「七五三の靴、草履にする?それとも“動きやすい靴”でも大丈夫?」
初めての七五三、私もここでつまずきました。
かわいさは大事。でも当日は神社の砂利道や移動が多くて、子どもが「痛い…」と泣いてしまい、途中で靴に履き替えたことがあるんです。
私の結論!見た目と快適さを両立するなら、撮影は映える草履(またはフォーマル靴)+移動や参拝は“フォーマル見え”で動きやすい靴の履き分けが正解。スニーカーも色と質感を選べばマナー的に問題のないシーンが多いです。
この記事では、同じ悩みを持つママの不安をまるっと解消します。
七五三の靴選びで失敗しないために、私ミサキのリアル体験を交えながら、次のポイントをやさしくガイドします。
- 動きやすい子ども靴のチェックリスト(サイズ・留め具・滑り止め・色の選び方)
- シーン別の履き分け(撮影/参拝・移動/食事会/雨天対策)
- 年齢・性別・装い別のおすすめ基準(3歳・5歳・7歳、男の子・女の子)
- 用途別おすすめ靴(フォーマル見えスニーカー、ローファー、バレエシューズ など)
- 当日の困ったを即解決(靴ずれ・脱げる・鼻緒が痛い時の応急処置)
「かわいい」も「ラク」も欲張ってOK。
このページを読めば、七五三の靴は“動きやすさ×フォーマル見え”で迷わない――そんな自信を持って当日を迎えられます。
- 七五三の靴はこう選ぶ:3歳・5歳・7歳/男の子・女の子の“うちの子”基準
- 七五三の靴は「動きやすい×フォーマル見え」でOK(スニーカーも状況により可)
- 当日ラクになる:シーン別の“履き分け”が正解(撮影・参拝/移動・食事会・雨天)
- 編集部セレクト:“動きやすい×フォーマル見え”の子ども靴【用途別おすすめ】
- 迷ったらここから:用途別おすすめ3選(再掲・すぐ決めたい方に)
- 迷わない準備:2週間前から当日までのタイムライン+持ち物リスト
- 当日の困ったを即解決:トラブル対処&よくある質問(FAQ対応)
- 体験談|失敗から学んだ“うまくいくコツ”だけ共有します
- 後片付けまでが七五三:靴・着物のケア&保管(関連記事あり)
- まとめ|“かわいい×ラク”を両立するなら「履き分け+チェックリスト」
七五三の靴はこう選ぶ:3歳・5歳・7歳/男の子・女の子の“うちの子”基準
ここでは、先ほどの選び方の原則を「年齢・性別・装い(和装/洋装)」に当てはめて具体化します。
お子さんの歩き方や足型に合わせて、無理のない“正解”を選びましょう。
3歳|軽量×面ファスナーで「脱げにくい&疲れにくい」
- 留め具:面ファスナー or 甲ストラップ必須(自分で履き替えやすい)
- ソール:やわらかく屈曲性の高いもの。滑り止めは深めの溝
- フィット:つま先5〜7mm余裕、かかとカップが深いタイプで安定
- 素材・重さ:軽量&やわらかアッパー(長時間でも機嫌が保ちやすい)
- 和装:草履は短時間の撮影用に。移動はストラップ付きフラットが安心
5歳|ローファー/ストラップに挑戦可。滑り止めとホールド感を重視
- 留め具:ローファー(ゴム入りタン/サイドゴアで脱げにくさを確保)
- ソール:石段・砂利に対応するグリップ重視。硬すぎないこと
- デザイン:黒/ネイビー/ベージュ+艶控えめで写真に馴染む
- 事前慣らし:室内→屋外の順に合計1〜2時間目安で慣らす
- 和装:撮影=草履、参拝・移動=フォーマル見えスニーカーの二刀流
7歳|サイズ迷子に注意。クッション性と“正しいサイズ”で長時間もラク
- サイズ:「成長を見越して大きめ」はNG。捨て寸5〜7mmを厳守
- クッション:低反発インソール+屈曲性ソールで疲れ軽減
- 安定性:かかとが浮かないホールド感(かかとクッション併用可)
- 移動が多い日:黒のフォーマル見えスニーカーが最有力
女の子(和装/洋装)|バレエシューズ風や細リボンで“上品×歩きやすい”
女の子はフォーマル感のあるバレエシューズ風や、細リボン付きの靴が人気。
和装なら草履を写真や参拝用に用意し、移動や食事会では歩きやすいバレエシューズに切り替えるのがおすすめです。
