人生の中で、自分はあと何回怒鳴るのだろう。まさに今日、私が思っていた事です。
子供に対して怒鳴ってしまい、反省していたのにまた繰り返してしまう・・・。
よくママ達の会話の中で聞かれるのが、毎日怒鳴って反省してるという話です。
実は私、娘が1歳半になるまでは育児でイライラしたことがほとんど無かった為、半分他人事のように感じていました。
しかし1歳半を過ぎたあたりから、イライラが止まらず怒鳴る事が増えました。
家が震えているのではないかと思う程の声で怒鳴る姿は、決して旦那には見られたくありません。まさか自分がここまで怒鳴る母親になるなんて…とビックリしています。
イライラした時も、出来るだけ怒鳴らずに伝えたいですよね。心穏やかに過ごしたいと思っているはずなのに、カッとなって怒鳴っては反省。
きっと多くのママ達がこの繰り返しなのではないでしょうか。
もちろん怒鳴るのは良くないでしょう。しかし、怒鳴らずに我慢をし続けどんどんストレスを溜めていき、しまいには手を上げてしまう…というよりはマシかなぁなんて思うときもあります。
そこまで追い詰められる前に、または少しでも怒鳴る回数を減らす為にはどうしたらいいのでしょうか。
避けられない子育てのイライラ!自己嫌悪のパターンを知ろう。
皆さんはどんな時に怒鳴ってしまいますか?
私は、本当に些細な事で怒鳴ってしまうことが多々あります。
例えば、娘が食事を待てずにギャン泣きしているだけで「ちょっと待ってって言ってるでしょう!!!!!いい加減にして!!!!」と怒鳴った事もありますし、早朝に起こされ、遊んでくれとギャン泣きされた時にも怒鳴った事があります。
今思うと、そこまで怒鳴ることでもない場面なのに何故かカッとなってしまいます。
そして問題は怒鳴った後です。
娘が声を小さくして泣いていたり、いい子でいようと普段しないお手伝いをしてきたりしました。今思い出すだけでも胸が熱くなってしまう程、かわいそうな事をしてしまったと反省しています。自分はなんてダメな母親なんだろうと自己嫌悪の繰り返し。
子育てに正解なんてないのですが、私は母親としてダメなんだと思ってしまいます。
理想の子育てとは程遠い現実。イライラを軽減させる対処法。
いつも穏やかなママでいたい。どうすれば怒鳴らずにいられるのだろう?と考えましたが、怒鳴らない為には、イライラしない環境にしなくてはいけません。
イライラしない環境ってなに?どう作ればいいの?と疑問ばかりが生まれ答えが中々出ません。
そうなった時に頭に浮かぶのが、「私が我慢すれば良いんだ」という事でした。
イライラを飲み込んで、我慢。怒鳴らないように耐え続けた事があるのですがその時のイライラの積み重なりは相当なものでした。
子育てが全然楽しめない、辛い。と感じてくるようになってしまいました。そこでまた、考え方を変えてみました。
怒鳴らないように我慢するのではなく、怒鳴ってもいいからその後はフォローをする。最初に自分の精神的な安定を優先するようにしました。
決して怒鳴る事を薦めているのではありません。ママだって人間ですから、感情的になるのも当然だと思うのです。
育児をする中で、ママが全てを我慢する必要は無いと思います。
私は、娘にイライラして怒鳴ったりどうしようもなくなる事が度々あります。ハッと我に返った時はもう娘は傷ついている。
この時、娘ギュッと抱きしめて謝るという事を必ずしています。
もちろん抱きしめて謝っても、娘の心の傷はついたままなのでしょうが私自身に変化があり、同じような事で怒鳴る事はほとんどなくなりました。
現実の子育てはこれ!イライラと反省する自分で大忙し?!
時間の無い時や、自分自身に余裕が無い時って本当にイライラしやすいですよね。子供にその矛先が行ってしまうこともしばしば。その度に反省して、自分を責めてしまいます。
これは、多くのママが体験している事なのではないでしょうか。
普段は温厚なママも、家では毎日怒鳴ってしまうという話も多く聞きます。
子育てって予想しない出来事ばかりだから、常に冷静でいるというのは無理な話です。これは、子育てしてみないと分からないと思います。
ママも1人の人間です。完璧な人間なんていないと思います。子供に愛情があるからこそ色々な感情が出てくるのではないでしょうか。
まとめ
私は途中、怒鳴ってもいいからフォローを必ずする。と申しましたが、決して「怒鳴る事は良い事」という意味ではありません。
怒鳴るという行為は、子供の心に傷をつけている事もありますし怒鳴る回数が多くなるにつれ、子供が親の顔色を伺うようになってしまう事ももちろんあると思うのです。
イライラの要因の多くは、「自分自身の余裕のなさ」かもしれません。時間やスケジュール・体調など色々あると思いますが、1つでも深呼吸できる余裕を持つと怒鳴る回数は減っていくのではないでしょうか。
常に冷静に物事を見て、毎回感情的にならず子供を叱れる親はほぼ存在しません。
世の親は、育児を通して日々たくさんの事を学んでいるのではないかと思います。
感情的になってしまい反省する姿も含め、子供は親の事をよく観察しています。
少しの失敗で思い悩むよりも、その失敗を糧に前向きに育児をしていく事で子供に良くも悪くも、お手本として見せていけるのではないでしょうか。
親である私達も、子供と一緒に成長出来たら幸せですよね。