子どもが歩くようになると多くなるのがドアなどによる 手や足のはさみ込み。
わたしも子どもが幼稚園のころに車のドアに手の指を挟んでしまったことがあります。その時はとくにケガはなく事なきを得たのですが、子どもは大泣き!
ケガがなくてもこんなに泣いてしまうんだから、もし子どもが大ケガをしてしまった場合、冷静に対処するのは難しいのではないでしょうか?
はさみ込みによるケガは小児外科、整形外科、外科などを受診しますが場合によっては断られてしまうこともあるそう。
そんなことにならないように
- 挟み込みによるケガは何科を受診すればよいか
- 受診のタイミング
- 事前の挟み込み対策
などについて詳しく調べてみましたので紹介していきます。
ドアに指を挟んだ!こんな時の処置はどうすればいい?受診のタイミングは?
はさみ込みによるケガと一言で言ってもケガの具合はそれぞれ違うので当然受診する科も変わってきます。ですのでお子さんのケガの具合を見て確認してみてくださいね。
外傷がある場合ー小児外科
- 出血している
- ツメが割れてしまった
など 自分の手に負えないケガ の場合はすぐに 小児外科を受診 しましょう。ただ小児外科自体あまり多くないので、近所にない場合には外科にいくことをおすすめします。
出血がある場合は患部を滅菌ガーゼなどで押さえて止血しながら病院に向かうといいでしょう。
指が曲がらない、痛みが引かないなどの場合ー整形外科、外科
患部が動かせない、痛みが引かない ときは骨に異常がある場合があります。ですのでレントゲンを撮ることができる外科、整形外科を受診すると安心です。
ただし外科・整形外科は小児外科と違い子供を専門としていないので、「小児科でみてもらって」と診察を断られることもあります。
病院についてから他へとなると子どもも不安になってしまうので、どんな場合もまず 電話で確認 をしてから向かうのがおすすめです。
受診のタイミングは?
わたしが小学生のころの話ですが、自転車で転んでしまったことがありました。
出血などの外傷がなかったのですが腕の傷みが続くので、数日後、整形外科を受診したところ「折れてないけど骨が曲がっている」と言われ衝撃を受けたのを覚えています。
なにが言いたいかと言うと、子供の骨格は大人よりも柔らかく未発達である、ということ。腫れや外傷などがなく一見普段と変わらないように見えても実は中が変形していることがあるんだそうです。
正しく治さないと変形したまま成長することになってしまう、そう考えたらちょっと怖いですよね?
なのでもし子供がドアに手や足をはさんでしまったら 大げさと思わず必ずすぐ受診してほしい と思います。
でも「このくらいのケガで来ないで」というお医者さんがいるのも事実です。私も以前言われたことがあって病院を変えました(笑)
息子の今のかかりつけのお医者さんは「不安ならすぐ来てね」って言ってくれる方なのでいざという時も安心して任せられます。
信頼できるかかりつけ医 を見つけておくというのはとっても大事だと思います!
ドアでの指の挟み込みを防止したいなら事前に対策を!
ケガの処置についていろいろ書かせてもらいましたが、もちろん子供がケガをしないというのが一番いいですよね。
そんなとき一番手軽ですぐできる対策が挟み込み防止グッズを使う、という方法ではないでしょうか。大まかに分けて挟み込み防止グッズには
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- ドアストッパー
- ドアロック
- 挟み込み防止カバー
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この3タイプがあります。
ドアストッパー
ドアストッパーはドア自体が閉まらないようにするもの。ドアを開けっぱなしにすることが多い家庭で活躍しそうですね~。
ドアロック
ドアロックはドアを勝手に開けられないようにするもの。ドアや引き出しが開けられなくなるので挟み込み以外の危険からも守ってくれそうですね~。自分でドアを開けてしまうアクティブな子にはこのタイプがピッタリかと思います。
うちの子は引き出しを開けるのが大好きだったのでこのタイプがとても重宝しました!
挟み込み防止カバー
そして挟み込み防止カバーは指を挟む隙間をふさいで挟み込みを防止する、というものです。ロックを外したりする必要がなくドアの開閉は自由なので一番手軽ではないでしょうか?
どれも挟み込み防止には有効なので子供の行動パターンや家庭の環境にあったものを選んで対策しましょう。
100円ショップでもいろんなタイプが売られているので一見の価値あり。結構おすすめですよ~。
まとめ
いかがでしたか?少し長くなりましたので今回の記事をまとめてみましょう。
- 外傷がある場合は小児外科
- 指が曲がらない、傷みが続く場合は外科、整形外科
- 異常がないようでも念のため受診がおすすめ
- 挟み込み防止グッズで事前対策を
私は以前子供にケガをさせてしまって落ち込んだり必要以上に自分を責めてしまうことがありました。
ですがかかりつけのお医者さんが「痛いのを一緒に悲しんでくれるお母さんでよかったね」と子供に言ってくださいました。
子供にケガをさせてしまってこの記事にたどり着いた親御さんも同じです。
大事なのはこれから。これからは 子供がケガをしなくてもいいように対策 をしていきましょう。
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