あなたは、馬油洗顔という言葉を聞いたことがありますか?肌がよみがえる魔法の洗顔ともいわれているようですが、どうして馬油洗顔が話題になっているのでしょうか?
そして、馬油洗顔をインターネットで調べると出てくる言葉“砂利”とは一体なんなんでしょうか?今回は、馬油洗顔についてご紹介したいと思います。私自身も体験してみましたので、その感想なんかも合わせてご紹介できればと思っていますので、馬油洗顔に興味がありましたら是非最後までお読みいただけると幸いです。
馬油洗顔のやり方|朝やる?夜?お風呂でやるのもおすすめ
馬油洗顔という言葉を初めて聞いた時、私は「どうやってやるの?」と、ものすごく興味が湧きました。実は私にとって馬油はなくてはならないアイテムで、自宅には常備しているものなんです。
といっても私の使い方は、髪の乾燥をを防ぐために洗髪後頭皮につけてマッサージをするというもの。その他には火傷などの時に使うというオーソドックスな使い方しか知らなかったので、「この馬油を使って洗顔したらどうなるの?」という好奇心がむくむくと湧いてしまいました。
「馬油洗顔」とは、元鈴木さんが考案した洗顔方法で、2018年秋からTwitterを中心に話題となった洗顔方法です。
乾燥と毛穴には、朝の洗顔を石鹸じゃなくてたまに馬油でやると全然違う。
寝起きの顔に馬油をクルクルやるとザラつきが取れ肌がふわっと柔らかくなります。終わったらコットンでふき取るか濡らしたマイクロファイバーの洗顔パフでぬぐうだけ。その後のケアも必要なし。ツルツルしっとりだから試して!— 元鈴木さん (@Motosuzukisan) September 9, 2018
肌の乾燥からくる毛穴の開きが改善し角栓がポロポロ取れることから「顔から砂利がでた!」という口コミが広がり、元鈴木さんがツイートしてから現在まで度々話題となる洗顔方法です。
馬油洗顔のやり方はいたって簡単なので、あなたもぜひ試してみてはいかがでしょうか。
用意するものは、
- 馬油
液状のものではなくクリーム状のものが好ましい。更に馬油100%のものがおすすめです - コットン
化粧水を含ませるので2~3枚重ねて使用します - 化粧水
あれば、拭き取り化粧水がいいのですが普通の化粧水でもOKです
※私はハトムギ化粧水を使用しました
たったこれだけ!
やり方は、
- 馬油を手のひらに取り、顔全体を円を描くようにくるくるしながらマッサージをする
- 全体に塗り終えたらそのまま5~6分待つ
- 化粧水をつけたコットンで拭き取る
- 普段洗顔後にやるスキンケアをする馬油を手のひらに取り、顔全体を円を描くようにくる
- くるしながらマッサージをする
- 全体に塗り終えたらそのまま5~6分待つ
- 化粧水をつけたコットンで拭き取る
- 普段洗顔後にやるスキンケアをする
以上です!! カンタンですよね♪
この馬油洗顔は、朝、いつもの洗顔の代わりに行なうといいみたいです。
注意してほしいことは、“毎日やるのはNG!”ということ。馬油は油なのであまり肌につけすぎるとニキビの原因になるなどの肌トラブルが起こる可能性があるからです。
そして、拭き取るのもしっかりと拭き取ってくださいね。残っているとやはりニキビの原因となってしまいます。
「朝は忙しくて5~6分待つなんて無理ぃ!」と思っているあなたは、夜でも問題ありません。その際には、しっかりメイクを落としてから行なってくださいね。
馬油洗顔のスゴイところは、“砂利”が気持ちいいくらい出ること。朝の洗顔でも、夜の洗顔でもあまり砂利がでないと感じた時にはお風呂でやるのもおすすめです。馬油を顔に塗ってから湯船に浸かると、蒸気で更に効果が上がります。
お風呂の場合には、馬油洗顔前に蒸しタオルで肌を柔らかくしてから行なうと、より効果が出やすくなります。
馬油洗顔で砂利が出ないのはどうして?砂利の正体は?
