「そうめんって、作り置きできるのかな?」
夏になると、わが家でもよく聞かれる質問のひとつです。
我が家には食べ盛りの小学生と高校生がいるのですが、特に夏休みはお昼ごはんが悩みのタネ。
仕事でバタバタしている中、「ママ、お昼どうするの?」と聞かれて、結局そうめんを茹でる…なんて日が続くと、疲れもたまってしまいますよね。
そんな中で私がたどり着いたのが、「そうめんの作り置き」。
上手に保存すれば、のびたりくっついたりせず、翌日もちゃんとおいしく食べられるんです♪
この記事では、
忙しいママでも失敗しない「そうめんの作り置き・保存のコツ」や「くっつかない&のびない工夫」、さらに余ったときのアレンジレシピまで、わかりやすくご紹介します。
夏の食卓をラクに、楽しく乗り切るために。
ぜひ、あなたのご家庭でも取り入れてみてくださいね。
冷蔵庫でそうめんを保存するベストな方法【のびない&くっつかない】
せっかく作ったそうめんが、冷蔵庫に入れた途端ベチャッとしたり、ガチガチにくっついてしまった経験はありませんか?
でも大丈夫。ちょっとした保存のコツを知っていれば、翌日でもおいしく食べられるんです!
茹でた後はしっかり水切り+短めに茹でるのがコツ
そうめんを保存する場合は、いつもより30秒ほど早めに火を止めるのがポイントです。
茹ですぎてしまうと、保存中にさらに水分を吸って「ふにゃっ」としてしまうんですね。
茹でたあとは、流水でぬめりをしっかり取り除いたあと、ザルにあげて自然に水を切ります。
このとき、私は清潔なキッチンペーパーで軽く押さえて水気を取るようにしています。水分が多いと、どうしてもくっつきやすくなってしまうんです。
一口サイズにくるくる巻いてラップ保存がおすすめ
保存する際は、そうめんを一口サイズにくるっと巻いてラップで包むのがとっても便利。
「取り出しやすい」「乾燥しにくい」「子どもが食べやすい」の三拍子がそろっています。
私の家では、お弁当用にもこのスタイルが大活躍しています♪
夏の暑い日は食欲が落ちがちですが、くるくるそうめんなら「これなら食べられる!」と、子どもたちもパクパク食べてくれます。
密閉容器に入れるだけで劇的に変わる!【便利アイテム紹介】
さらにおすすめなのが、密閉できる保存容器の活用。ラップで包んだくるくるそうめんを容器に並べておけば、
冷蔵庫の乾燥やニオイ移りも防げて、グッとおいしさが長持ちします。
私が愛用しているのは、パッキン付きの密閉保存容器や、抗菌効果のあるシリコン保存袋。
洗って繰り返し使えるので、エコにもなって一石二鳥ですよ◎
▼こういったアイテムを使うと、保存後のストレスが本当に減ります!
ここまでのポイントをまとめると、①水切り → ②くるくる保存 → ③アレンジ活用の3ステップで、そうめん作り置きはグッと成功しやすくなりますよ♪
少しの準備で、翌日も手間なくおいしく食べられるのは本当に助かります。
余ったそうめんはどうする?味が落ちる前においしく活用しよう!
「ちょっと多めに茹ですぎちゃった…」「家族が思ったより食べなかった…」
そんなとき、翌日に持ち越しても「おいしく食べきれる工夫」があれば安心ですよね。
翌日でもおいしい!アレンジ前提で保存しておくとムダなし
なおみ家では、そうめんが余ったときは最初からアレンジ前提で保存しています。
たとえば、冷蔵庫に残った野菜やツナ缶を合わせて「炒めそうめん」にしたり、
温かいスープで「にゅうめん」にしたりと、翌日でも飽きずに楽しめるんです。
ポイントは、保存の時点で「くるくる巻いて」「しっかり水切り」しておくこと。
そうすれば、調理のときにくっつかず、アレンジしやすくなりますよ♪
にゅうめんやチャンプルーでボリューム満点に
おすすめは、だしをかけて温める「にゅうめん」と、炒めるだけの「そうめんチャンプルー」。
特に夕食に活用すれば、簡単なのに満足感もあって、わが家ではリクエスト率No.1です。
「冷たい麺はもう飽きたな…」というときにもぴったり。
余ったそうめんが、おいしく&栄養たっぷりの一品に生まれ変わります。
お弁当にも◎くるくるそうめんアレンジ
さらに、お弁当にも使えるのが「くるくるそうめん」のいいところ!
冷蔵庫にストックしておいた一口サイズのそうめんを、小分けにしてめんつゆを添えれば、
子どもも「今日はそうめん弁当だ〜♪」と喜んでくれます。
彩りが欲しいときは、ちょっとした薬味や卵焼きを添えるとバランスも◎。
夏のお弁当作りがちょっとラクになりますよ。
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こんなお弁当なら、食欲のない暑い季節にもツルツルっと食べられそう!家でも一口大にクルクル巻いて作り置きしていたら、食べやすくていいと思います。
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一口大なので取りやすいですし、めんつゆに入れたらサッとほぐれます。これなら、麺が絡み合ってイライラするってことがなくなるかもしれませんね。
少し手間ですが、試してみてはいかがでしょうか?
