限定の御朱印をゲットするために長蛇の列が出来ている!というのも珍しくなくなりましたね。
御朱印帳も様々なサイズやデザインのものが販売されていて、自分だけの御朱印帳が作れることも魅力の1つですよね。
その御朱印は神社やお寺で書いて頂いていますが 納経帳 はご存知でしょうか?
- 御朱印とは何が違うの?
- 御朱印集めをする前に知っておきたい!
- 納経帳とは?
今回は 御朱印帳 と 納経帳 について 調べてみました!
神社で御朱印を頂く「朱印帳」とは?
そもそも御朱印とはどういったものなのか?ここからお話していきますね。
お寺、ご本尊の名前をしたため、日付を半紙に朱で押印してもらうので、御朱印と呼ばれる由来のようです。
今は皆さんご存知の通り、写経を納めなくても参拝をし、数百円で昔と変わらない御朱印を頂くことが出来ますよね。
そんな御朱印を書いて頂く御朱印帳。
可愛いデザインのものも沢山あり、自分だけの御朱印帳を作っていけることが魅力の1つですが、しっかりと意味があります。
御朱印とは先に説明した通り、写経を奉納した証として頂くものでした。なので、御朱印はご本尊やご神体の分身である扱いとなります。この考えは現代でも変わりありません。
そしてお寺や神社とご縁が結ばれた証にもなります。大切に扱わなければ、ご縁どころがバチが当たる可能性もあります。
つまり皆さんが持っている御朱印帳には、参拝したお寺(ご本尊)や神社(ご神体)の分身が宿っていて、ご縁が結ばれたということになります。
御朱印帳と納経帳の違いは?神社とお寺と分けなくちゃだめ?
では、納経帳とは?
ですが今は厳密に言うと納経帳を頂くとなると四国八十八ヶ所霊場札所など、霊場巡りと呼ばれる巡礼する寺院が決まっている場合、専用の納経帳があり、これを納経帳と呼び分けているようです。
御朱印帳との違いは、御朱印帳は中は全くの無地のもの。
納経帳は巡礼する寺院が決まっているので、一番札所から番号順にあらかじめ書かれているものです。
そして無地の御朱印帳には、神社とお寺の両方から御朱印は頂けます。
よく神社で頂くものは神社で頂く御朱印帳、お寺で頂くものはお寺で頂く御朱印帳と分けるべきか?という疑問も聞きます。
個人的に分けたい、宗教などの関係で分けたい、などがなければ一冊にまとめて問題はありません。
仏教を学んだ方でも一冊にまとめている方も沢山いるそうです。
お寺と神社を分けたのも明治時代の政策によるもので、昔は神社の中にお寺、お寺の中に神社もあったそうです。
しかし、まれにお寺の御朱印を頂いた御朱印帳を神社で御朱印を頂こうと出したらお断りされたという声もあります。
せっかく参拝をし、ご縁を結ぶために頂こうとした御朱印が頂けないとガッカリしてしまいますよね。
そうならないために神社とお寺は分けているという人も多いそうですよ!その方が確実ですね。
まとめ
今回は御朱印帳と納経帳について、お話しました!
四国遍路の納経帳での御朱印集めなどの詳細に関しては公式ホームページがありますので、興味がある方は参考にしてみて下さいね♩
▶︎ お遍路を車でまわるモデルコースを紹介♪日数や費用、難所も紹介します。
では、おさらいです!
御朱印とは?
元々は写経を奉納した証としてお寺から頂く証書のこと。
お寺、ご本尊の名前をしたため、日付を半紙に朱で押印してもらうため、御朱印と呼ばれる由来。
現在は参拝した証として、書いて頂くことが多い。
御朱印はそこの神社やお寺とご縁が結ばれ、ご本尊やご神体の分身となるので、御朱印帳は大切に扱いましょう!
納経帳とは?
御朱印帳と同じという考え。
または、四国八十八ヶ所霊場札所など、霊場巡りと呼ばれる巡礼する寺院が決まっている場合、専用の納経帳と呼ばれるものがある。
御朱印帳は中が無地で、どこの御朱印を頂いても問題ありません。納経帳は巡礼する寺院の番号があらかじめ書かれています。
神社とお寺、分ける?
基本的に一緒に頂いて問題ありませんが、お寺で神社の御朱印を頂いている御朱印帳に押印できないと言われる場合も。(その逆もあり)
神社、お寺と分けておいた方が確実かもしれません。
御朱印は参拝をされた後に頂くものです。神社、お寺で作法がそれぞれありますので気をつけて下さいね。
御朱印によって皆さんに素敵なご利益かありますように。