- 洋装:ストラップ付きバレエシューズ風(面ファスナーだと快適)
- 和装:撮影は草履。移動はストラップフラット or 草履風スリッポン
- 色:黒/ネイビー/ベージュ。装飾は小さめリボン程度が写真映え
- 靴下:薄手の同系色(白・ベージュ)でフォーマル感UP
男の子(和装/洋装)|ローファー+グリップソール。場面により黒スニーカーも
男の子はローファーやシンプルな革靴がおすすめ。
和装なら足袋に草履が基本ですが、長時間は歩きづらいため、参拝後や移動時はローファーに履き替えると安心です。
- 洋装:ローファー(サイドゴア/ゴム入りで脱げにくい)
- 和装:撮影=草履、参拝・移動=黒フォーマル見えスニーカー
- 色:黒 or 濃紺が無難。ロゴ・厚底・派手配色は避ける
- 靴下:黒/ネイビー/グレーで足元が締まり、写真で浮きにくい

甲高・幅広の子は、ワイド木型×面ファスナーが鉄板。つま先が横に広いと、長時間でも「痛い」が出にくかったです。
七五三の靴は「動きやすい×フォーマル見え」でOK(スニーカーも状況により可)
七五三の靴選びは「動きやすさ」と「フォーマル感」のバランスが大切です。
男の子ならローファーやシンプルな革靴、女の子ならバレエシューズ風やストラップ付きの靴など、性別に合わせた選択が安心です。
普段履いているスニーカーでも、落ち着いた色味であればフォーマルな場に違和感なく使える場合もあります。
七五三の足元は、見た目(フォーマル感)と快適さ(動きやすさ)の両立が正解です。写真は「映え」を、参拝や移動は「ラク」を優先する履き分け(二刀流)なら、マナー面も実用面もクリアできます。
ここでは、和装・洋装それぞれの考え方と、色や素材の基準、当日の切り替えポイントをシンプルに整理します。
和装は草履が基本。ただし参拝・移動は靴に履き替えで現実的
和装は草履が写真映えしますが、神社の砂利道や石段では子どもが歩きにくいことも。
撮影時は草履、参拝や移動は“フォーマル見え”の動きやすい靴に履き替えるのが安心です。草履を履く場合は、足袋ソックス+かかと留め(ストラップ)で脱げ・擦れ対策を。
- 草履の代わり候補:草履風スリッポンやストラップ付きフラット
- 持ち物のコツ:巾着やシューズバッグで草履⇔靴の切り替えをスムーズに
洋装はフォーマル靴が無難:ローファー/バレエシューズ風
洋装ならフォーマル靴(ローファー/バレエシューズ風)が基本。
面ファスナーや甲・かかとストラップで脱げにくさを確保しつつ、屈曲性のあるソールで歩きやすさも両立しましょう。長距離の移動がある日は、黒のフォーマル見えスニーカーも選択肢です。
色と素材の基準:「黒・ネイビー・ベージュ」×「艶控えめ」
祖父母や神社の雰囲気に配慮するなら、黒・ネイビー・ベージュが無難。エナメルは艶控えめを選ぶと上品にまとまります。派手色・厚底・大きなロゴは、式典写真で浮きやすいので避けるのが安心です。
- OK目安:無地/細リボン・小さめ装飾/落ち着いた艶
- NG目安:大きなロゴ・派手配色・過度な厚底
使い分けのコツ:「撮影=映え」「参拝・移動=ラク」の二刀流
家族で「どのタイミングで履き替えるか」を共有しておくとスムーズ。
写真は草履やフォーマル靴で“きちんと”、移動や待ち時間はフォーマル見えスニーカーやストラップ付きフラットで“快適”に。替え靴は軽量のシューズバッグにまとめて持参しましょう。
- 切り替えポイント:写真館の外→移動時/神社集合前→参拝後
- 小ワザ:薄手靴下と絆創膏・かかとクッションで靴ずれ予防
当日ラクになる:シーン別の“履き分け”が正解(撮影・参拝/移動・食事会・雨天)
我が家の七五三当日も、「映え」と「ラク」を切り替えることでぐっとスムーズになりました。
シーンによって靴を履き分けると、子どもも親もラクになります。
ここでは、場面ごとに最適な靴と、履き替えポイント・持ち物のコツを短くまとめます。
撮影(和装/洋装)=草履 or フォーマル靴で“映え”を最優先
