トイレの蓋問題。これって、永遠のテーマのようになっていますよね。実際、閉めた方がいいのか、閉めない方がいいのかは、意見が分かれるところだと思います。
あなたは、トイレの蓋は閉める派ですか?トイレの蓋を閉める場合、その理由は?そもそもトイレに蓋がついている理由って何?
そんなあなたの疑問を少しでも解決できればと思い、調べましたので解決の参考にしていただけると幸いです。また、自宅のトイレと公共のトイレでは違いがあるのかどうかもご紹介します。
トイレの蓋を閉める理由は?閉める?閉めない?どっちが正解?
トイレの蓋って閉めるのと閉めないのと、いったいどっちが正解なのでしょうか?
「閉まってたら、開ける時不衛生じゃないの?」
などなど、ごもっともな意見でどちらも納得するような意見ですよね。
実は、トイレの蓋は、閉めるのがマナーとされています。理由は、使い終わった後に流す際、蓋が開いていると、洗浄用の水と一緒に、汚物や細菌も飛び跳ねてトイレに舞ってしまうからなんです。
蓋を閉めずに水を流すと、約25mも細菌が宙を舞うとされています。そして、舞っている時間は約1時間。その間、誰もトイレを使用しない場合、その最近は床に落ちます。知らず知らずのうちに、床に落ちた細菌を踏んでいることになります。また、1時間以内に他の人(またはあなた自身)が使用した場合、細菌を知らず知らずのうちに吸い込んでいることもあります。
さらに、トイレの蓋を閉める理由は他にもあるんです。
例えば、温水便座の場合は、蓋を閉めることによって電力が下がります。機種によって違いはありますが、だいたい毎月約90円前後の違いがあるようです。自宅のトイレの場合なら月に90円の節約は、嬉しいと思いませんか?
そして、防音効果もあります。水の音って結構響きますよね。蓋を閉めることによって、その音が静かになるので、集合住宅の場合はもちろん、戸建ての家でも家族への配慮ができます。
さらに小さいお子さんがいるご家庭だと、必ず閉めておいてほしいと思います。理由は、子供が万が一トイレに頭から落ちた場合、なんと水深3cmほどでも溺れるといわれているからです。小さいお子さんがいないご家庭でも、落下防止になりますのでやはり蓋は閉めておいた方がいいということになりますね。
そして、もうひとつ!
自宅のトイレならとても気になる理由になりますが、実は、トイレの蓋を閉めることで金運を始めとする運気が上がるんです。トイレは、風水の観点から見ると“厄を落とす場”とされています。蓋を閉めることで邪気が外に漏れ出すことを防ぎます。
蓋を閉めないと、先ほども書きましたが細菌が舞います。そして、細菌と共に厄も漏れ出してしまいます。結果的に、トレイの中に厄が溜まると、運気(特に金運)が逃げてしまうとされているのです。
トイレの蓋問題、自宅のトイレと公共のトイレで違いはある?
もうひとつ、トイレの蓋問題で気になるのが、自宅のトイレと公共のトイレで違いはあるのかということではないでしょうか?
自宅のトイレなら、開けたし閉めたりすることに抵抗がなくても、公共のトイレとなると話は別ですよね。不特定多数が利用しているトイレ。蓋は、水や細菌をまき散らさないために閉めるとここでもご紹介してしまったので、「蓋ってメッチャ汚いのでは?」と思いましたよね。
そうなんです。蓋は、ハッキリいって汚いです。
なので、公共のトイレの場合は、閉めなくてもいいと私は思うんです。これにも理由がありまして、この理由は公共のトイレを使用している人たちの意見がとても参考になるので、ご紹介します。
「蓋は不衛生なので、用を足す前に触りたくないから、閉めないでほしいし、自分も閉めない」
「前の人がキレイに使ったかどうかを確認できるので、閉めないでほしいし、自分も閉めない」
確かに!と思う理由ですよね。なので、閉めないという人が大多数のようです。ちなみに、私は昔、保健体育の授業で先生から「公共のトイレでは、流す時には蓋を閉めて、流し終わった後は開けておきなさい。自分の粗相を次の人に見せないためにも必要なことです」と教わりました。
自分が用を足した後の蓋なら開け閉めできますからね。最近では、除菌液が設置してある公共のトイレも多いので、もし閉まっている場合にはまず除菌液で拭いてから開け、用を足した後に一度閉めて流し、もう一度開けてから出てくるのが、理想なのかもしれません。
トイレの蓋を閉めるか閉めないかは永遠のテーマかもしれない
トイレに蓋がついている理由は、細菌の飛散を防いだり、落下防止、防音などだったんですね。初めてトイレに蓋がついたのは、諸説ありますがヨーロッパやアメリカなど洋式トイレを使用していた国だそうです。日本は、お風呂とトイレは別の間取りも多いですが、海外ではバスルームにトイレがある間取りが一般的です。
シャワーを浴びる際、トイレの蓋を閉めて、そこに腰を掛けるのが一般的だったそうです。日本でもバスチェアーがありますが、それと同じような感覚で使用していたのかもしれませんね。
そして、余談ですが知人に職業柄トイレを扱う人がいて、その人に聞いたところ「蓋がついているトイレは、閉めた方がいい」ということでした。蓋がついているということは、閉める目的があるからだそうです。
確かにそうかもしれませんが、そんな簡単なことでは、納得できないような気がしますよね。
トイレの蓋を閉めるか閉めないかは永遠のテーマかもしれませんね。
細菌飛散は、できるだけ阻止したいところですが、自宅のトイレの場合は家族全員に閉めてもらうことは時には難しいこともあるかもしれません(閉め忘れとか)。そんな時には、できるだけトイレを清潔に保ち、運気を逃さないように心掛けたいものですね。
トイレの蓋に関するあなたの疑問解決のヒントになりましたでしょうか?今回の内容が、少しでもあなたのお役に立てましたら嬉しいです。