お子さんの夏休みの自由研究のネタ探しに困っているそこのお母さん!今年の夏はゴーヤを使った自由研究はいかがでしょうか?
ゴーヤは、
- 育てる
- 食べる
- 使う
と多様な切り口があり、自由研究にはもってこいのネタなのです。
今回は夏休みの自由研究にゴーヤがおすすめの理由、ゴーヤを使った自由研究のアイディア3つをご紹介します。まだお子さんの自由研究のネタが決まっていないようであれば、ぜひ参考にしてみてください。
夏休みの自由研究にゴーヤがおすすめの理由
ゴーヤそのもの自体は知っていても、
- どこの国で生まれたものなのか
- なんで苦いのか
- 食べる以外に活用方法はあるのか
- 正しい育て方は?
など、大人でもゴーヤについて詳しく知っている人は少ないのではないのでしょうか?
ゴーヤはウリ科の野菜できゅうり、スイカ、かぼちゃなどの仲間です。ゴーヤというと沖縄のイメージがありますが、実はどこの国が原産地なのかは不明といわれています。
ですが生育に適した温度は20~30度と高温性で、暑さ、乾燥に強く、夏なら比較的簡単に作れます。さらに、丈夫で手間もあまりかからないので失敗することも少ないです。この育てやすさが一つ目のおすすめポイントです。
二つ目のおすすめポイントは実験後、食べられるというところです。
実験に使ったものを無駄にせず、食べたことさえもレポートのネタにできるというので合理的です。ゴーヤを食べる機会も、自分で育てた野菜を食べる機会もなかなかないと思うのでいい経験になるのではないでしょうか。
三つ目のポイントは緑のカーテン(グリーンカーテン)を作ると、節電につながるというところです。
緑のカーテンで窓全体を覆うなんて大変なのでは?と心配される方もいらっしゃると思いますが、大丈夫です。ゴーヤは摘心という簡単な処置をするだけで、勝手にどんどん大きくなっていきます。
なので、気軽に実験ができるかつ環境にやさしい省エネにも繋がります。先生ウケもいいレポートが出来上がったり、お母さんも電気代が安くなったりと一石二鳥ですね。
ゴーヤを使った自由研究アイディア
ゴーヤを使った自由研究では、実際に育てたり、食べたり、使ってみるのがおすすめです。そこで興味が出たり、新たな発見や疑問点が出てきたときには、さらに深く調べたり研究してみるといいでしょう。
興味が続くようなら数年間連続でゴーヤの研究を続けてもいいですね。
育ててみよう
例:ゴーヤの成長記録
苗もしくは種をプランターへ植える
※夏休みに入ってから種を植えると、期間中に実ができるところまで至らなかったり、成長が不十分だったりする可能性があるので、ホームセンターで苗を買ってきてもよい(種まきからすると、実ができなくてもツルが伸び、グリーンカーテンができる様子は観察可能)
成長過程をスケッチするか写真撮影
ゴーヤは生育スピードが速いので変化がわかりやすくて、自由研究に慣れていない子でも飽きずに観察できると思います。
「花が咲いたとき」や「実がついたとき」はもちろん、「困ったとき(葉や花が虫に食べられた等)」も、観察しスケッチや写真を撮っておくとよいですね。日付と気づいたところをメモに残しましょう。
食べてみよう
例:ゴーヤの苦みがどこにある?どこが一番苦いのか?
苦味の原因は?
- ゴーヤの苦味について調べてみましょう。
- 苦味を出す成分は?
- どの部分が苦いの?
緑の部分→苦い、・中のワタ→苦くない など - 苦味は毒?身体に良い?
胃の分泌液を促進させ食欲アップ、疲労回復効果があるので夏バテにぴったり など - 苦味を感じない食べ方は?
油で炒めたり、塩で揉んだり、「かつお」などのうまみ成分と一緒に料理すると苦みが緩和する など
調べた方法で料理を作って食レポ風レポートを書く。
活用してみよう
例:ゴーヤのグリーンカーテンの冷却効果
ゴーヤは育てやすく、摘心をすれば後は自分で大きくなってくれるので、グリーンカーテン作りは大がかりなように見えて実は簡単です。
必要なものは
- 種や苗、土(苗の方が簡単なので初めての方にはオススメ)
- 肥料(中でも、液体肥料は簡単に追加できるのでオススメ)
- プランター(20L以上推奨)
- つるを絡ませるネットや支柱
と、ホームセンターの園芸コーナーできるものばかりです。
まとめ
ゴーヤを使った自由研究は多様な切り口があるので、お子さんと一緒に選んでみるものいいですね。
この記事を参考に、納得のいく自由研究ができると嬉しいです。最後までご覧いただきありがとうございました。