「せっかく白髪染めをしたのに、すぐに色が落ちちゃった…」そんな経験、ありませんか?
家事に育児に仕事にと忙しい毎日。ようやく時間を作って白髪ケアをしたのに、あっという間に色が抜けてしまうと、ちょっと切なくなりますよね。
実は、その原因のひとつが“毎日のシャンプー”にあるかもしれません。
この記事では、白髪染めがシャンプーで色落ちしてしまう理由と、色を長持ちさせる正しいケア方法をわかりやすくご紹介します。
毎日の洗い方やアイテムを少し見直すだけで、白髪染めの持ちはグッと変わりますよ♪
忙しいママでもできる簡単なポイントばかりなので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
染めたばかりなのに色落ち…それって普通?まずは原因をチェック
白髪染めをしたばかりなのに、すぐに色が抜けてしまうと「え、もう落ちたの!?」と驚いてしまいますよね。 でも実は、ちょっとした原因が重なって、想像以上に早く色落ちが進んでしまうことも。
まずは「なぜ色が落ちるのか?」の根本的な理由から見ていきましょう。
白髪染めの仕組みと色落ちの関係
白髪染めは、髪の内部に染料を浸透させて発色させるしくみ。 特に「白髪用」のカラーは、明るさを出すよりも“染料の定着力”が重要になります。
ところが、髪のダメージや洗浄の仕方によって、この染料がすぐに流れ出てしまうことも…。 つまり、染めた直後の髪はとってもデリケートな状態なんです。
色落ちの原因① 洗浄力の強いシャンプー
白髪染め後の髪に洗浄力の強すぎるシャンプーを使うと、 せっかく定着した染料が根こそぎ落ちてしまうことがあります。
特に「すっきり系」や「◯◯除去」などの表記がある商品は要注意。 頭皮の汚れだけでなく、色素まで一緒に洗い流してしまうことも。

白髪染めを長持ちさせたいなら、やさしい洗浄力のシャンプーを選ぶのが鉄則です。
色落ちの原因② 熱いお湯・ゴシゴシ洗い・頻繁な洗髪
意外と見落としがちなのがお湯の温度と洗い方のクセ。
熱いお湯(42度以上)で洗うとキューティクルが開き、染料が外に逃げやすくなります。 さらに、ゴシゴシと力強く洗ったり、1日に何度もシャンプーしたりするのも色落ちの原因に。
優しく、38度前後のぬるめのお湯で洗うだけでも、かなり違いが出てきますよ。
色落ちの原因③ 髪のダメージ・キューティクルの乱れ
髪が傷んでいる状態だと、染料がしっかり留まる場所がありません。
ブリーチ経験がある、日常的にアイロンを使う、紫外線を浴びやすい環境… こうした要素が重なると、キューティクルが乱れて色素がどんどん流出してしまいます。
白髪染めをしたあとは、ダメージケアと保湿を意識することも、色持ちには欠かせません。
色落ちを防ぐには?今日からできる5つの見直しポイント
「どうせすぐ色落ちしちゃうし…」とあきらめる前に、ちょっとした工夫を取り入れてみませんか? 実は、日常のケアを少し見直すだけで、白髪染めの持ちはぐんと変わってきます。
今日からすぐに始められる5つのポイントをご紹介します♪
優しく洗う!白髪染め後の正しいシャンプー手順
まずは洗い方の見直しからスタート。
シャンプー前には、ぬるま湯だけで1分以上しっかり「予洗い」することで汚れの大半は落とせます。 その後、手のひらで泡立てたシャンプーを使い、指の腹で優しくマッサージするように洗いましょう。
爪を立てたり、直接原液を髪につけたりするのはNG。泡で包み込むイメージで洗うのがコツです。
すすぎ湯の温度は何度がベスト?
意外と重要なのが「お湯の温度」。
38℃前後のぬるま湯が、頭皮の汚れを落としつつキューティクルの開きを防ぐベスト温度です。 熱すぎると色素が流れやすくなり、冷たすぎても汚れが残る原因に。
「お風呂の設定温度をいつもより少し下げてみる」だけでも、色持ちは改善しますよ。
色が落ちにくい髪の乾かし方|摩擦と熱を減らす工夫
お風呂上がりの髪はとてもデリケート。摩擦と高温は色落ちの大敵です。
まず、タオルドライは「ポンポンと水分を取るように」やさしく。 ドライヤーはできるだけ低温モードで、根元から毛先に向けて風を当てるのが◎。
また、洗い流さないトリートメントをつけてから乾かすと、摩擦と熱から髪を守ってくれます。
外出時の注意点|紫外線・帽子・レジャー時の工夫
白髪染めの大敵は、実は紫外線!
