冬は天気が悪くて外で遊べなかったり、移動やお呼ばれなどでは、いつものように遊べないことも多いですね。でも、子供にそんな大人の都合を押し付けるのも、ためらわれます。
そんな時にお勧めなのが「手遊び」です。狭い空間でも出来ますし、飛び跳ねることもないのでお呼ばれ先でも安心です。
では、お正月らしい手遊びと一緒にご紹介しましょう!
お正月におすすめ!簡単にできる手遊びアイデア
自宅やママ友の家ならば立って、狭かったりおばあちゃんの家などでは座ってやるなど工夫をして下さいね。
ひっつきもっつき
2人ペアで行います。
ひっつきもっつき
♪ひっつきもっつき
ひっつきもっつき
あらあら くっついた 「○○○」♪
○○○のところに体の部分どこでもいいので、好きなところを入れます。
「お手て」ならば、お互いの手のひらを合わせます。
「おでこ」ならば、お互いのおでこをくっつけます。
「おしり」ならば、後ろ向きになってお互いのおしりをくっつけます。
最後は「おなか」にして、ぎゅーするのがお勧めです。
おもちつき
ハンカチやタオルを用意して、おもちに見立てて手のひらでおもちをつくマネをします。
おもちつき
♪ぺったら ぺったら
もちつきゃ もちつきゃ
もちつけた
はい 神棚へ(ハンカチやタオルを頭の上に載せる)♪
「今年もお米がたくさん取れました。また来年もたくさん採れますように。」
(手を合わせる)
おじぎをして、頭の上のハンカチやタオルを落とし、手で受け止められたらOKです。
単純ですが、思いのほか子供は喜びます。
お正月のおもちつき
2人でペアになって行います。正式バージョンは高度なので、お子さんの年齢に
合わせてカンタンなバージョンに変えてもいいです。
お正月のおもちつき
♪お正月のもちつきは ぺったんこ ぺったんこ
ぺったんぺったんぺったんこ
おっこねて おっこねて おっこねおっこねおっこねて
とっついて とっついて とっついとっついとっついて
とーん とーん とんとんとん とんとん とんとん とんとんとん
地域や保育園によって、歌詞が違うこともあるようです。
お勧めの手遊び
ここからはお正月に限らず、いつでも楽しめる手遊びをご紹介しましょう。
おせんべ 焼けたかな
2人以上で輪になり手のひらを出し、おせんべいに見立てます。
おせんべ 焼けたかな
♪おせんべ 焼けたかな
「な」でひっくり返し、2回目の「な」で焼きあがり。
早く両方のおせんべいが焼けた人が勝ちです。
ずいずいずっころばし
2人以上が輪になって行います。
両手を丸めて井戸のような形にします。
ひとりが人差し指で、井戸に指を入れていきます。
最後の「だぁれ」で人差し指があたったら、手をどかします。
最後まで残っていた人が勝ちです。
ずいずいずっころばし
♪ずいずいずっころばし
ごまみそずい
ちゃつぼにおわれて
どっぴんしゃん
ぬけたら どんどこしょ
たわらのねずみが
米食って ちゅう
ちゅう ちゅう ちゅう
おっとさんがよんでも
おっかさんがよんでも
いきっこなしよ
いどのまわりで
おちゃわんかいたの だぁれ
~意味~
江戸時代は京都から宇治茶を徳川将軍家に献上するための、お茶を詰めた
茶壷行列が行われていて、大名行列と同様に庶民は土下座を強いられていました。
「茶壷が来たら、戸をぴしゃんと閉めて、お父さんが呼んでもお母さんが呼んでも
外へ出てはいけません。
茶壷が通り抜けてから遊びましょう。(どんどこしょは、ハヤシ言葉)
家の中でじっと静かにしていると、ねずみがお米をかじっている音まで
聞こえてくるようです。」
最後の「井戸のまわりでお茶わん欠いたの誰?」は諸説あるようです。
実際に、イベントのキッチンカーの順番待ちの時に娘とやっていたら、そばにいた外国の方にとてもウケました。
わらべ歌って海外の方にも好評なのか!と驚いたエピソードがあります。
まとめ
昔ながらのわらべ歌やNHK教育テレビで放送されていたものなど、やってみてください。少しくらい間違っていてもアレンジしても、子供が喜べばOKです。
パパやママも子供の頃を思い出して、新たな発見がありますよ。