体調がすぐれないわが子を心配していたのに、少し元気が出ると「ひまだよ〜」と甘えてくる…。
子供の風邪の日、そんな微妙な時間のやり過ごし方に困ったこと、きっとありますよね。
体調を気づかいながら、かといってテレビや動画ばかりに頼るのも心配…。できれば無理なく、子供が楽しめる「おうち暇つぶし」を見つけたい──
そんなふうに感じているママ・パパに、子どもが風邪をひいた時の暇つぶし案を紹介します。
私も子育て中、何度も「風邪でお休み中、どう過ごす?」の壁にぶつかってきました。
看護師さんや小児科の先生に聞いたアドバイスも参考にしながら、試行錯誤して見つけたリアルなアイデアを、今日はたっぷりご紹介します✨
本記事では、
「知らなかった!」では済まされない、風邪中の過ごし方のコツも押さえて、
親子で安心して、ゆったりと療養できる時間を作りましょう🌿
さっそく、年齢や体調に合わせた「無理のない暇つぶし」アイデアを見ていきましょう!
風邪のときでも楽しく過ごすために大切なこと
子供が少し元気になってきたとはいえ、風邪のときはやっぱりいつも通りとはいきませんよね。
ここでは、療養中でも無理なく楽しく過ごすために、まず押さえておきたい基本の考え方を紹介します。
無理は禁物!体調優先で考える
まず一番に大切にしたいのは、子供の「体調最優先」の視点です。
少し元気そうに見えても、体の中ではまだウイルスと闘っている最中。
普段なら平気な遊びでも、疲れやすかったり、熱がぶり返したりすることもあります。
大人が「これなら大丈夫かな」と思う内容でも、途中でぐったりしてしまう場合はすぐに中断しましょう。
暇つぶしよりも、まずは体を回復させることが一番の目的だということを、いつも心に留めておきたいですね。
安静・気分転換のバランスを意識しよう
とはいえ、ずっと寝ているだけでは、子供も退屈してストレスがたまってしまいます。
無理に寝かせようとせず、軽く体を動かしたり、頭を使ったりする遊びで、うまく気分転換を図ることも大切です。
たとえば、寝たまま絵本を読むだけでも十分な刺激になりますし、簡単なカードゲームやお絵かきなら、体に負担をかけずに楽しめます。
「安静」と「気分転換」のバランスをとりながら、子供のペースに合わせて過ごすことが、結果的に早い回復にもつながりますよ😊
年齢別|子供の風邪中にできる暇つぶしアイデア
子供の年齢によって、できることや興味のある遊びは大きく変わりますよね。
ここでは、1歳〜小学生まで、それぞれの年齢に合わせた無理のない暇つぶしアイデアをまとめました!
1〜2歳|抱っこ・絵本・簡単なおもちゃ遊び
1〜2歳の子供は、まだ体力や集中力が十分ではないため、できるだけ静かに過ごせる遊びを中心に選びましょう。
- 抱っこしてお気に入りの絵本を読む
→安心感が得られ、自然とリラックスできます。 - 音の出ない簡単なおもちゃで遊ぶ
→積み木・ぬいぐるみなど、体に負担をかけないものがおすすめ。 - 指さし遊びや、名前あてゲーム
→軽い声かけだけで楽しめるので、無理がありません。
この時期は「遊びこむ」というより、スキンシップや声かけを通じて安心感を与えることが何より大切ですよ😊
3〜5歳|ごっこ遊び・塗り絵・簡単工作
3〜5歳になると、少しずつ想像力が育ってくる時期。
無理なくできる「手先を使った遊び」や「お話しながらできるごっこ遊び」がおすすめです。
- ぬいぐるみを使ったごっこ遊び
→お医者さんごっこやお店屋さんごっこなど。 - 塗り絵やシール貼り遊び
→座ったままできて、達成感も得られます。 - 簡単な工作(紙コップ・折り紙など)
→ハサミを使う場合は、安全に配慮して。
途中で疲れた様子が見えたら、すぐに休憩に切り替える柔軟さも忘れずに😊
小学生|カードゲーム・折り紙・読書・軽いクイズ遊び
小学生になると、少し頭を使ったり、じっくり取り組む遊びも楽しめるようになります。
ただし、まだ風邪の療養中なので、あまり長時間続けないことがポイントです。