UVによって髪表面の色素が分解され、染めたての色味がどんどん褪せてしまいます。 日差しの強い日は、帽子や日傘でしっかりガードを。
レジャーやプール、海に出かける日は、髪用の日焼け止めスプレーや保護オイルもおすすめです。
カラー後1週間の集中ケア|トリートメントと頻度
白髪染め直後の1週間は、とくに丁寧なケアが必要です。
毎日のシャンプー後に、カラー用のトリートメントや集中パックを取り入れて、 髪の内部に水分と栄養をしっかり補給しましょう。
週に1〜2回、スペシャルケアを加えることで、色の定着力もぐんとアップしますよ♪
色落ちしにくいシャンプーって?選び方とおすすめ品
「やさしく洗うのが大事なのはわかったけど、具体的にどんなシャンプーを使えばいいの?」 そんな疑問を持った方のために、白髪染めの色を長持ちさせるシャンプー選びのコツを解説します。
市販でも手に入るアイテムでOKなので、今日のバスタイムからぜひ見直してみてくださいね。
避けたい成分・選びたい成分|カラーにやさしい洗浄成分とは
まず注目したいのは「洗浄成分」。
ラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸Naなどの高洗浄力の成分は、色素を流しやすいため避けた方が無難です。
一方で、アミノ酸系やベタイン系と表記された成分は、頭皮にも髪にもやさしく、色落ち防止に効果的。
パッケージ裏の成分表示に「ココイルグルタミン酸Na」「ラウロイルメチルアラニンNa」などがあるかチェックしてみましょう。
カラーヘア専用とアミノ酸系の違いとは?
「カラーヘア用」と記載のある商品は、色素の流出を抑える処方になっていることが多く、安心して使えます。
ただし、「カラーヘア用=すべて髪にやさしい」というわけではないので、洗浄力の強さにも要注意。
迷ったら、“アミノ酸系シャンプー”でカラーヘア対応と明記されたものがベストバランスです。
目的別に選べる!白髪染め後に使いたいおすすめ3タイプ
白髪染めを長持ちさせたい方におすすめのシャンプーを、目的別に3タイプでご紹介します。
いずれもドラッグストアや通販で手に入りやすく、無理なく続けられるものばかり。 「自分に合ったタイプ」を基準に選ぶことで、白髪染め後のケアがぐっとラクになりますよ。
目的別に選べる!白髪染め後に使いたいおすすめ3タイプ
白髪染めを長持ちさせたい方におすすめのシャンプーを、目的別に3タイプでご紹介します。 いずれも実力派ブランドの人気アイテムで、通販やサロン経由で購入が可能です。
- ① 色持ち重視:
スティーブンノル カラーコントロール シャンプー W
カラー後の髪をやさしく洗いながら、色素の流出をしっかり抑える処方。 アミノ酸系洗浄成分で頭皮にもやさしく、色あせ・パサつきを同時にケアしたい方におすすめです。 - ② サロン品質でケア重視:
ミルボン クロナ シャンプー フォーカラードヘア
美容室ブランド「ミルボン」ならではの高品質処方。 カラー後のアルカリに傾いた髪を弱酸性に戻し、ツヤ感と色持ちをサポートします。 週2〜3回のスペシャルケアとして取り入れるのも◎。 - ③ エイジングケア+補修力重視:
ミルボン Aujua(オージュア)イミュライズ シャンプー
加齢やカラーで弱くなった髪を、芯から補修してくれる高機能シャンプー。 しっとりまとまりながらも、根元のふんわり感をキープできるのが嬉しいポイント。 ハリ・コシが欲しい方にもぴったりです。
いずれも白髪染め後の髪をいたわりながら、色持ち・手触り・ツヤを整えてくれるアイテムです。 自分の髪質や悩みに合ったタイプを選んで、いつものケアに取り入れてみてくださいね。
実はみんなも悩んでた!色落ち対策のリアル体験談
「私だけ?」「もっと上手なやり方があるのかな?」 白髪染めの色落ちについて悩むのは、あなただけではありません。
ここでは、実際に“色落ち”に困っていたママたちのリアルな体験談をご紹介します。 ちょっとした工夫で、見違えるように色持ちがよくなった…そんな声を集めてみました♪
「市販でもこんなに色持ちするなんて!」30代ママの発見
子育てとパートの合間に、いつも市販の白髪染めを使っているという30代のMさん。 「いつも3日くらいで色が抜けて…市販ってやっぱりダメなのかな?」と半ばあきらめていたそうです。
でも、あるときドラッグストアでカラーヘア専用のアミノ酸系シャンプーを見つけて試してみたところ、 「えっ、1週間経っても色がきれい!」と感動したそう。
「ちゃんと選べば市販品でも十分なんだって気づきました」と、今ではシャンプーにもこだわるようになったそうです。
「洗い方を変えるだけで1週間長持ち」40代ワーママの工夫
フルタイムで働く40代のYさんは、美容院で染めても1週間くらいで色が抜けてしまうのが悩み。
ネットで調べた結果、洗い方が原因かも?と思い、 「熱いお湯→38度」「ゴシゴシ洗い→泡で包むように」「ドライヤー→低温+タオルドライ丁寧に」に変えてみたそうです。
すると、「カラー後2週間はキレイなまま!」と驚くほどの効果を実感。
「高いトリートメントを使うより、まずは基本の見直しが大事ですね」と、笑顔で話してくれました。
まとめ|せっかく染めた白髪、長持ちさせるには日常ケアがカギ!
白髪染めの色落ちが早くてがっかり…そんなお悩みは、シャンプーや日々のケアの見直しでグッと改善できます。
ちょっとした工夫で、白髪染めの色持ちは大きく変わります。 「どうせすぐ落ちちゃうし…」とあきらめずに、自分に合ったケアをぜひ試してみてくださいね。
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執筆:綾香(happy-kirei.net 美容編集者)
中学生の娘を育てるママ編集者。白髪・ヘアケア・エイジングケアを中心に、 「忙しくてもキレイでいたい」を応援する記事を執筆中。 美容誌の編集経験を活かし、わかりやすく実践しやすい美容情報をお届けしています。
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