シミっていつの間にか出てきて我が物顔でその場に定着していると感じたことはありませんか?
そもそもシミってどうしてできるのでしょうか?実は、シミは肌の水分量が関係しているんです。水分量が正常だと肌のターンオーバーも正常におこなわれ、古い角質やシミの原因であるメラニン色素もしっかり剥がれ落ちてくれるんです。
逆に水分量が少なかったり多すぎたりするとターンオーバーが正常におこなわれないため、残ってほしくない古い角質やシミの原因であるメラニン色素も肌に残ってしまうということです。
では、肌の水分量を正常に保つためにはどうすればいいのでしょうか?そんな時の強い味方のひとつに“ソンバーユ”があります。あなたは、何かで「ソンバーユはシミを消してくれる」または「シミが剥がれる」と聞いたことはありませんか?
今回は、そんな噂の真相をお話ししたいと思います。一年中紫外線が私たちに降り注いでいるので、シミにもなりやすい環境になっている地球。そんな環境の中でもあなたのケア次第では紫外線になんて負けない肌を手に入れることができるかもしれません。
いくつになっても「肌がキレイね♪」っていわれたいのが女性の永遠のテーマですもんね。それでは、ソンバーユの効果的な使い方をご紹介します。
ソンバーユの使い方|顔のシミに効果的な使い方は?朝?夜?順番は?
ソンバーユの使い方をご紹介する前に、まず「ソンバーユってなに?」というあなたに、簡単なソンバーユの魅力をご紹介します。
ソンバーユというのは、いわゆる“馬油”です。馬油の定番メーカー【薬師堂】の製品です。
薬師堂HP:https://www.yakushido.com/
各メーカーからさまざまな馬油が出ていますが、こちらは馬油の種類も豊富なので、あなたにピッタリのものが見つけやすいと思います。ドラッグストアなどの実店舗でも入手しやすいのがおすすめです。
馬油というのは、漢字で書くと分かりやすいと思いますが「馬から抽出された油」です。火傷や肌荒れ、ひび、あかぎれ、切り傷などに効果を発揮してくれるので、民間療法として使用されていたものです。特に火傷などは、すぐに塗れば痕も残りにくいので、一家にひとつあると便利です。
そして、ソンバーユにはさまざまな使い方があります。今回はシミをピックアップしてご紹介したいと思います。
女性の敵だといっても過言ではないシミ。できれば自宅で消せたら嬉しいですよね。そこで活躍してくれるのがソンバーユ。
先ほども書きましたが、シミは肌の水分量が正常ではない時にターンオーバーの乱れからできてしまうことが多いんです。この水分量を正常に近付けてくれるのに役立つのが、ソンバーユなんです。
馬から抽出される油は、人間の皮脂ととても成分が似ています。なので、ソンバーユをつけることで不足していた皮脂であったり水分であったりを正常に導く手伝いをしてくれるというわけです。
使い方はとっても簡単です!!
洗顔後の導入美容液(または化粧水)のように顔に押し込むだけ。肌にのせた瞬間は「なんかベタっとしてるなぁ」と感じることもあるかもしれませんし、てのひらも油っぽいと感じるかもしれません。でもすぐに肌に馴染んだと実感してもらえると思います。
大切なのは、「擦り込む」のではなく「押し込む」こと。シミが気になるのでどうしてもシミの部分にソンバーユで擦り込みたくなるかもしれませんが、擦り込んだ摩擦で肌がダメージを受けてしまうので、優しく押し込んであげましょう。
肌に馴染んだ後に、乳液などをつければシミ対策のスキンケアは終了です。気になるうちは朝と夜の洗顔後に同じように続けてみてください。夜は、もう寝るだけなので少し多めに塗ってもいいと思います。朝は、塗りすぎるとサラッとするまでに時間がかかることもあるので少量でOKです。
ソンバーユを使ったらどれくらいでシミに効果が出たと実感できる?
