ユニットバスメーカーに勤務経験のある私が、上手なユニットバスの使い方をご紹介しましょう。
ユニットバスでは、身体は外で洗う?しっかり湯船に浸かりたい人のおすすめ入り方
3点ユニットの場合、体を洗うのはバスタブの中 です。時々、トイレの前のスペースで体を洗う人もいますが、間違いです。
自分の部屋であれば、自分で掃除すればいいことですが、階下の部屋にまで水漏れをしてしまうと、損害を弁償する必要があり、とても大ごとになってしまいますので、必ず、体はバスタブの中で洗いましょう。
湯船につかりたい方へのお勧めの入浴方法を紹介しますね。
- バスタブをさっとお湯で流してから、バスタブに1/3~1/2程度のお湯を張ります。
- いきなりお湯に体を沈めてしまうと、心臓への負担が大きすぎるので、バスタブに体を入れ、さっと体にシャワーをかけてから、お湯につかります。
- お湯につかると、当然、水面が上昇しますので、お湯を少なめに張るのがポイントです。
ある程度体が温まったら、シャンプーしたり、体を洗います。 シャワーで流している時にお湯があふれないように注意し、あふれる前に栓を抜きます。
シャワーカーテンはバスタブの中に入れないと、洗面所とトイレがびしょびしょになってしまい、あとで使いづらくなってしまいます。着替えはひとり暮らしなら、部屋で着替えてもいいでしょう。
バスマットはバスタブのすぐそばに置きます。この時、排水溝を避けるのがポイント です。ユニットバスの構造によっては、排水溝の上をお湯が通ることもあり、バスマットがびしょびしょになってしまうからです。
シャンプーやボディソープは、バスタブの外に置いても良いのですが、取りづらいので、棚がない場合はシャワーフックに引っ掛けるタイプの収納が便利です。
ユニットバスは、熱がこもりやすく、カビも生えやすいので、換気扇はずっと回したままにしておきましょう。
ちなみに、ユニットバスには、バスタブと洗面所の2点ユニットもありますし、バスタブと壁と床が一体になった洗い場付き浴槽というものもあります。パッと見ただけでは区別がつきにくいのですが、賃貸住宅の場合、シャワーカーテン用のレールがあったら、シャワーカーテンを使ってバスタブの中で体を洗うと見分けてください。
ユニットバスの匂いが気になる!原因や対策は?
ユニットバスで困るのは トイレのにおい が気になることでしょう。
こればかりはどうにもならないのですが、においをにおいで消すタイプよりもにおいを取り除くタイプの芳香剤のほうが効果的です。
トイレのにおい対策もお風呂の湿気や熱を逃がすためにも、バスルームの換気扇はずっと回したままにしておきましょう。
洗面所があることで、キッチンは料理専用、洗面所は顔を洗ったり、歯を磨くことと分けることが出来ます。洗面所がないとキッチンで歯を磨くことになってしまい、衛生面が心配です。
まとめ
シャワーカーテン用のレールがあったら、バスタブの中で体を洗うと覚えてください。
100円ショップのバスグッズでもかわいらしいもの、便利なものがありますので、自分好みのバスタイムが楽しめるよう、工夫をして下さいね。
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