記念写真では「映え」が最優先。
和装なら草履、洋装なら男の子はローファーや革靴、女の子はバレエシューズ風やリボン付きシューズを選ぶと上品に見えます。
- 和装:草履+薄手足袋ソックス。鼻緒が痛い子はポイントパッドを携帯
- 洋装:ローファー/ストラップ付きバレエシューズ(面ファスナーだと着脱がラク)
- 撮影前にチェック:艶感・色味が衣装と馴染むか/歩いても脱げないか
参拝・移動=黒の“フォーマル見えスニーカー”やストラップ付きフラットで快適に
神社参拝や移動の時間はとにかく快適さが大事。
黒やネイビーのシンプルなスニーカーなら、フォーマル写真にも違和感が少なくおすすめです。
女の子はストラップ付きフラットシューズに履き替えるのも◎。
- おすすめ:黒スニーカー(装飾少なめ・ロゴ控えめ)/ストラップ付きフラット
- 切り替えタイミング:写真館を出る前/神社集合前の待ち時間
- 持ち物:軽量シューズバッグ、絆創膏、かかとクッション、替え靴下
食事会=脱ぎ履きしやすいローファー/バレエシューズ風が安心
会食では動き回ることが少ないため、フォーマル靴でも負担が少なめ。
ただし食事会場までの移動にはスニーカーを活用すると安心です。
座敷や個室での着脱を想定して、面ファスナーや甲ストラップがあるタイプが便利。食事後に散策する場合は、歩きやすさも両立しましょう。
- おすすめ:軽量ローファー/低反発インソールのバレエシューズ風
- カラー基準:黒・ネイビー・ベージュ(艶控えめ)
雨天・防寒=撥水ケア+替え靴下で“冷え・濡れ”対策
雨の日は滑りにくい靴底のスニーカーや、撥水加工のある靴を。
フォーマル写真がある場合は、移動時はスニーカー、撮影直前に草履やフォーマル靴に履き替える方法が安心です。
雨や寒さは子どもの機嫌に直結します。前日までに撥水スプレーをかけて、当日は替え靴下とミニタオルを用意しましょう。
- 雨対策:撥水スプレー/防水性のあるスニーカー/吸水性の高い紙タオル
- 寒さ対策:薄手足袋ソックスを重ねる/待ち時間はひざ掛けで保温
- 濡れた時:靴中敷を外して拭く→新聞紙やキッチンペーパーを詰めて水分を吸う

「撮影は映え、移動はラク」の合言葉を家族で共有しておくと、
履き替えの声かけがスムーズで、子どもも終始ごきげんでした。
編集部セレクト:“動きやすい×フォーマル見え”の子ども靴【用途別おすすめ】
ここからは、実際に選ぶときの迷いを減らすための“用途別の正解パターン”をまとめます。
編集部が実際の体験談やママの声をもとに、七五三におすすめの靴をシーン別にセレクトしました。
「かわいい&ラク」を両立できるアイテム選びの参考にしてください。
まずはタイプ別のおすすめ→最後に比較早見表でサクッと全体像を確認できます。
和装×移動用|草履風スリッポン(かかとストラップ付き)
- 特徴:草履ライクな見た目で、ストラップで脱げにくい。薄手足袋ソックスと相性◎
- 推しポイント:撮影は草履、移動はこれに履き替える二刀流がラク
- 注意点:ヒール高・厚底は避ける/艶は控えめが上品
洋装×きちんと見え(男の子)|軽量ローファー
- 特徴:サイドゴア/ゴム入りタンでホールド感/屈曲性ソール
- 推しポイント:黒or濃紺で写真映え。式後の発表会・卒入学にも使い回せる
- 注意点:固いアッパーはNG/大きめ買いは避ける
洋装×かわいく(女の子)|ストラップ付きバレエシューズ風
- 特徴:面ファスナー又は甲ストラップで脱げにくい/低反発インソール
- 推しポイント:小さめリボンや丸いつま先で上品なフォルム
- 注意点:ラメ・ビジューは控えめに/艶は控えめ
長距離移動×砂利道|黒のフォーマル見えスニーカー
- 特徴:オールブラックのアッパー/ロゴ控えめ/屈曲性+滑り止め
- 推しポイント:写真で浮きにくく、神社の石段・砂利でも安定
- 注意点:厚底すぎるものや派手配色は避ける
足幅広めさん向け|ワイド木型ローファー/フラット
- 特徴:つま先が横に広い設計/甲が低すぎない
