私は現在1歳8ヶ月の娘を育てています。
実は、私は20代の頃は結婚願望がありませんでした。30代に入り旦那と出会い結婚、出産をして今に至ります。
その為1人目の出産は34歳と、周りの友達と比べると少し遅めではあります。仲のいい同級生達のほとんどは、子供が2人、3人といます。その子供達が兄弟で喧嘩をしていたり、一緒に遊んでいるところを見るとつい自分の娘にも、妹か弟を作ってあげたいなぁと思ってしまいます。
しかしこればっかりは、すぐ作れません。夫婦の年齢のリミットも迫ってきています。
不妊治療をしてまで、姉弟姉妹を考えるべきか。それともこのまま授からなければ1人っ子で育てていくか。また、姉弟がいない子供の環境を親はどう整えていけばいいのか。
私なりの視点で、それぞれの育児のヒントをお伝えしていきます。
子育て中の予想外の費用、不安との戦い方は?!
私が子供を授かった時に頭によぎったのは、金銭的にどのくらいかかっていくのかという事でした。
妊娠が判った頃ちょうど一軒家を建てる計画をしており、月々のローンがどの位か、子供が出来た時の出費はどうなるのかをシミュレーションしていたところでした。
そんなタイミングだった為、ますます経済的不安が強くなっていきました。
よく、子供1人育てるのには1000万以上かかると聞きますよね。そして2人目となると更に経済的負担がかかります。また、自分たちの老後資金も工面しなくてはいけません。
そんなシミュレーションをした際に立ちはだかった2人目の壁。2人目が中々授からなかった場合、不妊治療という選択をするのかしないのか。
この治療費は個々で大きく違いますが、ざっくり調べると最低でも数十万。中には高級車2台分、という情報もありました。これは私達夫婦の予想外の大きな出費になります。子育てとお金の問題って、本当に難しいですよね。
どこにお金をかけて、どのタイミングでその区切りをつけるのかはその家庭で違うと思います。ただ家族がきちんと納得する形で着地出来るよう時間をかけて話し合う事がなにより重要だと感じました。
40代からは子育てよりも仕事?!子供の負担を軽くする為に。
もし一人っ子が確定した場合、私の場合は40代から仕事をしようと考えています。
子供に手がかからなくなってきた頃から共働きで老後資金を貯めておけば、将来介護等の費用も賄えるからです。
一人っ子の場合、どうしても親の介護等の負担が大きくなってしまいます。なので、学費が1人分だけで済む今のうちに、私達親の老後資金も計画しておかなくては
なりません。
また、親が子育て以外に目を向けるのもとても良い事なのです。
一人っ子である子供は、どうしても親の期待を一身に受けてしまいます。その期待が負担になってしまわないよう、親は子供に干渉しすぎないよう外にやりがいや楽しみを見つけることで、回避できるようです。
一人っ子のデメリットとして必ず挙げられるのが、この過剰期待と過干渉です。親の期待や希望を、子供に叶えてもらおうとしている事でそうなるようです。
それが一人っ子の場合、すべて振り掛かってくるためプレッシャーになるのです。
一人っ子の子育てはメリット多し。余裕のある楽しい育児。
子供と外出していると、たまにお年寄りの方に声をかけられます。
「お子さん何歳?可愛いね~」だけでは無く、「2人目は?考えてる?一人っ子は可哀想よ。」とまで言われることもしばしば。そもそも一人っ子って可哀想なのでしょうか?
一人っ子は甘やかされてワガママになる、とも聞いたことがありますが、全員がそうではありません。
姉弟がいた場合のメリットもあるでしょうが、逆に一人っ子であることにメリットもあるわけです。金銭的な余裕や、親の心の余裕も違うでしょう。
もし2人目が授かれず、一人っ子の環境になった場合。金銭的な余裕が出来るため、趣味や習い事への選択肢が広まります。また親とのコミュニケーションも密に取りやすく、良い親子関係が築けやすくなります。
一方で気を付けていきたい事は、子供に過剰干渉・過剰期待をせずに、家族以外との人間関係を作れる環境を与えてあげることが大切だそうです。また親も自分の趣味や友人との関係を大切にして、子供関係以外のところで楽しむことで子供との距離もほどよく保てるのではないでしょうか。
まとめ
年々、一人っ子の家庭が増えているそうです。理由としては、経済的な問題、晩婚化、離婚をするケース等様々なものがあります。
一人っ子だからと言って、ワガママになったりしません。兄弟がいるから幸せ、とも言い切れません。
それでも姉妹兄弟は出来ることなら作ってあげたいな、とは思います。
幼少期の姉妹兄弟との経験や思い出は、大人になってから必ずプラスに転じると思うからです。しかし家庭の様々な事情もあり子供は一人と決めるのも、幸せな選択肢だと思います。
要は、自分と家族が納得しているか、そうでないかでその家庭の幸福度は変わってくると感じます。
もちろん兄弟の有無による、子供への影響は少なからずあるとは思いますがそれぞれのデメリットを親である私たちがフォローすることで、軽減していけたら良いと思います。