卵は栄養価が高く、いろいろな料理に変幻自在なので、あなたの家の食卓にもよく登場するかもしれません。その中でも、ゆで卵は茹でるだけでとても簡単に作れるのが嬉しいですよね。
私もゆで卵をまとめて作って、冷蔵庫に保存していることがよくあります。でも、ゆで卵って賞味期限はどれくらいあるのでしょうか?
生卵の賞味期限は、パック後2週間程度としている場合が多いです。ですが、ゆで卵にすると賞味期限は冷蔵庫で3~4日になるんです!
お弁当などに入れた場合は、夏場は12時間もたない可能性もあります。今回は、ゆで卵の賞味期限に詳しくお伝えしていきます。しっかりチェックして、安心してゆで卵を食べましょう!
ゆで卵の賞味期限は常温でどれくらい?お弁当に入れる時の注意点は?
ゆで卵の賞味期限は冷蔵庫で3~4日になります。生卵の賞味期限はパック後から2週間程度ですが、ゆで卵にすると賞味期限が短くなるんです。
生卵は、卵白に含まれる「リゾチウム」という酵素の働きで、雑菌が繁殖しにくくなっています。しかし、加熱することで「リゾチウム」が壊れるため、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
ですが、ゆで卵の賞味期限が3~4日というのは、あくまで冷蔵庫で保存した場合です。冬場なら常温で2~3日保存できますが、夏場は気温も高く腐りやすいため、ゆで卵の常温保存は避けたほうがいいです。
また、冬場でも殻をむいたり、殻にひびが入っていたりすると、賞味期限は1日程度とさらに短くなります。お弁当には、食べやすいように殻をむいてゆで卵を入れる人が多いと思います。ですが、お弁当は常温保存なので、夏場にゆで卵を入れるのは避けたほうがいいですね。
また、半熟卵にするとより腐りやすくなります。たとえ冬場だとしても、お弁当にゆで卵を入れる場合は、しっかり加熱した固ゆで卵を入れるようにしましょう。
ゆで卵の醬油漬けの美味しい作り方と賞味期限について
醤油漬けにしたゆで卵は塩をかけたものとは、また違った美味しさがありますよね。嬉しいことに、醤油漬けにしたほうがゆで卵の賞味期限も伸びるんです!
醤油漬けのゆで卵の賞味期限は、7~10日程度です。ですが、半熟のゆで卵を醤油漬けにした場合は、賞味期限は3~4日程度なので注意してくださいね。
せっかくなら美味しいゆで卵の醤油漬けを作りたいですよね。ポイントは、ゆで卵全体を醤油にしっかり漬けることです。食品用ラップや保存袋を使って漬けると、少ない醤油でしっかりとゆで卵を漬けることができますよ。
半日から1日ほど漬けると、美味しいゆで卵の醤油漬けができあがります。ゆで卵の醤油漬けのレシピを集めてみましたので、参考にしてみてくださいね。
醤油オンリーのゆで卵の醤油漬けです。食品用ラップを使っているので、醤油が少なくて済みますね。
醤油以外にも砂糖やみりんも入れたレシピです。
ニンニク醤油に漬けても美味しそうですね。
醤油だけではなく他の調味料をプラスするなど、いろいろアレンジできそうです。ゆで卵の醤油漬けは賞味期限が長くなるだけではなく、簡単で美味しいなんてとても嬉しいですね。
ゆで卵を賞味期限切れの卵で作っても大丈夫?
卵を買った時に、パックに賞味期限が書いてあると思います。生卵の賞味期限は、パック後から2週間程度に設定してあるところが多いです。
ですが、これはあくまで生で食べる場合の賞味期限です。ゆで卵のように、しっかり加熱する場合は食べることができます。1週間程度の賞味期限切れなら大丈夫です。
もちろん、これはあくまで卵の保存状態が良かった場合です。気温の高い場所に置いておいたり、ひび割れていたりする卵は、食べないようにしてくださいね。
ゆで卵の賞味期限は?のまとめ
ゆで卵にすると賞味期限がグッと短くなるなんて驚きですね。ゆで卵にした場合は、冷蔵庫で保存して3~4日以内に食べるようにしましょう。
また、ゆで卵を常温で保存することができるのは、冬場の涼しい時期だけです。食中毒にならないためにも、夏場はお弁当にゆで卵を入れるのは避けたいですね。