食べるときのコツ|くっついたそうめんをほぐす簡単テクニック
冷蔵庫から出したそうめん、「うわ、くっついて固まってる…」なんてこと、よくありますよね。
でも、がっかりしないで大丈夫!ほんのひと手間で、ツルッとおいしくよみがえりますよ♪
冷水 or ぬるま湯でやさしくもみほぐすだけ(固まってしまったときの対処法)
固まったそうめんは、冷水かぬるま湯にさっとくぐらせて、手でもむようにやさしくほぐすのがコツ。
水の温度がぬるいほうが、くっついた部分がやわらかくなって、するっとほどけやすくなります。
私は、そうめん専用の「ほぐし水」をわざわざ作らず、ボウルにぬるま湯を張って手もみするだけ。
時間がないときでも、あっという間に元どおりになりますよ◎
ごま油を少しだけ加えると、風味もアップ!
ちょっとした裏技ですが、ごま油をほんの少し(小さじ1/4ほど)加えて和えるのもおすすめです。
くっつき防止になるだけでなく、風味もアップして子どもたちにも好評です♪
お弁当やアレンジ料理に使うときも、ごま油の香りがプラスされるだけでグッと満足感が増しますよ。
便利なキッチングッズを使えば、さらに時短!
私は時短を重視したいときは、電子レンジOKのシリコンざるを使って、
軽く温めてから流水でほぐすようにしています。温度が高いとほどけやすいんです♪
▼忙しいママにおすすめ!「スケーター 電子レンジ用 麺ゆで容器」
私が最近ハマっているのが、スケーターの電子レンジ専用の麺ゆで容器です。
そうめん・うどん・そばなど、火を使わずにレンジだけで茹でられるから、夏の暑い日にもぴったり!
使い方はとっても簡単。
熱湯を注いでフタをして、レンジでチンするだけ。
しかも、茹でた後はそのままフタをしたまま冷水を流せば、なんとザルいらずで一気に水洗いもできちゃうんです♪
さらにうれしいのが、これひとつで「鍋・ザル・器」の3役をこなしてくれること。
洗い物が本当に少なくなって、忙しい夕方や朝のお弁当準備にも助かっています。
レビューでも「ザル不要で冷水を流すだけ」「そうめんがちゃんと茹でられる!」「夏でも暑くない!」と大絶賛されていて、2年以上愛用しているママさんもいるほど。
乾麺を扱うときは、袋に書かれた茹で時間+1分が目安。お湯がないときは水からでも加熱できるのもポイントです。
▼気になる方はこちらからチェックできます
忙しい日こそ助かる!そうめん作り置きアレンジレシピ3選
「またそうめん…」と家族に言われる前に!
冷たい麺にちょっと飽きてきたな…というときにも、アレンジ次第でごちそうに大変身しますよ♪
わが家でもリピート率の高い、簡単・時短・子どもも喜ぶアレンジレシピをご紹介します。
🥢 にゅうめん|体にやさしい温かいアレンジ
冷たいそうめんに飽きたときにぴったりなのが、だしで煮るにゅうめん。
朝ごはんや、疲れて食欲がない日の夕飯にもおすすめです。
作り方:
1. 鍋にお好みのだし汁(めんつゆを薄めてもOK)を温める
2. くるくる保存したそうめんを入れて1分ほど温める
3. お好みで卵や小ねぎ、鶏ささみなどを加えても◎
温かい汁物としても便利で、子どもたちも「これならツルツル食べられる〜」と喜びます。
🍳 そうめんチャンプルー|おかずになるボリューム満点レシピ
炒めて野菜やたんぱく質をプラスするだけで、立派なメインおかずに!
冷蔵庫の残り野菜も消費できて、節約にもなります。
作り方:
1. ごま油で豚こまやツナ、野菜(ピーマン・にんじん・玉ねぎなど)を炒める
2. ほぐしたそうめんを加えて、めんつゆや塩こしょうで味付け
3. 最後にかつおぶしや白ごまをふって完成!
忙しい日や、もう一品欲しいときにぴったりの“頼れるレシピ”です♪
🥗 ごまだれそうめんサラダ|火を使わずにサッと作れる副菜
火を使いたくない暑い日には、ごまだれ×そうめんのサラダ仕立てがぴったり!
ツナ缶やきゅうり、トマト、ゆで卵などを乗せれば、彩りも栄養バランスも◎
作り方:
1. 冷蔵庫で保存したそうめんをほぐして器に盛る
2. カットした野菜・ツナなどを乗せる
3. 市販のごまだれ or 手作りごまだれをかけて完成
「あと一品」「さっぱり食べたい」そんなときに便利な副菜です。
まとめ|のびない・くっつかないそうめん保存で、夏のごはん作りがラクに!
夏の定番・そうめんも、ちょっとした工夫で「作り置きOK!」の頼れるストック食材になります。
水切り・くるくる保存・アレンジの3ステップで、翌日もムダなくおいしく食べきれますよ。
忙しい毎日でも、「冷蔵庫にそうめんがあるから安心♪」と思えるようになったら、
きっと食卓も気持ちもラクになります。
「子どもが食べてくれる」「洗い物が少ない」「暑くない」
そんなママにうれしい時短ごはんを、ぜひ今日から試してみてくださいね。
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この記事を書いた人
なおみ(Naomi)|管理栄養士・2児のママ
高校生と小学生の子を育てながら、家族の健康と食生活をサポートしているワーキングママ。
毎日忙しくても「ちゃんと食べて、ムリなく続けられるごはん作り」をモットーに、作り置き・冷凍保存・時短レシピなど、忙しい家庭を助けるアイデアを発信中。
「子どもがパクパク食べてくれる!」「食事作りがラクになった!」と思ってもらえるような情報を、これからもお届けしていきます♪
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