毎年、夏休みになると悩まされるのが自由研究です。子供に任せきりでは、いつまでたっても、何をするか決まらないし、何をするにしてもパパやママが手伝うのが前提になっています。
難しく考えるから、自由研究が決まらないのです。日常生活に自由研究のネタはたくさん転がっていますよ!子供と一緒に、パパやママも楽しく出来そうなものを探しましょう。
3・4年生の女の子に人気の自由研究は?
3年生、4年生の女の子に人気の高い自由研究を紹介します。
カンタン工作
男の子は気合の入った工作をすることもありますが、女の子にはカンタンに作れる工作が人気です。例えば、貯金箱や万華鏡、フォトフレームなどです。
ただ作って作品を持って行くだけでなく、是非、レポートをプラスしてください。
画用紙やレポート用紙に、「なぜ、作ろうと思ったか。」「材料と作り方」「工夫したところ」「感想」これがあるとないとでは全然違います。
手芸
5・6年生になると家庭科の授業が始まります。そのための布石として、手芸や裁縫にも
興味を持って欲しいですね。
まずはカンタンに作れるフェルトで小物を作ったり、バックなど手縫いで作れるものからスタートしましょう。こちらもレポートがあるとgoodです。
絵日記
旅行へ行ったことでもいいし、いつものラジオ体操のことでもいいです。
ママは字の間違いがないかのチェックだけですみますね。
絵/習字
絵をかくのが好きなら、絵の具で絵を描きましょう。絵以外にも習字でもOKです。
カンタン!女の子にお勧めの自由研究
私が考えた女の子にお勧めの自由研究をご紹介しましょう。どんどんパクってください(笑)
これは何から出来ているの?>
「トリ肉ってなんの肉?」ってクイズ番組ができるくらいですから、出来上がった食べ物だけを見ていて、なにから出来ているか、知らない、わからない子供が増えているのが現実です。
そこで、家の中にあるものやスーパーにあるものが何から出来ているか調査しましょう。
クッキー、うどん、ハンバーグ、かまぼこ、パン、ポテトフライ、豆腐、スパゲティ、ふりかけ、海苔、こんにゃく、納豆、油揚げ、そば、ラーメン、ちくわ・・・
スケッチブックに色えんぴつで絵を描いて調べたことを書いていきます。感想も書くといいですね。
○○図鑑を作る
ひと昔前の自由研究の定番が昆虫標本でした。実際に標本を作るのは大変ですし、虫にピンを指すのは、ちょっと抵抗があります。
そこで提案なのが、図鑑にすることです。昆虫図鑑やお花図鑑です。
スケッチブックに、公園などで捕まえた昆虫やきれいなお花の絵を描いて、どこで見つけたか、「ちょうちょが花の蜜を吸っていた」「いい匂いの花だった」など、どんな様子だったかを書きます。
昆虫や花の名前は、パパやママが知らなくてもいいのです。むしろ一緒に図書館の図鑑やネットで調べたほうが印象に残りますよ。
水に浮くものと沈むものがあるよ
3年生から理科の授業が始まります。理科は目で見たり、実体験すると理解が深まります。
”浮力”など、物質の性質は説明だけでは理解できないので、「いろんなものがある」ことを肌で理解させましょう。
バケツや洗面器などに水を張って、いろんなものが水に浮くか沈むか調べます。
- 家の外
葉っぱ、お花、石、木の枝、くぎ、ビー玉 などなど。 - 家の中
じゃがいも、にんじん、卵、かまぼこの板、ティッシュ、10円玉、お茶碗、箸置き
磁石 などなど。
大きさではなく、物質の性質で浮くものと沈むものがあると気がついたら最高です。
お茶碗やお椀の内側に水を入れると・・・
こちらもスケッチブックに絵と文章にまとめましょう。
絵本に出てくるお菓子を作ってみよう
絵本にはおいしいお菓子が出てくるものがたくさんありますね。そこで、実際に絵本に出てくるお菓子を作ってみましょう。
「ぐりとぐら」のかすてら、「しろくまちゃんのホットケーキ」のホットケーキ、「おしりたんてい」のスイートポテトなど。
作り方はレシピ本もありますし、ネットで検索してもいいですね。子供用のエプロンを用意して、ヤケドに注意して楽しく作ってください。
こちらもスケッチブックに絵と文章でまとめましょう。
実際に娘がやった自由研究をご紹介!
博物館で貝についてのワークショップに参加しました。
好きな貝殻を選んで、貝の目や耳、鼻や口はどこにどんなふうにあるか考えて、絵を描きます。そのあとで、正解の図をもらって解説してもらうと言うものでした。そこで、貝には鼻があると聞いてびっくり!
帰ろうとすると、取材に来ていた新聞社の記者に呼び止められ、インタビューを受けて、新聞に記事が載りました。
娘はそうとう嬉しかったらしく、この様子をそのままスケッチブックに書いて自由研究にしました。ちょっと自慢げでしたね。
まとめ
難しく考えるので、自由研究のネタ探しに悩むのです。
日常的なことでも、レポートにしたり、スケッチブックにまとめることで立派な自由研究になります。
ポイントは、お金をかけ過ぎないことと、パパやママも楽しんで一緒に出来るものを
探すことです。
是非、お子さんと一緒に取り組んでくださいね。