自由研究は子供に任せておくと、テーマも決められないまま日にちが経ってしまいがちです。
本来は、子供が興味のあるテーマを自ら見つけて自由研究とするのが理想ですが、難しそうな場合は、どんな自由研究にするか親がヒントを与えて決めさせましょう。
子供の好きなことをテーマに選べば、子供も興味を持って取り組むことができます。
子供がお花が好きならば、花がテーマの自由研究に取り組んでみてはいかがでしょうか?今回は、花がテーマの自由研究のアイデアを紹介します。
小学生にもできる花がテーマの自由研究アイデア
花がテーマの自由研究はどんなものがあるでしょうか?アイデアをいくつか紹介しましょう。
花びらの構造に迫る
花によって花びらの構造が違います。
つつじやゆりのような花は筒形に繋がっていますし、チューリップは花びらが1枚ずつはがすことができます。
花びらがつながっているもの、2枚、3枚、4枚・・・とありますね。それぞれどんな花があるか分類してみましょう。
花は公園など自然な状態で咲いている花を観察してもいいし、花屋さんにならんでいる花を観察しても良いでしょう。
さぁ、花びら何枚の花が多いでしょうか?
花の色に迫る
花の色はどんな色があるでしょうか?白、赤、黄色、ピンク、紫などなど。緑の花はある?黒はある?
公園や花屋で見つからなかったら、図鑑やネットで調べても良いでしょう。何色の花が多いでしょうか?また、なぜその色の花が多いのでしょうか?
花のにおいに迫る
花はいい香りで虫たちを誘い、受粉の手助けをしてもらいます。では、どんな花もいいにおいなのでしょうか?
どの花もいいにおいで、においの強い花と弱い花があるだけなのでしょうか?イヤなにおいの花はないのでしょうか?いろんな花のにおいを確認して、分類しましょう。
イヤなにおいの花が見つからなかったら、図鑑やネットで調べても良いでしょう。
花を使った工作をする
花は押し花にすることができます。上手に押し花にする方法を見つけるのも自由研究になります。
押し花に適した花はどれか?どの方法がいいか?自由研究のアイデアはたくさんあります。
うまく出来たら、壁掛けやしおり、絵はがきにしてもいいですね。
押し花は昔ながらの重しをする方法もありますし、アイロンをかける方法もあります。ティッシュに挟んでアイロンをかけるだけで、あっという間に押し花が完成します。重しをする方法と仕上がりも違うので、比べてみてもいいですね。
こんな風にまとめてみよう!
自由研究は調べたり、作ってみたりするだけでなく、まとめることで完成します。
まずはメモ書きで、書くことを決めます。設計図のようなもので、このステップを飛ばしてしまうと、順序がおかしくなったり書きモレができてしまいます。
- テーマ
- そのテーマを選んだ理由
- 調べたこと
- 気が付いたこと
- 感想
調べたことなら、スケッチブックに絵と文章でまとめるのが一番やりやすいでしょう。
写真ではなく、絵を描くことで花を観察できるので、絵を描きましょう。絵は色えんぴつで書くと裏うつりがしません。公園などの花は写真を撮っておいて、写真を見ながら絵を描いても良いでしょう。
押し花を作ったのならば、スケッチブック以外に、カレンダー方式でまとめる方法もあります。
大き目の画用紙用意して、押し花に向いている花や押し花の作り方をまとめます。サインペンを上手に使うことと、見出しと本文の字の大きさを変えることでインパクトのある自由研究になります。
模造紙は間違えてしまうと訂正がしずらいですが、スケッチブックや画用紙ならば紙を変えることで訂正ができます。
最後に作った壁掛けやしおり、絵はがきを添えます。やってみて気が付いたことや感想を加えると立派な自由研究になります。
順番通りに綴じておけば、バラバラになることもありませんし、くるくると丸めれば、学校に持って行くのも簡単です。
まとめ
子供が花が好きならば、花がテーマの自由研究に取り組んでみましょう。難しく考えなくてもアイデアはたくさんあります。花びらの構造、花の色、花のにおいなどなど。自分で花を見たり、集めたり、それでもわからないことは図鑑やネットで調べてみましょう。
花は押し花にすると長い時間楽しめます。押し花に向いている花や作り方も自由研究になります。
自由研究をしたら、模造紙やスケッチブック、画用紙を綴じたカレンダー方式などでまとめることで完成します。
模造紙は失敗すると直しにくいですが、スケッチブックや画用紙ならば紙を変えやすく訂正がしやすいのでおすすめです。
この方法は他のものにも応用できますね。鳥、魚、虫、食べ物、服、車、電車、飛行機、などなど。
子供の好きなものからテーマを探してみてください。