子供の成長を祝う行事、七五三。
着物を着て、神社にお参りする人も多いのではないでしょうか?
でも、困るのは使い終わった後の着物のお手入れですよね。
きちんとお手入れをしないと、数年後にはカビが生えてしまった・・・という事態になりかねません!
すぐに着る予定があるのなら、着物用ハンガーにかけて半日から一日陰干しをして、収納しましょう。
でも、汚れがついた場合や、しばらく着る機会がない場合は、クリーニングに出したほうが安心です。
そして、桐ダンスに防虫剤と一緒に収納すると良いです。
桐ダンスがなく、プラスチックケースなどに収納する場合は、防虫剤とともに除湿剤を入れると、着物を湿気から守ってくれますよ。
レンタルした場合は、クリーニングなどは必要ありません。
そのままお店に返却すればOKです。
自分の着物の場合とレンタル着物の場合の、詳しいお手入れ方法をまとめてみましたので、ご覧ください。
七五三で使い終わった後の着物お手入れ方法~自分の着物の場合~
祖父母から着物をプレゼントされた場合や、兄弟・姉妹で使うために着物を購入するご家庭もあると思います。
七五三の着物は縫い上げを調整すれば、長い間着ることができます。
でも、きちんとお手入れして収納していないと、カビが生えたり、色あせがおきたりすることも!
せっかくの着物なので、正しくお手入れするようにしましょう。
まず、着物を脱いだら、着物用ハンガーにかけて半日から一日陰干しをしましょう。
陰干しすることで、汗などの湿気が蒸発し、シワを伸ばすことができます。
その時に、着物に汚れがないかチェックしてください。
汚れがある場合や、しばらく着る機会がない場合はクリーニングに出すほうが安心です。
汚れがなくても、意外と汗をかいているので、そのまま収納すると数年後に黄ばみや汚れが浮き出てくることがあります。
自分で汚れを落としたり、素材によっては自宅で洗濯をできたりする着物もありますが、プロに任せたほうが失敗はないです。
購入した呉服店や着物専門のクリーニング店で洗いに出すと、より安心です。
費用は3000円~10000円と店によって幅広いようですが、着物を長持ちさるためにもクリーニングはしておきましょう。
そして、着物を収納する際は、吸湿性のいい桐ダンスに防虫剤と一緒に入れるのが一番です。
ですが、桐ダンスがある家はなかなかないですよね。
その場合は、プラスチックの衣装ケースなどに防虫剤とともに、除湿剤も入れるようにしましょう。
たまに出して、陰干ししてあげるとより着物にとっていいです。
着物は湿気に弱い素材です。
湿気から守って収納するように心掛けてくださいね。
七五三で使い終わった後の着物のお手入れ方法~レンタルの場合~
着物を購入せず、レンタルで済ますご家庭もあると思います。
その場合は、お手入れやクリーニングの必要はありません。
ですが、ひどい汚れや破れなどが起きてしまうと、クリーニング代や修理代を請求される場合があるので気を付けましょう。
着物を着ている時は、なるべく飲食をしない、またはタオルをかけるなどの工夫をするといいですね。
我が家の子供が七五三をした時も、写真館で着物レンタルをしましたが、お手入れや収納の必要がないので、とても楽でした。
レンタルできるお店も、貸衣装屋や写真館だけでなく、最近ではインターネットでレンタルしてくれるお店もあるので、ご家庭にあった方法を選んでくださいね。
七五三の着物!使い終わった後ってどうしてる?のまとめ
七五三の着物のお手入れ方法が分かってもらえたでしょうか?
お手入れや収納に気を付けると、長い期間、着ることができます。
それこそ、子供が親になったとき、あなたの孫に着せることも可能ですよ。
せっかくの着物なので、きちんとお手入れしてあげましょう!