幼稚園や小学校の先生が家庭を訪問する家庭訪問は、先生と直接話せるいい機会です。
話す内容ももちろんのこと、おもてなしはどこまでしたらいいのだろうか?と悩んでしまうことも多いのが事実です。
- お茶は出した方がいいのでしょうか?
- 出すとしたら、いつ?
- なにがいいのでしょうか?
家庭訪問はお茶?コーヒー?紅茶?なにがいい?
家庭訪問の本来の目的は、先生が子供の家庭の様子や事情を把握し、学校での様子を保護者に伝えることにあります。
近年は少子化の傾向にありますが、小学校のひとクラスは30人程度います。
先生は1日に何軒も回り、話す内容もたくさんありますので、時間がかかってしまうことは避けたいのが実状です。
こちらの家では、お茶を飲んだ、おもてなしを受けた、あちらの家では飲まなかったとなると後でいらぬ波風が立つこともありますので、最近は「玄関先のみ、おもてなしは不要」と学校側から言われることもあります。
家庭訪問のお知らせをよく読み、お茶を用意するのは「家にあがる時だけ」にしましょう。
では、どんな飲み物がいいでしょうか?
ズバリ「冷たいお茶」です。
コーヒーや紅茶は好みがあります。嫌いな人はまったく口にしないこともあります。
それぞれ、砂糖やミルクを加えたいなど好きな飲み方はいろいろあります。
好みに合わせるのは大変ですし、手間も時間もかかってしまいます。
そこでまず嫌いな人がいない「冷たいお茶」を用意しましょう。
熱いお茶は淹れるのに時間もかかりますし、すぐに飲めません。
冷たいお茶ならば、すぐに飲めるからです。
スーパーで購入できる、いつものペットボトル入りの冷たいお茶で構いません。
家庭訪問のお茶は何がいい?自分の分や出すタイミングについて
先生が家庭訪問に訪れる時間はだいたい決まっていますので、テーブルの上にコップに入れて置いておいても良いでしょう。
もし、到着が遅れているなら、コップにお茶を注いで冷蔵庫で冷やしておいて先生が来られたらすぐに出します。
自分の分も同じものを用意し、同時に出します。
これはおもてなしと言うよりは、口を湿らす程度のものと考えましょう。
たくさん話して、喉が乾いた時に口を付ける程度のものです。
先生が口を付けなくても、飲み残しても気にする必要はありません。
むしろ、気にするなら出さなくていいです。
しかし、本来気にするのは先生と話す内容です。
話すべき内容は、学習面、給食、そうじ、クラブ活動、友人関係、発達のことなど多岐に渡ります。
学習面でも学科によって子供の得意・不得意はあるでしょう。
不得意はたいして問題になりませんが、無理解や学習意欲がないのは問題です。
家庭訪問で話すことで、どこに原因があるかがわかることもあります。
ママとしても家庭の事情はまわりに人がいるところでは話しにくいので、家庭訪問で話しておきましょう。
例えば、転勤、転居の予定、兄弟関係、夫婦の問題、発達のことなどです。
おもてなしよりも注意したい点は、”そうじ”です。
玄関のくつは片付けましょう。
下着が洗濯物として干してあるのが丸見えになってしまっていないか確認しましょう。
見られたくないもの、見せるべきではないものは片付けておきましょう。
まとめ
家庭訪問で先生が家を訪れる場合、先生が家にあがる時だけ、「つめたいお茶」を用意しましょう。
たくさん話して喉が渇いた時だけ、口を付けるものなので、先生が飲まなくても気にする必要はありません。
それよりも、先生と話す内容を決めておきます。メモして置いても良いでしょう。
他の人が回りにいると話しにくい、家庭の事情や発達のことなども話せるいい機会です。
おもてなしよりもマナーとして、見られたくないもの、見せるべきではないものは片付けておきましょう。