世の中にはたくさんの育児本がありますよね。
私自身も、出産前は育児本や雑誌を読んで出産準備をしたり育児の想像をしていました。
出産後も育児本だけでなく、臨床心理士さんの講演会に行ったり市で行われている
子育て関連の講座に参加したりと、積極的に情報を集めています。
私は子育てに行き詰まった時どうしていいのか分からず、イライラが抑えられなくなりヒステリーを起こしていました。そして後から反省の日々…。そうなった時に育児に関しての情報をいくつか持っているのと、そうでないのとでは自分の心の余裕の持ち方が違ったのです。
このような経験から、この情報や知識を知っておくと育児に役立つ、または少し気持ちが楽になるというものを、私自身の目線でご紹介していきます。
現代の子育て法。イライラした時こそ赤ちゃんを抱こう。
以前、娘が生まれて間もないころに姑から「赤ちゃんが泣いた時にすぐ抱いてしまうと、抱っこ癖が付くから良くないんじゃない?」と言われた事がありました。
でも育児本や他のママさん達の会話では、今の時代は沢山抱っこしてあげると良いんだよ。と聞いていました。
ただ、どのような理由で抱っこが良いのか詳しく知らなかったので、子供が泣いたらひたすら抱っこをしてあやしており、早く泣き止まないか・早く寝てくれないかと心の余裕も無くなり、育児自体が辛かった時期がありました。
この抱っこが良いとされる理由として、子供にとって親との肌接触が心のケアに繋がります。オキシトシンという「愛情ホルモン」が親子ともに出ており、脳のバランス状態を整えてストレス耐性力がつきます。
幼い頃のスキンシップで、将来の脳の成長や能力、性格形成に影響してくるのだそうです。そして必要な時期にスキンシップを充分にしておくと、子供の自立も早いとの事。
このように、抱っこを沢山してあげるとこんなにメリットがある事を知ってから
グズグズして抱っこを求めてくる時や忙しく家事をしている途中でも、優先して
子供を抱いてケアする事でイライラする事は少し減りました。
子育てって疲れる!!イライラしても意識してほしい、親にしか出来ない事。
現在1歳8ヶ月の娘は、よく私の言葉や仕草を真似するようになりました。
「ダメよー、あーぁ、もぉ~」と言う私の口癖もそっくりで笑ってしまいます。きっとママ達の子育てあるあるですよね。ちなみに言葉は親がしっかりと教えることで
品性が出る為、日々気を付けなければいけないなぁと思っております。
子供は親を本当に良く見ています。そして、親の反応にも敏感ですよね。
家事等で忙しい時に、ママーママーと呼んでくる娘に対して空返事をしていると本気で怒って大泣きしてきます。時にはイライラして面倒に感じてしまう、娘とのやり取り。
しかし子供にとってはこのやり取りこそが、とても大事なのです。
子供の発した言葉や行動に対し、スマホ片手に空返事したり無視をした場合、子供は「自分の発言を受け止めてくれない。自分の存在はその程度なんだ。」という
感情を抱き、自己肯定感が下がってしまいます。
しっかり答えてあげる事で、子供の自己肯定感や愛着の形成が出来ると言われています。
将来、対人関係にも影響してくるこの自己肯定感を親である私達がしっかり育てていきたいものですね。
子育て中最大の悩み?!言う事を聞かない時こそ成長のチャンス!!
幼児期の子育ての悩みの中で最も多いのが、2歳前後から始まるイヤイヤ期では
ないでしょうか。私の娘もイヤイヤ期の入り口に立っており、毎日何かしらイヤイヤしています。
- ついこの前まで素直だった我が子が、急に言う事を聞かなくなった…
- いつもより癇癪が酷い…
そんな日々でついイライラ、疲れが溜まっていませんか?
このイヤイヤ期、実は子供にとっても親にとっても成長出来るチャンスなのです。
子供にとっては、感情の表現力・気持ちを立て直す力等、イヤイヤ期を通して
沢山の事を大きく伸ばせます。
親にとっては、子供との信頼関係がさらに強くなったり、自身の忍耐力も上がりますよね。
そして子供が成長した時に自己主張が出来るよう、日々の中で選択・決定をさせてあげる事がとても大切だそうです。
まとめ
日々の育児の中で、つい怒ってしまったりイライラして子供や旦那に当たったりする
事は誰しも経験することと思います。
そんな中で、子供の困った行動に対してどんな意味があるのか、また親にしか出来ない事は何かを1つでも知っておくだけで、心の余裕が生まれるかもしれません。
子供にとって親は全てのモデルになっています。
そして、子育てはハイリスクノーリターン!でも子育てに失敗はありません。
子供と一緒に、親である私達も成長出来ると良いですね!