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キャノーラ油とサラダ油の違いは?代わりに使ってもいいの?

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食べ物
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見た目はほとんど同じのキャノーラ油とサラダ油。どちらも匂いも少なくクセがないので、揚げ物や炒め物など普段の料理に使っている方も多いでしょう。

ですが、この2つの油の違いを正確に知っている方は少ないかもしれませんね。サラダ油は、冷蔵庫などの低温で保存しても、濁ったり固まったりしないように精製されている油です。

そのサラダ油の一種が、キャノーラ油なんです。サラダ油は、菜種や大豆など植物を原料とした植物油全般を指し、その中でもキャノーラ品種と言われる菜種を原料としたものをキャノーラ油と言います。

ここでは、キャノーラ油とサラダ油の違いや使い方についてお伝えしていきます。また、油の一つであるオリーブオイルとサラダ油の違いについてもお伝えしますので、合わせてご覧ください。

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キャノーラ油とサラダ油の代用になる?それぞれの違いって?

お店に行くと、キャノーラ油やサラダ油などさまざまな油が売っていますよね。見た目はほとんど同じなので、気にせず買う方も多いのではないでしょう。

サラダ油は菜種や大豆などの原料を加熱や破砕した後に、圧搾や抽出などで油を搾ります。その後、油に含まれる不純物や色、においなどを取り除くんです。

精製することで、サラダ油は冷蔵庫などの低温で保存しても、濁ったり固まったりしないようになります。このようにしっかりと精製されているから、サラダ油は味や匂いにクセがないんですね。

では、キャノーラ油とは何が違うのでしょうか?

ずばり、キャノーラ油とサラダ油の違いは原料の違い。サラダ油の原料は、菜種や綿実、大豆、ごま、ひまわり、コーン、紅花、米などが使われています。

一方、キャノーラ油の原料は菜種ですが、その中でもキャノーラと呼ばれる品種のものが使われているんです。

しかし、菜種が原料で作り方も同じなので、キャノーラ油はサラダ油の一種でもあるということになります。では、レシピなどにサラダ油と書いてあったら、キャノーラ油に代用してもいいんでしょうか?

同じように植物性の油で、同じように味や匂いにクセがないので、代用してもあまり変わりありません。つまり、代用OKということになります。また、キャノーラ油とサラダ油のカロリーは、どちらも大さじ1で126kalと違いはありません。

ですが、「キャノーラ油のほうが体にいい」と話題になったころがありますよね。それは、キャノーラ油にはオレイン酸と呼ばれる健康にいい成分が含まれているから。

オレイン酸は悪玉コレステロールを抑える働きがあります。そのため、動脈硬化や脳梗塞などの生活習慣病を予防できると言われています。こう言った理由から、キャノーラ油が健康にいいと話題になったんですね。

ですが、サラダ油に含まれるリノール酸にも、コレステロールを抑える働きがあると言われています。

ただし、サラダ油とキャノーラ油どちらが健康にいいとは、一概には言えないんです。ですが、注意したいのはリノール酸はオレイン酸に比べて、酸化しやすいということ。

酸化すると過酸化脂質に変化し、体に有害な成分になってしまいます。サラダ油は、酸化しないように空気や光を避け冷暗所で保存するようにしてくださいね。

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オリーブオイルとサラダ油の違いは?

他にも油にはいろいろな種類があります。オリーブオイルもその一つ。では、オリーブオイルとサラダ油の違いは何なんでしょうか?

オリーブオイルは名前の通り、オリーブの実から抽出された油です。サラダ油は植物の種から抽出されることが多いので、その点が違います。

また、サラダ油は作られる過程で熱を加えますが、オリーブオイルは熱が加えられておらず搾りだすだけなんです。つまり、生搾りということ。そのため、生で飲むこともできます。

また、オリーブオイルにはオレイン酸が多く含まれ、固まりにくく、酸化しにくい性質があります。さらに、このオレイン酸は悪玉コレステロールを抑える働きがあるので、生活習慣病を抑えてくれるんです。

他にも、オリーブオイルにはビタミンやβカロチン、ポリフェノールなども含まれます。

「そんなに健康に良さそうなら、サラダ油をオリーブオイルに代用したい!」と思う人もいるでしょう。

オリーブオイルはドレッシングなど加熱せずそのままで使うイメージですが、揚げ物や炒め物など加熱して使うこともできるんです。そのため、サラダ油の代わりにオリーブオイルを使っても大丈夫。

ですが、オリーブオイルはサラダ油に比べ香りがあるので、香りをつけたくない料理は避けたほうがいいですね。

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キャノーラ油とサラダ油の違いは?代わりに使ってもいいの?のまとめ

キャノーラ油はサラダ油の一種であることを分かっていただけたでしょうか?

サラダ油は菜種や大豆などを原料としています。キャノーラ油も菜種を原料としていますが、その中でもキャノーラ品種と呼ばれる菜種を使っているんです。

どちらも、しっかりと精製された油なので味や匂いにクセがなく、代用することは可能です。

キャノーラ油に比べ、サラダ油は酸化しやすいリノール酸が含まれています。そのため、サラダ油は空気や光を避け、冷暗所で保存するように気を付けましょう。

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