「生後5ヵ月の赤ちゃんが、おもちゃで遊ばない!これっておかしいの?」と悩んでいませんか?
赤ちゃんにおもちゃを与えれば遊ぶもの、と思っている方も多いかもしれませんが、実は、おもちゃに興味を持たない赤ちゃんは意外と多く、自分の体に興味を持っているためとも言われているんですよ。
今回は、なぜ生後5ヵ月の赤ちゃんがおもちゃで遊ばないのか、詳しく解説していきます。
生後5ヵ月に赤ちゃんにおすすめのおもちゃや遊び方もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
生後5ヶ月の赤ちゃんがおもちゃで遊ばないっておかしい?
多くの赤ちゃんは生後5ヵ月ともなると、首がすわって安定してきます。おもちゃに興味を示すようにもなり、音や色にも反応するようになります。
おもちゃ売場には生後5ヵ月から遊ぶことができるおもちゃがたくさんありますし、どれを与えようか選ぶのも育児の醍醐味ですよね。
しかし一方で、生後5ヵ月の赤ちゃんでもおもちゃで遊ばない子もいます。「うちの子は全くおもちゃで遊んでくれないけど、おかしいの?」と不安に思うお母さんも多いようです。
実は、生後5ヵ月の赤ちゃんがおもちゃで遊ばない理由は2つあります。
自分をおもちゃ代わりにしている
まず1つ目に、赤ちゃんが自分をおもちゃ代わりにしていること。赤ちゃんを観察してみると、自分の手足を舐めていませんか?中にはこぶしをしゃぶっている赤ちゃんもいるかもしれません。
これは「ハンドリガード」とよばれ、生後3ヵ月頃から「これは自分なんだ!」と発見してたしかめているしぐさだとされています。赤ちゃんが元気に成長している証拠です。
自分の手足がおもちゃの代わりになっているため、与えられたおもちゃに興味を持たないこともあるようです。自分に「ハマっている」状態ですね。
「遊ぶもの」と認識できていない
2つ目に、おもちゃを「遊ぶもの」と認識できていない、ということが考えられます。大人から見ると、おもちゃは遊ぶためのものと分かりますが、生後5ヵ月の赤ちゃんにはそれがわかりません。
赤ちゃんが認識しにくいパステルカラーではなく、濃い色のおもちゃや音が出るおもちゃをあたえてみるのも、おもちゃを認識させるひとつの方法です。
「これはなんだろう?」と興味を示してくれるかもしれません。
生後5ヶ月の赤ちゃんにおすすめのおもちゃや、遊び方は?
生後5ヵ月の赤ちゃんがおもちゃで遊ばない理由は分かりましたが、それでもできれば遊んでいる姿を見たいですよね。まずは、生後5ヵ月の赤ちゃんにおすすめのおもちゃをご紹介していきます。
オーボール
赤ちゃんが喜んで遊んでくれる、と口コミの評価が高いのが「オーボール」。網目状になったボールなので、生後5ヵ月の赤ちゃんでも握りやすく、中に入っているビーズの音で楽しそうに遊んでくれます。
私の娘も、ハンドリガードがひどかった生後5ヵ月に与えたところ、オーボールも一緒に楽しそうに舐めていましたよ。これは何?と必死にたしかめている姿がかわいらしかったです。
歯固め
次におすすめしたいのは歯固めのおもちゃです。
生後5ヵ月頃になってくると、前歯が生え始めて歯茎がムズムズとかゆくなるようです。歯固めのおもちゃは適度にデコボコしているので、赤ちゃんが離してくれなくなるほど気に入ることもあるようですよ。
メリージム
メリージムのおもちゃもおすすめです。
生後5ヵ月だと、寝返りができる赤ちゃんも多くなってくると思います。寝転んだ状態で楽しめるメリージムだと、手で持って遊ぶタイプのおもちゃよりも遊びやすいかもしれませんよ。
布絵本
また、カシャカシャと音が鳴る布絵本などもおすすめです。
お母さんのお腹の中にいた時と似た音だとも言われているので、赤ちゃんも興味を持ってくれるかもしれません。
ペットボトルマラカス
市販品ではなく、自分で手作りしてみたいというあなたにおすすめなのが「ペットボトルマラカス」。
ペットボトルや飲むヨーグルトの空容器に、ビーズなどを入れて口をしっかりしめるだけで完成します。
どのおもちゃにも共通ですが、赤ちゃんがおもちゃに興味を持つようにするには、大人が遊んでいるところを見せてあげるのがポイントです。こんな風にすると音がするよ、などとお手本を見せることで、自然と赤ちゃんもおもちゃで遊ぶようになるはずです。
他にも、簡単にできる手作りおもちゃは色々ありますので、身近なもので作ってあげてもいいですね。
まとめ
生後5ヵ月の赤ちゃんがおもちゃで遊ばないのは、おかしいことではありません。指ばかり見つめている、しゃぶっている、というのも立派な成長の証です。
あせらなくても、成長していくうちにおもちゃが足りなくなるほど遊んでくれるようになりますよ。赤ちゃんの成長を温かく見守ってあげましょうね。
コメントを投稿するにはログインしてください。