ブドウ球菌が汗の中の乳酸を餌にして代謝分解し、増殖する
→ジアセチルが不快なにおい成分を排出させる
→ジアセチルが発生し、中鎖脂肪酸と混ざりミドル脂臭となる
ミドル脂臭の原因は汗やブドウ球菌などの常在細菌ということですね。
ミドル脂臭対策はシャンプーの方法にある
では、どうすればミドル脂臭を抑えられるのでしょうか。残念ながら、ミドル脂臭をゼロにすることは難しいので、臭いが発生しているうなじや後頭部、頭頂部の皮脂や汚れをしっかり洗い流すことで臭いを抑えることができるのです。
ミドル脂臭対策用のシャンプーなども最近では販売されていますので、臭いが気になる場合にはシャンプーを変えてみるのも対策のひとつでしょう。もちろん、現在あなたが使っているシャンプーでも対策はできますので、まずはシャンプーの方法を変えてみてはいかがでしょうか。
それでも臭いが気になる場合には、ミドル脂臭対策用シャンプーを検討してみるのもいいと思います。それでは、正しいシャンプーの仕方をご紹介します。
- 洗髪前にブラシやクシで髪をとかし、スプレーやジェルなどの整髪剤や髪の汚れを浮き上がらせる
- シャンプーをつける前に、①で浮き上がったものをシャワーでしっかりと洗い流す(頭皮や髪を全体丁寧に洗い流す)
- 頭全体をシャンプーで丁寧に洗う
- 洗い流す時も丁寧に。泡がなくなるまでしっかりと洗い流すことが大切
- 洗髪後は、髪だけでなく頭皮もしっかりと乾かす(濡れたまま放置すると細菌の代謝で臭いが発生しやすくなるので頭皮が生臭くなる。自然乾燥は避ける)
まずはあなたが現在使っているシャンプーで、洗い方を変えてみてください。それでも効果が感じられない時には、ミドル脂臭対策用のシャンプーをお試しください。おすすめは次の商品です。
女性におすすめのミドル脂臭対策用のシャンプー
- ラサーナ プレミオール
https://www.lasana.co.jp/pg/premior - マイナチュレ スカルプシャンプー
https://www.my-nature.jp/products - the MILLS薬用エイジングケアシャンプー
http://shop.dazzles.co.jp/
男性におすすめのミドル脂臭対策用のシャンプー
- ルシード 薬用スカルプデオシャンプー
https://www.lucido.jp/products/smellcare/m_shampoo/ - ウーマ シャンプープレミアム
https://cart.u-ma.co.jp/category/30 - ウル・オス 薬用スカルプシャンプー
https://www.otsuka.co.jp/ulos/products01.html
ミドル脂臭対策にはバラの香り!ニオイの分子の形がポイント!
ニオイの元って、洗いたては気にならなくても気付いたらまた臭っているなんてこともありますよね。そんな時にオススメの対策もご紹介したいと思います。
ミドル脂臭対策には、バラの香りが有効とされているんです。
その理由は、
ミドル脂臭の分子とバラの香りの分子は形が似ているので人間の「臭いを識別するメカニズム」の中で混乱し、「イヤなニオイ」と判断する量が減らせる効果がある
ということなんです。
いってみれば臭いを錯覚するんです。不快なニオイとバラの香りを錯覚するって、にわかに信じがたいかもしれませんが、分子構造が似ているもの同士は、ニオイがケンカしにくいので自然な中和ができるということです。
では、バラの香りなら何でもいいのでしょうか?
もちろん、香水でもコロンでも問題はありません。ただし、香水の場合は、香料が強いので1ヶ所に少量つけるようにし、コロンなら数ヶ所につけても香料が弱いので大丈夫です。
つける場所は、体温の高いところが有効的です。例えば、首筋、耳の後ろ、手首、腕の内側などです。
目安としては、人に会う30分ほど前につけると、ちょうどいい感じの香りで会うことができるでしょう。つけた直後は香りが馴染んでいないため、強めに感じてしまうこともありますのであくまでもさりげなく対策することを心掛けましょう。
ミドル脂臭や加齢臭対策は日頃のケアでニオイを軽減
先ほども書きましたが、ミドル脂臭はゼロにはなりません。ですが、日頃のケアでニオイは軽減させられるのです。洗髪方法を見直してみたり、シャンプーを変えてみたり、洗髪後はしっかり乾かすなどをしっかりするだけで軽減させられることを覚えておいてください。
もちろん、加齢臭の場合も同じですが、こちらは日頃の食生活の見直しも必要でしょう。例えば加齢臭になってしまう原因とされる食材は、肉類やマヨネーズ、バターなどですので、それらを大量に摂取しないようにするなど、日頃から心掛けてみましょう。
どちらのニオイも、年齢を重ねていけば誰しも経験をするものです。しかし、ケア次第では人を不快にしてしまうことも少なくなるでしょう。
「年齢が原因ならばしょうがないから諦める」
なんていわずに、年齢を重ねたからこそ、もっとおしゃれを楽しんでほしいと思います。おしゃれを楽しむ上で、不快なニオイは、邪魔です。あなたがもっと輝けるために、今できるケアをしっかりやって、年齢なんて忘れられるくらい快適な生活を目指してみませんか?
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