にんにくって体にも美容にもいいんだけど、保存方法ってどうすればいいんだろう?大量に、にんにくをもらった時、無駄にはしたくないし。かといってどんなふうに保存すればいいのか分からないというあなたへ。
にんにくは、醤油漬けで保存期間が長くなりますよ!
他にもにんにくの味噌漬け保存、にんにくオリーブオイル漬け保存などの方法もご紹介します。漬け保存で普段の料理に手軽ににんにくを使って、健康でキレイな毎日を過ごしてみませんか?
にんにくの醤油漬けの作り方と保存期間と活用法
簡単で長期保存がきくのが、にんにくの醤油漬け!その作り方をご紹介します。
準備するものは、
- 密閉できるフタ付き容器(ガラス瓶がオススメ)
- にんにく
- 醤油
作り方は、
- 容器に、にんにくの皮をむいてひと欠片ずつ分けて入れる
- ①ににんにくが浸るくらいまで醤油を注ぐ
- そのまま冷蔵庫の野菜室で保存する
- だいたい3週間ほどでにんにくの醤油漬けの完成
醤油は、普段の料理で醤油を使うレシピに普段通り使うだけ。もちろん漬けたにんにくも食べられます。
そのまま、食べてもいいし、スライスやみじん切りにして料理に入れてもOKです。醤油漬けのにんにくスライスをカリカリになるまで焼いて、ハンバーグなどのソースに混ぜると普段とは一味違うソースが作れますよ♪
私の実家では、みじん切りにした醤油にんにくをカレーの中に入れて使っていました。食欲がない時はこのカレーを食べると元気になれました。夏場にこのカレーが出てくることが多かったので、母が家族の体を心配して作ってくれたのかもしれません。
にんにくの醤油漬けは、醤油やにんにくが少なくなってきたらそこにつけ足せば、半年から1年くらいはもつので保存期間は長いのではないでしょうか。
にんにくの味噌漬けの作り方とおすすめレシピ
次に、にんにくの味噌漬けの作り方です。準備するものは、
- 密閉できるフタ付き容器(ガラス瓶がオススメ)
- にんにく
- 味噌
- 酒
作り方は、
- にんにくは皮をむいてひと欠片ずつ分けておく
- にんにくが隠れるくらいの味噌と少量の酒を混ぜ合わせる(酒の量はお好みでいいのですが
- あまり大量に入れると保存している時に発酵してしまい、臭いが気になることもあります)
- 容器に①と②を入れて密閉して冷蔵庫に保存する
- だいたい1週間ほどで、にんにくの味噌漬けが完成
保存期間は、3週間くらい。酒が入っているので発酵が進む前に食べきるのが理想です。発酵が進むと味が変わってしまうので(私がお酒が苦手だから感じるだけかもしれませんが…)。
おすすめレシピは、
- 豚肉の味噌漬け
- サバの味噌漬け
調理前にジッパー付き保存袋に、にんにく味噌漬けをまぶした食材を入れ冷蔵庫で半日ほど馴染ませてから焼くだけなので、とっても簡単です。
食材も、柔らかくなるので魚の場合にはあらかじめ骨をとっておいた方が、食べやすいと思います。小骨ならそのまま食べられるくらいに柔らかくなりますが、気になるようでしたら小骨まで取り除きましょう。
にんにくの味噌漬けには、もうひとつ!ひと手間でご飯のお供にもなるんです。
それが、にんにくの甘口味噌漬けです。作り方は、
味噌漬けしてあるにんにくを2欠片みじん切りにする
①と、味噌漬けで使用している味噌(大さじ3)と砂糖(大さじ2)、みりん(小さじ1~1 1/2)をよく混ぜ合わせる
耐熱皿に②を入れ、電子レンジ500Wで30秒ほど加熱(ラップをふんわり欠けてください)
③を取り出し、よくかき混ぜ、再び30秒ほど加熱
④を4~5回ほど繰り返せば完成
ご飯にのせて食べるだけで、食が進みます!夏場など食欲がなくなった時にはおすすめのレシピです。
ただ、作り置きしても1~2日以内には食べきるようにしてくださいね。
にんにくのオリーブオイル漬けの方法と保存期間
最後は、オリーブオイル漬けです。
準備するものは、
・フタ付き容器(にんにくが重ならないように並べるので幅の広いもの)
・にんにく(スライスしておきます)
・オリーブオイル
作り方は、
オリーブオイルをフライパンの底いっぱいに入れる
①にスライスしたにんにくを入れ、カリカリになるまで焼く(火加減は弱火~中火でオリーブオイルに馴染ませるように優しく混ぜながら焼く)
②をそのまま冷ます
③をオリーブオイルごと容器に入れて常温保存
にんにくのオリーブオイル漬けは、冷めたらすぐに使うことができます。常温でも半年くらいは持ちますが、スライスにんにくが重なっていると、使いたい時にくっついてしまうことがあるので注意です(カリカリに焼いてもオリーブオイルに浸かっているのでしんなりしてくっつきやすくなってしまいます)。
サラダのドレッシングなどに使用すると、オリーブオイルだけの時より味がしっかりしていて美味しいです。もちろん他のオリーブオイルを使う料理の時にも使ってくださいね。にんにくはカリカリに焼いてスライスしてあるので、そのままでも食べられますが料理のアクセントとして使っても美味しくいただけます。
大量のにんにくでも保存方法を変えて漬けておけば使いきれる!
にんにくって、大量にもらったり収穫したりすると「どうしよう?」「どうやって食べよう?」と困ってしまうこともあるでしょう。
でも、いろんなものに漬け込んで保存しておけばあっという間に使いきれます。
もちろん、そのままでも料理の中に入れたりして使えますが、漬け保存したものを使うことによって普段の料理が一味違って新鮮です。
にんにく独特の臭いも漬け込むことで緩和されますから、罪悪感なく料理に使えると思いますよ。
あなたが、にんにくを大量にもらって困っている…としたら、是非この方法を試してみてください。
にんにく漬けをする場合、使用する容器は必ず煮沸消毒をし、布巾を使わず自然乾燥したものを使用してください。せっかく美味しくできたにんにく漬けも、菌の増殖などで味が変わってしまったり、長期保存ができなかったりすることもありますから。
しっかり消毒し、完全に水気を乾燥させたものを使用することで、長期保存ができるということを忘れないでくださいね。
にんにく漬けをマスターすると1年中、いろんな味を楽しめます。そして自然に健康と美容にいい食生活が送れて、あなたが元気に過ごせるお手伝いができると嬉しいです。
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