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ウォーターサーバーは子育てに必要?2児ママの体験談でわかったメリット・デメリットとやめた理由

ウォーターサーバーを前に悩む子育て中のママと2人の子ども 子育てと暮らしの選択肢
子育てと暮らしの選択肢

子育て中のママたちの間で、「ウォーターサーバー、便利だよ!」という声をよく耳にします。
赤ちゃんのミルク作りや、忙しい育児の時短アイテムとして紹介されているのを見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。

私自身、上の子のミルク作りがとても大変だった記憶があったので、
下の子の妊娠中にママ友から「ウォーターサーバーがあると夜間のミルクがラクだよ」と聞いて、導入を決めました。

実際に使ってみて、「便利!」と感じた場面も確かにありました
でもその一方で、「これ、本当に必要だったかな…?」と思うようになったこともいくつかあったんです。

この記事では、2児のママである私・ミサキが、リアルな体験をもとに
ウォーターサーバーのメリットと「いらないかも」と感じた理由の両方を、正直にお話しします。

ウォーターサーバーを導入するか悩んでいるママにとって、後悔しない選び方を考えるヒントになればうれしいです。

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子育て家庭にウォーターサーバーが「いらない」と感じた本当の理由

下の子の出産をきっかけに導入したウォーターサーバー。
たしかに便利な面はあったのですが、使っていくうちに「思っていたのと違ったかも…」と感じることもありました。
ここでは、実際に使ってみてわが家が「いらないかも」と思った理由をお話しします。

コストが高い!育児家庭には痛い固定費

まず一番に感じたのは毎月かかるコストの重さです。
レンタル料やボトル代、電気代などを合わせると、ひと月に5,000円以上かかることも。
赤ちゃん用品や食費、上の子の学用品など、何かと出費が多い子育て中のわが家にとっては、正直ちょっとキツイ出費でした。

安全面が気になる…上の子がいたずらしてヒヤヒヤ

ウォーターサーバーって、子どもにとっては「ボタンが押せて水が出る面白い機械」に見えるんですよね。
上の子(当時4歳くらい)が興味を持って、何度も押したり、レバーを触ったり…。
チャイルドロックがついていても、完全には防げないのが現実でした。
本体がグラグラ揺れたときは、「これはちょっと危ないな」と感じてしまいました。

置き場所に困る!本体+ボトルのスペースが必要

スリムタイプを選んだつもりでしたが、思った以上に存在感があるのがウォーターサーバー。
キッチンの隅に置いても圧迫感があり、ストック用のボトルの置き場にも困りました。
2Lペットボトルを複数本置いておくのとは違って、12Lボトルをいくつも保管するのは意外と場所を取ります

実は代用可能?ケトルや浄水器でも充分だった

導入する前は、「ウォーターサーバーがあれば育児がグッとラクになるかも」と思っていました。
でも使っていくうちに、ミルク作りや離乳食の準備も、ケトル+湯冷まし+温度計で充分対応できていたことにあらためて気づいたんです。

もちろん、すぐにお湯と冷水が使えるのは便利です。
でも、手間が少し増えるだけで大きな差ではないと感じるようになっていきました。
忙しいときに「ボタンひとつで…」というメリットより、場所や費用・手入れの手間の方が気になってしまったんですね。

結果的に「自分で工夫できる範囲なら、それで十分だったかも」と感じる場面が多くなり、
導入前にもう少し冷静に比較しておけばよかったな、と思いました。

ボトルの交換が重くて大変、水も余るようになってやめました

ウォーターサーバーを導入したときは、ボトルの交換は基本的に夫にお願いしようと思っていました。
でも実際には、思っていたよりも水の消費スピードが早くて…
平日の昼間にボトルが空になってしまうことも多く、結局は私が一人で交換することも増えてしまったんです。

12リットルのボトルって、想像以上に重いですよね。
産後の体や、子どもを抱っこしながらの生活では、毎回の交換がかなりの負担になっていました。

最初は「せっかくあるんだから使おう」と積極的に使っていたけど、
だんだんと使う頻度が減ってきて、気づけば水を消費しきれないことが増えてきたんです。
ストックのボトルがずっと部屋に置きっぱなしになっていたり、
次の配送をキャンセルする連絡すら面倒に感じてしまって…。

「これ、うちにはもう合ってないかも」と思って、数ヶ月で解約することにしました。
便利そうに見えても、家庭の生活スタイルに合っていないと“使いこなせない”ことってあるんだなと実感しました。

ウォーターサーバーが「役に立った」と思えたシーンもあった!

