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【夏のお弁当】ゆで卵・きゅうり・かぼちゃ・ポテトサラダ・キウイなどを入れる時のポイント

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食べ物
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暑い夏、海や川などのレジャーにお弁当を持っていく人も多いと思います。

でも、夏になると気になってくるのが食中毒ですよね。7月~8月は食中毒が最も多く、食べ物が傷みやすい時期です。

特に、お弁当は常温で保存することが多いため、食べ物の傷みが気になりますよね。そのため、夏のお弁当は食材選びや調理法に気を付けることがポイントになります。

ここでは、夏のお弁当で注意したい食材や調理法をお伝えしていきます。安心してお弁当を食べるためにも、しっかりチェックしてくださいね。

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夏の弁当、気になる食材別注意点(ゆで卵・きゅうり・かぼちゃ・ポテトサラダ・じゃがいも・マヨネーズ・チーズ・オムライス・キウイ)

食中毒菌は暖かくジメジメした場所が大好きです。そのため、夏になると暑さや食材から出る水分で食中毒菌が繁殖し、食中毒が増えます。つまり、食中毒菌を繁殖しにくくするためには、食べ物を温度が低い場所で保存し、食材の水分を抑えればいいという事です。

温度が低い場所に保存すると言っても、お弁当は冷蔵庫に入れることができないため難しいですよね。ですが、水分を抑えることは食材の選び方や調理法で解決することができます。

お弁当の定番と言われる食材やおかずも、夏の弁当では傷みやすいかもしれないので注意しなければいけません。では、早速夏の弁当で傷みやすい食材をお伝えしていきます。

ゆで卵

茹でるだけで簡単にできるゆで卵は、彩りもよくなるためお弁当に入れる人も多いと思います。

しかし、卵にはサルモネラ菌が付いていることがあるため、しっかり加熱しないと食中毒になってしまう場合があります。半熟のゆで卵は美味しいですが、食中毒を避けるためにもお弁当に入れるのは辞めてくださいね。

また、夏場の暑い時期は固ゆで卵でも、12時間持たないと言われています。ゆで卵は傷みやすい食材なので、夏のお弁当に入れるのは避けた方がいいですね。

きゅうり

夏野菜のきゅうりを彩りのために、お弁当に入れてしまう人もいるかもしれません。きゅうりに限らず、生野菜は水分が出るため菌が繁殖しやすくなります。

お弁当の定番のきゅうりちくわはもちろん、サンドイッチなどに生野菜を入れるのも夏のお弁当では辞めましょう。

かぼちゃ

かぼちゃは煮物にする人が多いかと思います。しかし、煮物って水分が多いですよね。

残念ながら、かぼちゃの煮物に限らず、肉じゃがや筑前煮などの煮物は夏のお弁当には適していません。

どうしてもお弁当に煮物を入れたい場合は、濃い味つけにし、ざるなどで水分をしっかり切っていれるようにするといいですよ。また、かぼちゃを夏のお弁当に入れたい場合は、煮物ではなく揚げたり焼いたりするといいですね。

ポテトサラダ

お弁当の定番であるポテトサラダも、夏のお弁当に入れるのは危険です。ポテトサラダにはじゃがいもを使いますが、じゃがいもは水分やデンプンが多いため傷みやすい食材です。

また、ポテトサラダに使うマヨネーズも、他の食材とあえることで水分が出て傷みやすいです。さらに、ポテトサラダにはきゅうりなどの生野菜を入れることが多いですよね。

生野菜も時間が経つと水分が出るため、菌が繁殖しやすくなります。このように、ポテトサラダにはじゃがいも、マヨネーズ、生野菜と菌が繁殖しやすい食材ばかり使うので、夏のお弁当に入れるのは辞めてくださいね。

じゃがいも

じゃがいもは水分が多くデンプンが多いため、菌が繁殖しやすい食材です。

ポテトサラダはもちろん、コロッケやフライドポテトなども常温で保存するお弁当に入れておくと、菌が繁殖してしまいます。また、じゃがいもに限らず、デンプンの多いイモ類や根菜類も菌が繁殖しやすいです。

夏のお弁当には、イモ類や根菜類は避けたほうがいいですね。

マヨネーズ

マヨネーズは卵、油、お酢、塩からできています。マヨネーズの原料の一つであるお酢には殺菌作用があるので、マヨネーズ自体は腐りにくいのです。

しかし、マヨネーズと他の食材を合わせることで、その食材から水分が出るため傷みやすくなります。つまり、ポテトサラダやマカロニサラダなど、マヨネーズであえるおかずは傷みやすいので夏のお弁当には適していません。

マヨネーズは小袋タイプのものや別容器に詰めて、食べる直前にかけるといいですよ。

チーズ

チーズが好きな子供のために、キャンディーチーズなどをお弁当に入れる人もいるかもしれませんね。また、キャラ弁にはチーズを使うことが多いです。

ですが、チーズなどの生で食べられる乳製品も傷みやすい食材です。お弁当にチーズを入れる場合は、しっかり加熱していれてくださいね。

オムライス

オムライスは特別感があって、お弁当に入っていると嬉しい人も多いかもしれません。しかし、オムライスには卵を使います。

しっかり加熱のしていない卵は、サルモネラ菌による食中毒を起こす場合があります。また、オムライスの中身はチキンライスなどの混ぜご飯ですよね。

チキンライスなどの混ぜご飯は、具から水分が出やすいため菌が繁殖しやすいです。オムライスに限らず、チャーハンや炊き込みご飯など具が入ったご飯は、夏のお弁当には避けたほうがいいです。

キウイ

キウイなどの果物は、水分が多いため傷みやすい食材です。そのため、夏のお弁当に果物を入れるのは避けたほうがいいんです。

でも、食後のデザートが欲しいな・・・と思う人もいるでしょう。それなら、傷む心配のないドライフルーツやゼリーなどがおすすめです。

凍らせたゼリーなら、保冷剤代わりにもなるのでいいですよ。

【夏のお弁当】ゆで卵・きゅうり・かぼちゃ・ポテトサラダ・キウイなどを入れる時のまとめ

夏のお弁当に入れてはいけない食べ物が、かなりたくさんあって驚きますね。夏のお弁当は食材選びや調理法に気を付けることが、重要だと分かっていただけたでしょうか?

水分が出にくい食材を使ったり、茹でたり煮たりするのではなく、揚げたり焼いたりする調理法を選ぶようにしましょう。また、殺菌効果のある食材を使うのもいいです。

梅干しやお酢、生姜、カレー粉などをプラスして、ご飯やおかずの傷みを防ぎましょう。

もちろんお弁当を作る時には、手や道具も綺麗にしておくことが大切です。お弁当にご飯やおかずを詰める時は、しっかり冷まして手で触らないようにしてくださいね。

せっかく作ったお弁当でお腹を壊したら嫌ですよね。

夏のお弁当は食中毒予防3原則「菌つけない・菌をふやさない・菌をやっつける」を心掛けて、安全なお弁当を作ってくださいね。

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