- 推しポイント:長時間でも「痛い」が出にくく、ぐずり予防に直結
- 注意点:かかとが浮く場合はかかとクッションを併用
甲高さん向け|面ファスナー×深め甲設計
- 特徴:甲の高さを調整できる面ファスナー/深めの甲でホールド
- 推しポイント:夕方むくんでも締め直ししやすい
- 注意点:ベルト穴固定のみは避ける(微調整がしにくい)
失敗しない!靴選びチェックリスト
まずは、どんな靴を買うときにも確認しておきたいポイントをチェックしましょう。
当日になって「歩きづらい」「靴擦れした」などのトラブルを防げます。
- サイズ感:普段より0.5cm~1cm大きめを目安に。厚めの靴下や足袋を履く場合は要確認。
- 履きやすさ:面ファスナーやゴム仕様など、子どもが自分で脱ぎ履きできると便利。
- 歩きやすさ:かかとがしっかり支えられる、安定感のあるデザインを選ぶ。
- 素材:本革・合皮はフォーマル感◎。ただし長時間ならクッション性や柔らかさも重視。
- 色味:黒・白・ネイビーはフォーマル見えしやすい。和装には淡色やエナメル風も合う。
- 試し履き:必ず七五三用の靴下や足袋で事前に歩かせてみる。
このチェックリストを満たしていれば、基本的に大きな失敗はありません。
あとは「撮影・参拝」「移動・食事会」「雨天」などシーンに合わせて選ぶだけです。

我が家の場合は、撮影=ローファー/移動=黒スニーカーでご機嫌に過ごせました。
「歩ける」って、それだけで写真の表情がぜんぜん違います。
用途別 比較早見表
用途 | タイプ | 留め具 | 重量目安 | ソール | カラー | 最適シーン |
---|---|---|---|---|---|---|
和装×移動 | 草履風スリッポン | かかとストラップ | 軽量 | 屈曲性+滑り止め | 黒/ベージュ | 撮影後の参拝・移動 |
洋装×きちんと(男の子) | 軽量ローファー | サイドゴア/ゴム入り | 軽量〜中量 | 屈曲性 | 黒/濃紺 | 記念写真・食事会 |
洋装×かわいく(女の子) | バレエシューズ風 | 面ファスナー/甲ストラップ | 軽量 | 屈曲性 | 黒/ベージュ | 記念写真・食事会 |
長距離移動 | 黒フォーマル見えスニーカー | 面ファスナー/ゴム紐 | 軽量 | 屈曲性+滑り止め | 黒 | 神社の砂利道・石段 |
幅広向け | ワイド木型ローファー/フラット | 面ファスナー/深め甲 | 軽量〜中量 | 屈曲性 | 黒/濃紺/ベージュ | 長時間の移動・待ち時間 |
甲高向け | 面ファスナー×深め甲設計 | 面ファスナー | 軽量 | 屈曲性 | 黒/濃紺/ベージュ | 夕方のむくみに対応 |
迷ったらここから:用途別おすすめ3選(再掲・すぐ決めたい方に)
ここまでの内容をギュッと絞って、まず外さない“用途別の3択”を再掲します。
時間がないときは、この中から1つ選べばOK。最後に購入前チェックも載せました。
① 和装×移動用|草履風スリッポン(かかとストラップ付き)
これが便利:草履らしい見た目なのに歩きやすい。撮影は草履、移動はこちらに履き替えがスムーズ。
- ポイント:かかとストラップで脱げにくい/薄手足袋ソックスと相性◎
- 色:黒・ベージュなど控えめカラー
② 洋装×きちんと見え|軽量ローファー(男の子)/ストラップ付きバレエシューズ風(女の子)
これが便利:写真で映える「きちんと感」。面ファスナーやストラップで脱げにくさも確保。
- ポイント:屈曲性ソール/艶は控えめ/黒・濃紺・ベージュ
- (男の子):
- (女の子):
③ 長距離移動・砂利道対策|黒のフォーマル見えスニーカー
これが便利:オールブラック&ロゴ控えめなら写真で浮きにくい。滑り止め×屈曲性で石段も安心。
- ポイント:面ファスナー or ゴム紐でフィット調整/厚底すぎるものは避ける
購入前ミニチェック(30秒):
- つま先の捨て寸は5〜7mmある?(小さすぎ・大きすぎはNG)
- 留め具は面ファスナー/ストラップで脱げにくい?
