暑さや熱で赤ちゃんの体が熱くなっている…!そんなときにはアイスノンを取り出したくなりますが、実は大人用は冷却力が強いのでおすすめできません。
体温が奪われすぎないように赤ちゃん用のアイスノンを使うようにしましょう。今回はアイスノンを使うときの注意点と熱を出したときの対処法をご紹介します。
赤ちゃんが気持ちよく眠れるように工夫してみましょう。
赤ちゃんにアイスノンで夏の暑さ対策|使い方や使う時の注意点
赤ちゃんの間は体温調節がうまくできないので、夏の暑さをダイレクトに感じてしまいます。大人でも暑くて耐えられないので赤ちゃんにとっては余計に辛いものです。
夏の暑さ対策にどのようなことをすればよいかみていきましょう。
アイスノンを使うならベビー用
アイスノンは生後3ヶ月からの使用が可能です。
1歳以上であれば大人用のアイスノンでもタオルを厚めに巻いて使用すれば問題ありません。
しかしながら、1歳未満であれば大人用は冷たさの刺激が強く、一気に体温が奪われてしまいます。
アイスノンを使うのであれば冷たさの刺激が弱いベビー用のアイスノンを購入しましょう。
※ベビーでも使えるアイスノン
大人用のアイスノンと比べ冷却力と冷却持続時間を弱くしてあります。タオルを巻いて使用するとちょうどよい温度で使用できます。
こちらは、赤ちゃん用のベビー冷却ジェルです。だっこひもやベビーカーにもつけられるので就寝時だけでなく日中にも使えます。就寝時以外にも暑さをしのぐために使いたいママはこちらをおすすめします。
アイスノンの使い方と注意点
使い方と注意点をまとめましたので参考にしてください。
タオルを巻いて使用する
赤ちゃん用のアイスノンであっても直接あてると体温が奪われてすぐに体が冷え切ってしまいます。必ずタオルを巻いて、触って心地よい冷たさがじんわりと伝わってくる程度で使用しましょう。
首が不安定なうちは頭の下に敷かない
赤ちゃんの首が不安定なうちは、頭の下に敷くと首にかなりの負担がかかってしまいます。首が不安定なうちはタオルでくるんでから枕元やベッドの縁にアイスノンを置くとよいでしょう。
枕元に置いたアイスノンに扇風機の風を当てることによってより涼しさを感じます。また、汗を吸いやすいタオル地の服にして不快感を与えないように工夫するのもポイントです。
長時間体にアイスノンをあてすぎない
首が安定していれば頭の下だけでなく、首の下や背中においても冷たさが気持ちよく感じます。ただし、長時間あてすぎると体の一部分だけが冷えて泣いてしまうこともあります。
赤ちゃんがぐっすり眠った頃にはあてる場所を変えるか枕元にアイスノンを移動させましょう。
直接アイスノンを体にあてないことと、長時間使用しないことが使用のポイントです。赤ちゃんへの細やかな気配りで笑顔やかわいい寝顔が見られることでしょう。
赤ちゃんが熱を出した時は、アイスノンで脇を冷やそう
赤ちゃんが熱を出してしまった!というときでも慌てないでアイスノンを用意してください。子どもの熱は冷やして、冷めた血液を全身に巡らせて解熱を促すのが良い方法です。
冷やしたらよい体の部位
太い動脈が流れている部位を冷やすと冷えた血液が循環して熱が下がりやすくなります。
- 首筋
- 脇の下
- 足のつけね
この部分にアイスノンや保冷剤をタオルに包んだ状態であててください。熱が高いからといって直接当てるのは冷たすぎるので注意です。
手足の先が冷たくなったら寒気を感じているので、アイスノンを外し、体を温めてあげましょう。
おすすめのアイテム
脇に挟みやすいタイプのアイスノンもありますので、こちらを常備するのもおすすめです。使い捨てではなく繰り返し使用できますので、一度購入しておけば安心ですね。
- 寒気がしたとき(手足が冷たくなったとき)にはしっかりと温める
- 体が熱くなってきたタイミングにアイスノンで冷やす
この2点を覚えておけば、赤ちゃんの急な発熱にも対応できます。必要なら医療機関を受診して、赤ちゃんの辛い発熱が少しでも早く和らぐようにしてくださいね。
まとめ
今回は赤ちゃんのアイスノンの使い方についてご紹介しました。体温調整ができるようになるまではママも大変ですが、便利なアイスノンをうまく活用してくださいね。
大人用とベビー用と両方用意しておけば、急な家族の発熱にも対応できますよ。「備えあれば憂いなし」で早速アイスノンを購入しておいてはいかがでしょうか。