夜間に赤ちゃんのミルクを作るママとウォーターサーバーのイラスト。後ろに眠る兄弟の姿も。

ここまで少しネガティブな点を挙げてきましたが、使ってみて「これは助かった!」と感じたシーンももちろんありました。
特に下の子が新生児〜赤ちゃん期だった頃は、「あると便利だな」と思う瞬間がいくつかありましたよ。

赤ちゃんのミルク作りがすごくラクに!

夜間のミルク作りって、本当に大変ですよね。
眠い中でお湯を沸かして冷まして…という工程が、ウォーターサーバーならボタンひとつで適温に近い水とお湯がすぐに用意できるので、驚くほどスムーズになりました。

授乳間隔が短かった新生児期には、ミルクを1分でも早く用意できることが、想像以上のストレス軽減につながっていました。
「これがあるだけで夜の育児がちょっとラクになる」──そう思えた体験でした。

自分の白湯・子どもの水分補給に便利だった

出産後は体を冷やしたくなかったので、私は毎朝白湯を飲むようにしていました。
ウォーターサーバーがあると、ちょうどいい温度の白湯がすぐに準備できるので、産後の水分補給にもぴったりでした。

また、上の子の水筒を用意するときや、お風呂上がりの水分補給などにもサッと使えて、子どもとの暮らしの中で自然に活用できるシーンが多かったです。

災害時の備えとしての安心感も大きかった

正直、普段の生活で「ありがたいな」と思う場面よりも、災害時に「あると安心」と実感する瞬間の方が印象に残っています
停電や断水など“もしも”の時に、きれいなお水がすぐに確保できるという安心感は、子育て家庭にとってかなり大きなメリットだと感じました。

ウォーターサーバーが「向いている家庭」と「やめたほうがいい家庭」の違いとは?

実際に使ってみて感じたのは、「ウォーターサーバーの良し悪し」ではなく、その家庭のライフスタイルに合うかどうかが一番のポイントだということでした。
ここでは、わが家の体験をもとに、どんな家庭に向いていて、どんな家庭にはあまり合わないかをまとめてみました。

チェック項目向いている家庭やめたほうがいい家庭
子どもの年齢0〜1歳の赤ちゃんがいる(ミルク期)離乳完了後・3歳以上のみ
住まいの広さ戸建て・広めのキッチンがある賃貸アパート・キッチンが狭い
家計のゆとり月5,000円前後の出費に余裕がある節約を優先したい・育児費用で手一杯
使用頻度毎日ミルクや白湯などで活用している1日1〜2回しか使わない
家族の協力夫婦で分担・重たい交換も任せられる基本ワンオペ・ボトル交換が自分任せ
メンテナンスこまめな掃除が苦にならない注水口の掃除などがストレスになる

当てはまる項目が多いほど、「導入しても使いこなせる可能性が高い」と言えそうです。
反対に、「便利なはずなのに負担ばかり増えてしまった…」というご家庭も、実は少なくありません。

「なんとなく便利そうだから」ではなく、「自分たちの暮らしに本当に合うかどうか」を、あらかじめチェックしておくことが大切だと思います。

どう選ぶ?後悔しないウォーターサーバーの選び方【子育て向け】

「ウォーターサーバーって結局どう選べばいいの?」
そんな疑問を持つママも多いですよね。
便利な面もあるからこそ、「自分の家庭に合うかどうか」で選ぶことがとても大切です。

ここでは、私が実際に使ってみて「こういうポイントを事前に知っておきたかった…」と感じた選び方のコツをご紹介します。

重たいボトル交換が心配な人は?

  • サーバーの下置きタイプなら、持ち上げずに交換できてラク
  • 交換不要の水道直結型・浄水型という選択肢も◎

赤ちゃんのミルク作りに使いたい場合は?

  • 解約金が高くない短期契約プランがあるか確認
  • 70℃以上のお湯が出るものが推奨(粉ミルクの調乳に必要)
  • 赤ちゃんに適した軟水・RO水を選べるかチェック

配送や注文のしくみも要チェック!

  • 配達方法(自社スタッフ or 宅配業者)によって対応が異なる
  • 曜日・時間帯の指定ができるか
  • 不在時の対応・置き配可否
  • 最低注文ノルマがあるか、水を消費しきれない家庭は特に要注意
  • スキップやキャンセルの自由度、ペナルティの有無も確認

置き場所が確保できるかどうか

  • スリムタイプでも設置場所+ボトル保管場所が必要
  • ワンウェイボトル(使い捨て)なら、回収待ちのスペースが不要でスッキリ

実際の使い勝手もチェックして

  • 片手で操作できるか?
  • 給水口の高さが哺乳瓶や水筒に合っているか?