- ソールは屈曲性+滑り止めがある?(砂利道・石段を想定)
- 色は黒/濃紺/ベージュで写真に馴染む?
迷わない準備:2週間前から当日までのタイムライン+持ち物リスト
当日のごきげんは、準備でほぼ決まります。
ここでは「いつ・何をすればいいか」を時系列でサクッと確認。最後に持ち物チェックリストも用意しました。
14〜7日前|新しい靴の慣らし&サイズ最終確認
- 室内で15分×数回履かせて、つま先の余裕(5〜7mm)とかかとの浮きを確認
- 当日と同じ薄手靴下でフィット感をチェック(靴下の厚みでサイズ感が変わります)
- 甲高・幅広なら面ファスナーで微調整できるタイプに。交換・返品期限もこの期間で確認
6〜3日前|砂利道・石段テスト&当日シミュレーション
- 近所の階段・砂利道で5〜10分試し歩き→すべり&屈曲性を最終確認
- 履き替えの動線決め:「撮影前後」「神社集合前」などタイミング共有
- 持ち運び役・撮影役・子どもケア役など家族の役割分担を30秒で打合せ
前日|ソール&留め具チェック・撥水・パッキング
- 靴底の泥・ホコリを拭く/面ファスナーやストラップの粘着・ホールドを確認
- 撥水スプレーは前日に軽く(屋外で)。乾かしてから室内へ
- パッキング:シューズバッグ/薄手靴下(替え)/絆創膏/かかとクッション/ミニタオル/ビニール袋
- つめチェック:爪が長いと痛みの原因に。必要なら短く整える
当日|履き替えポイント共有&こまめな調整
- 出発前に面ファスナー・ストラップを最適位置に。歩き始め5分で再確認
- 履き替えはシューズバッグで素早く。ベビーカーやサブバッグに入れておくと便利
- 早めの休憩&水分でごきげん維持。ぐずり前の手当てがコツです
持ち物チェックリスト(印刷OK)
- ☐ 撮影用の草履 or フォーマル靴
- ☐ 移動用のフォーマル見えスニーカー/ストラップ付きフラット
- ☐ シューズバッグ(軽量)
- ☐ 薄手靴下(替え2〜3足)
- ☐ 絆創膏・かかとクッション・ポイントパッド(草履の鼻緒用)
- ☐ ミニタオル/吸水性のある紙タオル
- ☐ ビニール袋(濡れ物・汚れ物用)
- ☐ 撥水済みの確認(前日にスプレー)
- ☐ ウェットティッシュ・小さなおやつ・飲み物
- ☐ 天気に合わせて折りたたみ傘 or レインコート
家族で決めておくこと(30秒共有)
- 履き替えのタイミング:撮影前/神社到着前/移動後 など
- 誰が替え靴&ケア用品を持つか
- ぐずり時の合図と休憩スポット(茶屋・ベンチ)の候補

「靴」と「替え靴の動線」を決めておくだけで、当日のバタバタが半分になりました。写真の笑顔も増えますよ。
当日の困ったを即解決:トラブル対処&よくある質問(FAQ対応)
「痛い…」「脱げる…」が出たら、写真どころではなくなりますよね。
ここでは当日に起こりがちな足元トラブルの即効テクと、ママからよく届く疑問の答えをまとめました。読んでから出発すれば、だいぶ安心です。
靴ずれが痛くなったら?(応急処置)
- かかとクッションを貼る(事前に切っておくと時短)
- 薄手靴下に履き替える(摩擦軽減)
- 赤みが強いときは、その箇所に絆創膏→上から靴下で固定
- 休憩時に足を少しだけ冷やす(冷たいペットボトルをタオル越しに当てる)
草履の鼻緒が痛い・擦れる
- 足袋ソックス(薄手)を着用して摩擦を減らす
- 鼻緒が当たる位置にポイントパッドや小さく切った絆創膏を貼る
- どうしても痛む場合は、短時間だけ草履→移動は靴へ切り替える
靴が脱げやすい・緩い
- 面ファスナー/ストラップを一段きつめに微調整