- カードゲーム(神経衰弱・ババ抜きなど)
→家族みんなで軽く盛り上がれるので気分転換にぴったり。 - 折り紙で作品づくり
→手先を使いながらもリラックスできます。 - 好きな本の読書タイム
→座ったままで集中できるので、体力消耗も少なめ。 - なぞなぞ・簡単なクイズ遊び
→親子で一緒に楽しめる「おしゃべり系」の遊びもおすすめ。
「無理に静かにさせる」のではなく、体調に合わせたペースで、楽しくゆるっと過ごすことを心がけましょう🌿
症状別|体調に合わせたおすすめ暇つぶし
風邪といっても、子供の症状はさまざま。
ここでは、高熱・咳・回復期といった体調の段階に合わせた、無理のない暇つぶしアイデアをまとめました。
子供の体調サインを見ながら、無理のない遊び方を選んであげましょう。
高熱があるときの子供の暇つぶしアイデア
熱が高いときは、基本は「できるだけ安静に」が鉄則です。
無理に遊ばせようとせず、自然な形で気を紛らわせる程度の関わり方を意識しましょう。
- 抱っこしながら絵本の読み聞かせ
→優しい声で短いお話を読むだけでも、安心感につながります。 - 好きな音楽をかける
→目を閉じたまま聴けるので、体力を消耗しません。 - ママ・パパの手遊びや指遊び
→短時間でできる、ほんの軽い刺激が心地よいリフレッシュに。
そして、何よりも大切なのは「何もしない時間」を尊重すること。
熱が高いときは、ただ横になってぼんやり過ごすだけでも、子供にとっては大きな休息になります。
高熱が続く場合や、ぐったりしている場合は、すぐに遊びを中断し、体を休めることを最優先に考えましょう。
軽い咳・鼻水だけのときの子供向け遊びアイデア
咳や鼻水だけで、比較的元気な場合は、静かめ+頭を使う遊びで無理なく過ごしましょう。
- お絵かき・塗り絵タイム
→座ったままで楽しめて、集中できる時間が持てます。 - カードゲームやパズル遊び
→思考を使う遊びは、体を動かさずにエネルギーを発散できます。 - なぞなぞ・簡単なクイズごっこ
→おしゃべりをしながらの遊びなら、自然な気分転換に。
まだ完全に回復していない時期なので、疲れやすさに注意しながら、こまめに休憩を挟みましょうね😊
回復期|少し体を動かす遊びアイデアまとめ
熱も下がって、元気が戻ってきた回復期。
体力を取り戻すためにも、軽い運動やリズム感のある遊びを少しずつ取り入れるのがおすすめです。
- おうち体操(簡単なストレッチやヨガ風ポーズ)
→親子で一緒に楽しめば、自然と笑顔も増えます。 - お手伝いごっこ
→洗濯物をたたむ、簡単なお片づけなど「動きながらできる遊び」も◎。 - 風船バレー・柔らかいボール遊び
→床に座ったままのキャッチボールも、ほどよい運動になります。
ただし、回復期といっても、まだ本調子ではないことがほとんど。
楽しく遊んでいても、疲れすぎないように15〜20分程度を目安に、こまめに休憩を挟むのが理想です。
「楽しいけれど、無理はしない」このバランスを意識して、子供のペースに寄り添ってあげましょう🌿
自宅療養中の注意点ガイド|外遊び・感染症対策まとめ
風邪のとき、家の中でどう過ごすかだけでなく、
「外に出ていいの?」「家族にうつさないようにするには?」など、気になるポイントもありますよね。
ここでは、自宅療養中に気をつけたい基本のポイントをわかりやすくまとめました。
風邪中の外遊びはOK?NG?判断基準
基本的には、熱が下がり、咳や鼻水が軽くなってからであれば、短時間の外遊びはOKとされています。
ただし、体力が完全に戻っていない場合は、無理をせずおうちの中で過ごす方が安心です。
- 熱があるうちは外出NG
→外気温の変化で体に負担がかかるリスクがあります。 - 咳が強いときも控える
→周囲への感染リスクを考えて、おうち療養を続けましょう。 - 外に出るなら「短時間+体調確認しながら」
→軽くベランダで日光浴するだけでも、気分転換になります。