「馬油洗顔のやり方は分かったけれど、砂利って一体なに?」とあなたは思いませんでしたか?「顔に砂利がついているの?」と思いましたか?私も馬油洗顔のやり方を調べた際に出てきたこの“砂利”という言葉に「なにそれ?」って思いました(笑)
実は、この砂利の正体は
拭き取るとコットンに黒いつぶつぶがついてきます。これをSNS上では砂利と呼んでいるんですね。確かに私も試してみましたが、コットンについていました!この砂利が!!
馬油は、人間の皮脂に似た成分なので、肌へのなじみがいいんです。なので、毛穴や角質にも入り込んで、中にある汚れを浮かせてくれる働きがあるんですよ。汚れを浮かせるまでの時間がだいたい5~6分ということになります。
でも実際に馬油洗顔を試したけれど、砂利が出なかったという人もいるようです。その場合、考えられるのは次のようなことです。
毛穴の汚れは毎日出ますが、日頃のスキンケアによってはあまり出ないこともあります。微量の汚れだとコットンに砂利のようにつくことはないのかもしれません。おそらくわずかは取れているのでしょうが、汚れの色が黒くない場合もあります。
角質の詰まりも黒ではない時もありますからね。
他に考えられる原因としては、馬油の量が足りないことも考えられます。量の目安としては、さくらんぼ1個分ですが、乾燥肌や空気が乾燥している時期などはもう少し多めでも大丈夫です。むしろ多めにした方がいいかもしれません。
ただし、さくらんぼ1個分の量でもそれより多めでも最後はしっかり拭き残しのないように拭き取ることが大切です。
そして、馬油を顔につけておく時間が短い場合にも砂利が浮き出にくい場合もあるんです。放置時間の目安は5~6分ですが、それより少し長めにしてみると浮き出てくるかもしれません。とはいってもあまり長い時間放置してしまうと、馬油は肌に浸透してしまいますので汚れも肌に戻ってしまうこともあるので、長くても7~8分くらいまでにしておいた方がいいでしょう。
馬油洗顔は週に一度を目安に!!
馬油洗顔や砂利の正体はお分かりいただけましたでしょうか?
実際に試してみると、話題になっている理由を実感できると思います。とにかく1度の洗顔で、やる前とやった後の肌の違いに驚くでしょう(私は感動して何度も顔を触ってしまいました)。
もしかしたら、最初は砂利が出ないかもしれません。それは、角質が硬くなり過ぎていたり毛穴の汚れが詰まりすぎているなどが原因かもしれません。でも、続けていくと毛穴の汚れも角質も柔らかくなり、砂利が出やすくなってきます。SNSなどで感想を見てみると、「やり始めて4~5回目でようやく砂利を見ることができた」などと書いていた人を何人か見つけました。
ちなみに私は、初めてやった時にわずかでしたが、この砂利を見ることができました。もともと毎日のスキンケアで肌の状態は悪い方ではなかったようです。砂利が出る状態は、ある程度肌の調子を整えてからなのかもしれませんね。
それより私が感動したのは、馬油を拭き取った後の肌が気持ちいいくらい柔らかくなったことです。馬油洗顔後はいつものスキンケアをしっかりした方がいいと書かれていましたが、化粧水をつけた際にスーッと馴染んでいきました。
続けていけば、もっと肌の状態が良くなりそうな予感しかしません。肌は手をかけてあげれば答えてくれますので、是非あなたも馬油洗顔を試してみてはいかがでしょうか。きっと想像以上に感動すると思いますよ。
くどいようですが、馬油洗顔は週に一度を目安に行ない、拭き取る時にはしっかりと!を忘れないようにしてくださいね。拭き取る際の化粧水もコットンにたっぷり含ませましょう。化粧水の量が少ないと拭き取る際に肌に摩擦が生じて、肌トラブルの原因になってしまいますから。
あなたも正しい馬油洗顔で、ふわっふわな肌を手に入れちゃいましょう。