- かかとパッドや薄い中敷でフィット感を上げる
- ローファーはサイドゴアの伸び具合を確認(伸び切っていたら靴下を厚手に)
雨で濡れた・滑りやすい
- 事前に軽く撥水スプレー(前日に屋外で)
- 当日は替え靴下+吸水紙タオルを常備
- 濡れたら中敷を外し、ペーパーを丸めて詰める→吸水後に交換
- 石段は小股で歩幅を狭く、手すりを使う
汚れが気になる(写真前の簡易ケア)
- 乾いたやわらか布でホコリを払う→指先でトゥ部分をサッと拭き上げ
- 合皮なら軽く湿らせた布で一拭き→乾拭きで仕上げ
- 白いソールの黒ずみは消しゴムで応急処置
よくある質問(FAQ)
- Q. スニーカーはマナー違反ですか?
- A. 移動・参拝では可と考える家庭が増えています。写真(室内/境内の撮影タイム)は草履やフォーマル靴に履き替えると無難です。色は黒/濃紺、ロゴ控えめが安心。
- Q. 黒以外(ネイビー/ベージュ)でも大丈夫?
- A. はい、落ち着いた無地であれば問題ないケースが多いです。エナメルは艶控えめを選ぶと上品にまとまります。
- Q. 慣らし履きは何日前から?どのくらい?
- A. 1〜2週間前から室内で15分×数回→屋外で5〜10分を目安に。合計1〜2時間慣らせると安心。
- Q. 厚底やヒールのある靴は?
- A. 転倒・疲労の原因になるため避けるのが無難。ソールは屈曲性+滑り止め重視で。
- Q. 足袋ソックスに靴はOK?
- A. OKです。薄手の足袋ソックスは摩擦軽減に有効。色は白/ベージュでフォーマル感UP。
- Q. 当日、靴は何足持つべき?
- A. 撮影用(草履/フォーマル靴)+移動用(フォーマル見えスニーカーorフラット)の2足が安心。シューズバッグにまとめて。
- Q. 写真で足元が目立たない工夫は?
- A. フレーミングで上半身寄りにしてもらう/靴色を衣装に近いトーンで揃える/境内の石畳や玉砂利の色と馴染ませる、が効きます。

「ちょっと痛いかも…?」の時点で手を打つのがコツ。かかとクッションと薄手靴下は本当に救世主でした。
体験談|失敗から学んだ“うまくいくコツ”だけ共有します
ここでは私ミサキが実際に七五三でつまずいたことと、現場で効いた解決策を短くまとめます。読んだらすぐ真似できる、等身大のコツだけを残しました。
「草履だけで大丈夫」の思い込みを手放した日
困ったこと:最初から最後まで草履で過ごそうとして、砂利道で子どもが「痛い…」と抱っこコールに。写真も慌ただしくなりました。
やったこと:撮影は草履、移動は黒の“フォーマル見え”スニーカーに切り替え。シューズバッグに入れて持ち歩き、撮影直後に履き替えました。
結果とコツ:歩きやすくなり表情が一気に柔らかく。「撮影=映え」「移動=ラク」を家族で合言葉にしておくと切り替えがスムーズでした。
甲高・幅広さんは「ワイド木型×面ファスナー」が味方
困ったこと:標準木型のローファーで甲が圧迫され、「痛い」→休憩が増える悪循環に。
やったこと:ワイド木型で甲を面ファスナー調整できる靴へ変更。かかとが浮くときは薄いクッションをプラス。
結果とコツ:歩行が軽くなり、移動の負担が激減。つま先の捨て寸は5〜7mm、ここだけは妥協しないのが正解でした。
写真で靴が浮く問題は「色合わせ」と「構図」で解決
困ったこと:かわいさ優先で淡い色の靴にしたら、集合写真で足元だけ目立ってしまいました。
やったこと:黒・ネイビー・ベージュの中から衣装に近い色を選択。カメラマンさんに「上半身中心で」とひとこと相談。
結果とコツ:全体の統一感が出て、視線が顔に集まるように。色と艶は控えめが、想像以上に効きます。