「元気そうだから大丈夫」と思っても、回復期は無理をしないことが大切です🌿
コロナ・インフル対策|家庭内隔離でもできる遊び
もし風邪症状の背景に、コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症が疑われる場合は、家庭内での接触も注意が必要です。
- できるだけ個室で療養
→遊びも「部屋の中でできるもの」に限定して。 - マスク・手洗いを徹底
→大人も子供も、感染予防を心がけましょう。 - お絵かき・塗り絵・音楽を聴くなど静かな遊び
→静かに過ごせるアイデアを中心に取り入れます。
「隔離」と聞くと大げさに感じますが、
無理なくできる範囲で、家族みんなで協力することが感染拡大防止につながります😊
家族感染を防ぐコツ(簡単まとめ)
自宅療養中、どうしても心配になるのが「家族への感染リスク」。
完璧を求めすぎず、でもできることはコツコツ続けるのがポイントです。
- こまめな手洗い・うがいを徹底
- タオルや食器は共有しない
- 室内の換気を意識する(1日数回でOK)
- 親も無理しすぎないこと
ママ・パパが疲れすぎてしまうと、かえって免疫力も下がってしまいます。
できる範囲で気をつける、そんなスタンスで乗り切りましょうね🌸
テレビ・動画ばかりに頼らない!子供と風邪中にできる楽しい過ごし方
体調が悪いとき、つい頼りたくなるテレビや動画…。
もちろん上手に活用するのはアリですが、ずっと画面を見続けるのは心配ですよね。
ここでは、テレビなしでも楽しめる過ごし方のアイデアをご紹介します!
なお、短時間であれば、テレビや動画も子供にとって大切なリラックスタイムになります。
「疲れたときのごほうび」や「休憩タイム」として、無理なく取り入れていきましょう😊
1人遊びを促すアイデア
療養中は、親も子供も「ひとりの時間」をうまく使えると、ぐっと気持ちが楽になります。
体に負担をかけず、1人でできる静かな遊びを提案してみましょう。
- お気に入りのおもちゃコーナーを作る
→遊びたいものを自分で選べると、子供も満足感アップ。 - 簡単なパズルや積み木
→集中して遊べるので、自然と時間が経ちます。 - シール遊びやぬり絵セットを渡す
→座ったままで、体力を使わずに取り組めます。
無理に「遊ばせよう」とせず、子供自身のペースにまかせるのがポイントですよ😊
親も休憩できる「ながら遊び」提案
ずっと付きっきりだと、看病する側の親も疲れてしまいますよね。
そんなときは、親が「ながら」でできる遊びを取り入れるのもおすすめです。
- 読み聞かせ音声やオーディオブックを一緒に聴く
→目を閉じてリラックスできるので、親子で癒しの時間に。 - 寝転びながらのしりとり・なぞなぞ
→動かずにできるので、体への負担ゼロ! - 「今日のごほうびシール」作戦
→一日ゆったり過ごせたら、小さなシールやスタンプをごほうびに。
「休みながら一緒に楽しむ」というスタンスで、親自身もリフレッシュしてくださいね🌿
まとめ|無理せず、親子で楽しく乗り切ろう
子供が風邪をひくと、つい「早く元気になってほしい!」と頑張りすぎてしまいますよね。
でも、体調が万全ではないときこそ、無理をせず、できるだけリラックスして過ごすことが大切です。
この記事では、年齢別・症状別に、自宅でできる無理のない暇つぶしアイデアをご紹介してきました。
テレビや動画に頼りすぎず、子供のペースを尊重しながら、少しでも笑顔の時間が増えるお手伝いができたら嬉しいです。
また、家族みんなが感染対策を意識することで、親子ともに安心して療養に集中できる環境づくりにもつながります🌿
風邪の回復には、焦らず、少しずつ。
今日できなかったことがあっても、大丈夫。
小さな工夫を重ねながら、親子でほっとできる時間を作っていきましょうね😊
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