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缶切りの代用を探せ!なにもない時の道具を使わない缶詰の開け方も紹介

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豆知識
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最近は缶切り不要の缶詰が多くて、家庭によっては「うちは缶切りは持ってないなぁ」ということも多いようですね。でもたま~にプルトップタイプの缶詰ではないことってありませんか?

我が家は、お歳暮などにもらう果物の缶詰に昔ながらのプルトップタイプではないものがあるので缶切りは常備していますが、もし缶切りがなくてもこの缶詰を開けられる方法があるなら、知っておいて損はないと思いませんか?

いざという時のために覚えておくと役に立つ“缶切りを使わない缶詰の開け方”をご紹介したいと思います。

お子さんにも教えておくと役に立つことがあると思いますので、女性やお子さんでもできる方法を伝授しますね。

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缶切りの代用4つ!女性や子供におすすめの方法は?

プルトップタイプの缶詰ならば何も問題なく開けられますが、いまだに缶切りが必要な缶詰が存在しているのは事実ですよね。

「あ~、これ、缶切りが必要な缶だから食べられないわ」なんて言って、ご近所さんに上げてしまったり「缶切り買って来なくちゃ」と思っていていつまでも買い忘れて賞味期限が切れてしまったり…なんて経験はありませんか?

これからは、代用品で缶を開けられることを覚えておけば、確実に中身を取り出すことができるんです!!その代用品を4つご紹介します。

中には子供にも使える代用品もありますので、まずはあなたが実践してみて「うちの子でもできそう」と判断したら一緒にチャレンジしてみてくださいね。また、災害時にも役に立つと思いますので、実際に練習しておいてもいいと思いますよ!

代用品その1 〈スプーン〉

ひとことでスプーンといっても種類は色々ありますよね。

缶切りの代用として使うのはカレースプーンなどの大きくてしっかりしたスプーンです。出来れば先のとがったものがおすすめです。

使い方は、缶切りと同じように最初に穴を開ける要領でスプーンをフタのフチにあてて思いきり力を込めてフチに沿ってこすります。

中身に水分が入っている場合には反対側も同じように穴を開けて水分を出してから、残りの部分を開けると、中の水分で手がベタベタになるのを防げますよ。

穴を開けたら、その穴に沿ってスプーンを缶の中に押し込むようにすると缶切りと同じようにフタが少しずつ開いていきます。

最初の穴を開ける時はかなりの力が必要なのですが、大きめのしっかりしたスプーンであれば力いっぱいこすっても先が曲がることは少ないので、とにかく思いきりこすりましょう。

代用品その2 〈ドライバー〉

マイナスドライバーがあれば、これでも缶を開けることができます。その際、ドライバーを叩くのに金づちなどがあるといいでしょう。

マイナスドライバーを釘のように金づちで叩いてフタに穴を開けます。穴が開いた後はスプーンの時と同様に少しずつ穴に沿ってドライバーを押し込みフタを開けていきます。

こちらは、金づちがあれば子供の力でも穴を開けることはできると思いますが、やはりまずはあなたが実際にやってみて判断してくださいね。

代用品その3 〈ハサミ〉

ハサミは先のとがったタイプのものを使用します。ハサミを閉じた状態で先をフタのフチにつけ、スプーンの時と同様に思いきりこすります。

間違ってもハサミを開いた状態ではやらないでください。力加減によってはハサミの先が変形してしまったり欠けてしまう可能性もあり、とても危険です。

穴が開いたら、スプーンと同様に少しずつハサミの先を缶の中に入れるようにして開けていきます。

代用品その4 〈包丁〉

こちらは子供では危ないので、大人向けだと思ってください。

普段料理で使うような文化包丁よりは、果物ナイフくらい大きさで先のとがったものがおすすめです。

スプーンやハサミと違い、柄の部分から缶までの距離が長いので力が入りにくいかもしれませんが、力を入れ過ぎて刃の部分に手が滑らないように気をつけてください。

やり方はスプーンと同様で最初にフタのフチをこすって穴を開けてから少しずつ穴を広げるように開けていきます。

子供に教えるのは、スプーンとドライバーがおすすめです。年齢に応じて、その他の方法でもできそうであれば教えておくと役に立つと思いますがハサミや包丁は、一瞬のミスで大ケガに繋がることもありますので十分気をつけてくださいね。

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何もない時はどうする?道具を使わない缶詰の開け方

では、もし道具が何なかった場合は開けることができないのでしょうか?

実は、道具がなくても開けることは可能なんです。ただし、どこでも開けられるかというと、そうでもなくてちょっとした条件が揃っていないと開けられないという難点があります。

これは、警視庁警備部災害対策課のTwitterで見つけた方法なのですが、Twitterには写真での説明がされています。

その方法は、コンクリートなどザラザラして硬いものに缶のフチのでっぱりを平らにするイメージでこすりつけます。

こすっているうちに中の汁がでてきたらこすっていた方を上に向け、缶の本体を数回にわたって押します。缶を回しながら何度か押し続けているとフタがポコッと開くようですよ。

この方法はコンクリートなどの硬い場所がないとできませんが、ブロックなどをひとつ常備しておくと室内でもできて便利かもしれませんね。

ただし、こするのに夢中になってあなたの手までコンクリートにこすらないように注意してください。ケガをしてしまっては、缶が開いても中身を美味しくいただけませんから(^^;)

コンクリートではなくても、紙やすりでも大丈夫そうですよ!

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缶切りのない場合でもなんとかなる!災害時にも役に立つ技を覚えておこう

プルトップタイプの缶詰が主流になっている今ですが、輸入の缶詰などはまだまだ缶切りが必要な缶詰もありますよね。

今回ご紹介したような方法を覚えておくと、いざという時に諦めずに中身をいただけるので、役立つ技として覚えておきましょう。

さらに余談ですが、これは本当に最終手段!

もし、上記のような道具もなければ、コンクリートのような場所がない場合には10円玉でも開けることができるんです。ただし、10円玉は小さいので力が入りにくく、上記のような道具に比べると開けるのにも時間がかかってしまいます。

缶切り以外で缶を開ける時には、力が必要ですので10円玉でやる場合にはより一層、ケガのないように気をつけてくださいね。開ける方法はスプーンなどと同様に最初に穴を開けるためにフタのフチを思いきりこすってください。

どんな道具がなくても10円玉1枚くらいはポケットにでも忍ばせておくといいかもしれませんね(普段の生活でそんなことしている人はいないと思いますが…)。

今回ご紹介した缶詰を開ける方法は、災害時にも役に立つ可能性がとても高いです。しっかり覚えておけば、あなたも誰かを助けられるかもしれません。そして、こういう役に立つ技はどんどん広まってくれることを願っています。

「本当に開くの?」と疑っているあなた!是非一度試してみてはいかがでしょうか。

ちなみに私は、スプーンで試してみましたが、こすり初めはコツが掴めずなかなかフタがへこむことすらなかったのですが、「これでもか!」ってくらい力を入れたら意外とすんなり穴が開きました。

穴が開いてしまえばその穴に沿って、てこの原理のようにスプーンを刺していくだけです。コツを掴むとちょっと楽しくなります。

いざという時のためにあなたもこの技を身に付けておきましょう。