待ち時間のぐずりは「薄手靴下+休憩先メモ」で防げる
困ったこと:素足に草履で待機が長引き、摩擦で赤み&不機嫌に。
やったこと:薄手靴下に履き替え、ベンチのある場所を事前にチェック。ポイントパッドと小さなおやつをすぐ出せる位置に。
結果とコツ:機嫌が持続し、撮影も穏やかに進行。「早めの手当て」がいちばんの近道でした。
後片付けまでが七五三:靴・着物のケア&保管(関連記事あり)
楽しい一日をきれいに締めくくるために、終わったあとの「足元ケア」と「着物の扱い」もサクッと片づけましょう。次の行事で気持ちよく使えるよう、最短手順でまとめます。
まずは靴から|汚れ落とし→乾燥→形を整える
参拝後は、靴底の砂利やホコリを乾いた布で払い、必要なら軽く湿らせた布でトゥ部分だけさっと拭きます。合皮・布は水拭き→乾拭き、革は濡らしすぎず柔らかい布で乾拭きが基本。
内側は中敷を外して陰干しし、丸めたキッチンペーパーを入れて湿気を吸わせます。乾いたら新聞紙を外し、丸めた紙や簡易シューキーパーで形をキープして保管しましょう。
ニオイ・湿気対策|“直射日光NG・風を通す”が合言葉
直射日光は変色や硬化の原因に。風通しのよい日陰で半日ほど乾かし、仕上げに除湿剤(シリカゲル)を入れて収納。
次に履く予定が先の場合は、通気性のある不織布袋がおすすめ。ビニール袋は湿気がこもりやすいので避けます。
着物のケアは「素材と返却条件」で分ける
自前かレンタルかで最適解が変わります。汚れの見落としは後悔のもと。迷ったらこちらの詳しいガイドをどうぞ。
・七五三で使い終わった後の着物お手入れ方法(自分の着物/レンタル)
次に備える“保管 or 手放し”の決め方
サイズアウトのタイミングや兄弟の予定で、残すか手放すかを判断しましょう。保管なら防虫剤+不織布カバーで湿気対策を。手放すなら、思い出は写真や小物リメイクで残すのも素敵です。詳しくは下記にまとめています。
・七五三の着物、処分する?保管する?おすすめの処分方法と上手な保管方法

靴は「当日中に乾かす」がいちばんの時短。翌朝まで放置するとニオイ戻りが起きやすいので、帰宅後すぐに中敷を外して風通しだけでもしておくと安心です。
まとめ|“かわいい×ラク”を両立するなら「履き分け+チェックリスト」
最後まで読んでくださってありがとうございます。七五三の足元は、難しく見えて実はシンプル。
この章では、記事の要点をぎゅっと一つにまとめ、当日までにやるべきことを短く整理します。
この記事の結論(短く)
七五三の靴は、見た目=写真映えと快適=歩きやすさのバランスが勝ち。具体的には、
- 撮影=草履 or フォーマル靴/参拝・移動=フォーマル見えスニーカーの履き分けが最適
- つま先5〜7mmの余裕、面ファスナー・ストラップ、屈曲性+滑り止めソールで失敗しない
- 色は黒・ネイビー・ベージュ×艶ひかえめで写真に馴染む
今日からできる一歩
- 購入前チェックリストでもう一度サイズ・留め具・ソールを確認(つま先の捨て寸は5〜7mm)
- 家族で履き替えのタイミングを共有(撮影直後/神社到着前など合言葉は「映えとラクの二刀流」)
- 1〜2週間前からの慣らしをスタート(室内15分→屋外5〜10分、合計1〜2時間が目安)
“後片付け”までスムーズに
足元の準備が整ったら、終わった後のケアもサクッと済ませましょう。以下の記事がそのまま使えます。

迷ったら「履き分け」と「チェックリスト」に戻るだけでOK。
準備が整えば、写真の笑顔も、当日の余裕も、きっと今よりぐっと増えます。
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