サポート体制・故障時の対応も安心材料

  • トラブル時の連絡先や受付時間が明記されているか
  • サーバーの無償交換・修理保証があるか
  • 自動クリーニング機能や、注水口の掃除のしやすさも重要

月々にかかる総額をイメージしておこう

  • 水代(種類と注文量で変動)
  • サーバーレンタル料(無料プランもあり)
  • 電気代(省エネモデルなら安く済む)
  • 配送料(一部地域では有料のことも)
  • メンテナンス費(定期清掃・交換対応の有無)
  • 初期費用(契約手数料や設置費がかかる場合も)

「どれを選ぶか」よりも、「どう暮らしにフィットするか」が選び方のカギ。
パンフレットや公式サイトを見るだけでなく、実際に使っているママの口コミも参考にしてみてくださいね。

よくある質問Q&A

Q1. ウォーターサーバーって本当に子育てに必要ですか?

絶対に必要というわけではありません。
便利さはありますが、費用・設置場所・ボトル交換の負担などを考えると、家庭のライフスタイルに合っているかが何より大切です。
「必要そうだから」ではなく、「うちには本当に必要?」と一度立ち止まって考えるのがおすすめです。

Q2. ミルク作りに向いているウォーターサーバーの条件は?

赤ちゃんのミルク作りに使う場合は、70℃以上のお湯が出せることと、軟水またはRO水を選べることが大切です。
メーカーによっては調乳向けの温度設定や短期契約プランがあるので、事前に比較しておくと安心です。

Q3. 水を使い切れなかったらどうなる?最低注文はありますか?

多くのメーカーでは毎月の最低注文本数(ノルマ)が決まっており、使い切れないと追加費用やスキップ制限がある場合も。
「水の消費が少ないかも…」と心配な場合は、注文スキップが自由なメーカーや、ノルマのないプラン
を選ぶのがポイントです。

Q4. ボトル交換って大変?ワンオペでも使えますか?

12L前後のボトルはかなり重く、産後やワンオペ育児中は負担になることも
その場合は下置き式タイプや、水道直結型・浄水型のウォーターサーバーがおすすめです。

Q5. どのくらいの費用がかかりますか?

メーカーやプランによって異なりますが、目安としては以下のような費用が発生します:

  • 水代(24Lで3,000〜4,000円程度)
  • サーバーレンタル料(0〜1,000円/月)
  • 電気代(月500〜1,000円前後)
  • 配送料(無料のことも多いが、有料地域も)
  • 初期費用・メンテナンス費(かかる場合あり)

契約前に総額でいくらになるかを確認しておくことが、後悔しないための第一歩です。

Q6. ミルク期だけ短期で使ってみるのはアリ?

はい、短期間だけ使うという選択肢も十分アリだと思います。
最近では「◯ヶ月〜1年以内の利用でも解約金がかからないプラン」や、「初月無料・お試しOK」といった柔軟なサービスを提供しているメーカーも増えています。

わが家でも下の子の新生児期に「夜間のミルク作りが少しでもラクになれば」と思って導入しました。
その時期だけ使ってみて、「やっぱり手間に感じるな」と思った段階で解約できたので、まずは気軽に試してみるというスタンスも悪くないと感じました。

ただし、契約期間や解約条件(途中解約金・最低注文本数)には要注意!
契約前に必ずプラン内容を確認して、「合わなかったらやめてもいい」という気持ちで始められると安心です。

まとめ|「いらない」と感じても、それはあなたの暮らしに合っている証拠

ウォーターサーバーは、たしかに便利なアイテムです。
でも「便利=全員に必要」というわけではないと、私は実際に使ってみて感じました。

育児中はとにかく時間も体力も足りなくて、「ラクになるなら使いたい」と思うもの。
でも、それが本当にわが家の暮らしに合っているかは、また別の話なんですよね。

今回は私の経験をもとに「いらない」と感じた理由もお話ししましたが、
それはウォーターサーバー自体が悪いわけではなく、“うちには合わなかった”だけなんです。

今ウォーターサーバーを検討している方も、
周りの意見に流されすぎず、自分の家庭の暮らしや価値観にフィットするかどうかを大切にしてみてくださいね。

そしてもし導入するなら、「後悔しない選び方」や「解約しやすいプラン」をチェックしておくと安心ですよ♪

あなたとご家族にとって、心地よい選択が見つかりますように🌿


この記事を書いた人|ミサキ(happy-kirei.net 編集部)

2児のママ(9歳・5歳)で、元・美容部員。
現在は「忙しくても、自分らしく心地よく暮らしたい」女性たちに向けて、家事・育児・美容・暮らしの工夫をテーマに発信中です。
自身の失敗談やリアルな気づきをもとに、「読むとちょっとホッとできる」記事づくりを大切にしています。