朝、夜洗顔後にソンバーユを適量つけ続けて、どれくらいで効果が出るのかって気になりますよね。実は、ソンバーユは即効性ではありません。継続してつけ続けて、効果を実感できるのは早くて2~3ヶ月くらいから、平均的には半年~1年くらいだといわれています。
効果を実感し始めるのは早い人もいるかもしれません。でもそこから効果が緩やかになったと感じる人も多いようです。さらに、「なんだか、シミが目立つようになってしまった」と感じる時期もくるでしょう。丁寧に顔全体にソンバーユをつけ続けることで、シミではない部分の肌のキメが整い、ワントーン明るい肌になるので、シミの色が目立ってしまう感覚になってしまうというわけです。
これは決してシミに効いていないのではなく、シミのない肌同様にキレイになっていっているので、そこで諦めないでほしいんです。特にシミが気になる場合には、顔全体にソンバーユを塗ったあと、さらにシミの部分にもう一度押し込んでみてください。
「今すぐシミをなんとかしたい!!」という気持ちは分かります。でもソンバーユは、ゆっくり肌を正常化へと導くので即効性はないとだけ覚えておいてください。今から始めて1年後の肌を楽しみにするのも継続する力になるのではないでしょうか。
ソンバーユは髪にも体にも!
顔のシミケアの方法はお分かりになりましたか?(ただつけるだけなので、あとはあなたに合った量を見つけるだけですが…(^^;))
でもソンバーユの力はそれだけではないんですよ。実は、ソンバーユは万能で、髪にも体にもつけられるんです。髪の場合は、パサつきがちな髪がソンバーユで艶が蘇る、水分が戻ってくると実感できます。私は、ソンバーユが髪のパサつきに効くと知ってから洗髪後に使うようになりました。
髪の場合には、髪の毛につけるのではなく「頭皮」につけるというイメージです。ソンバーユを指の腹につけ、頭皮をマッサージするんです。頭皮をマッサージしている指から多少髪の方にもソンバーユがつきますが、その程度でいいんです。
こちらは、だいたい2週間ほど続けると驚くほどのボリュームとツヤが出てきます。ソンバーユの量はごく少量でOK(量の目安としてはセミロングで1円玉より一回り小さいくらいの量)。親指を含めた指の腹に広げて、頭皮をゆっくりマッサージします。
充分全体に馴染んだところで乾かすと、髪が柔らかくなっていると実感できると思いますよ。最初は、感動します!
さらに、髪だけでなく体全体にもスキンケアとして使用することができるんです。こちらもやはり少量で十分です(量の目安は一度に全身につけようとするのではなく、少量ずつ何回かに分けてつける感じです)。手のひら全体でソンバーユを馴染ませて顔と同じように押し込むように全身につけます。全身につけるのはちょっと大変な場合は、乾燥や黒ずみが気になる部分だけで大丈夫です。お風呂上がりに軽く水分を拭いてからつけましょう。
体に関していえば、かかとや肘などがカサカサしている場合にも使えます。手のひらにつけてかかとや肘を手のひらで包んでくるくるとすると簡単につけられます。かかとなら、つけたあと靴下を履くとより効果的ですよ。
ソンバーユは少量の容器なので古くなる前に使いきれる利点が!
各メーカーでさまざまな馬油製品が出ているといいましたが、私がオススメしたいのは「使いきれるかどうかを考えること」なんです。馬油はいろいろな用途があります。なので、つい「大きいものを」と考えがちですが、開封後は少しずつ劣化していきます。
なので、少量の容器の方が新鮮なうちに使いきれると思うんです。その点、ソンバーユの容器は小さいものが主流になっていますので特にオススメです。顔、頭皮に毎日使ってだいたい半年くらいはもちます。
初めて使う場合には、無香料がいいかもしれません。肌に合っていると確認できたあとは、香りが入っているものもありますので、そちらで香りも楽しむことができますよ。ただ私は香り入りのものは使ったことがないので、どの程度の香りなのかお伝えできないのが残念です。
シミケアからスキンケア、火傷などの傷にも効くソンバーユ。これ1本で全身ケアができてしまう優れものです。あなたの肌の悩みが少しでも改善されますことを願っています。