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ラム肉の臭み取りには牛乳?ヨーグルト?重曹?カレーなら大丈夫?

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食べ物
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ラム肉が、ダイエットにいいと話題になっていますが、獣臭がひどいなんて話を聞くと、初心者には扱いが難しいかなと、躊躇してしまいますよね。

あの臭みさえなければ…そんなふうに思ったことはありませんか?
そこで、初心者でも簡単に臭み取りができる方法や美味しく食べられるレシピをご紹介したいと思います。

ラム肉の臭み取りには牛乳やヨーグルト、重曹やカレーなどがあるといわれていますが、しっかり臭みを取って、美味しくいただきましょう。

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ラム肉の臭みの取り方

臭みの取り方をご紹介する前に、「どうしてラム肉は臭いの?」についてご説明しますね。
ラム肉というのは、羊の肉ですよね。羊は草食動物で、エサは草です。この草に含まれる葉緑素であるクロロフィルが体内でフィトールという化学物質に変化することで、独特な臭いになるんです。

つまりこの独特な臭いは「草のにおい」というわけです。

別に草を食べていなくても、手でつぶした際、何とも言えない草のにおいを経験したことはありませんか?
羊などの草食動物は、草を噛み砕いて食べます。それは手でつぶした時と同じ感覚なんです。それが体内に蓄積されているため、牛や豚とは違う臭みが出てしまうんです。

では、そんな臭みを取るにはどうすればいいのでしょうか。

少し手間に感じるかもしれませんが、まず、肉の脂肪をできるだけ取り除くことから始めましょう。
脂肪には、フィトールが含まれています。ですから、臭みの原因が詰まっている脂肪を取り除くことで、臭みがほぼ取り除けるというわけです。

といっても完璧に取り除けるものではありませんので、残った部分の脂肪には、切り込みを入れておくと、調理の時に肉から剥がれやすくなります。

脂肪を取り除いた状態で、臭みを取るために下味をつけましょう。

その際、オススメなのは、「ハーブ」です。特に「ローズマリー」は臭み消し効果があるので、ローズマリーを使うといいと思います。容器や食品用ポリ袋(ジッパー付きがオススメ)に、ラム肉を入れ、「塩・コショウ・ハーブ」を入れて少し置きます。

完全に臭みを取りたい場合は、1日~2日ほど下味をつけた状態で冷蔵庫に保管しておくといいでしょう。

他に臭みを取る下味に使えるものは、

  • オリーブオイル
  • すりおろしリンゴ
  • 焼き肉のたれ
  • レモン汁
  • クレイジーソルト
    岩塩、ガーリック、タイムやオレガノなどのハーブが入った塩です
  • クミンパウダー
  • 牛乳やヨーグルト
  • カレー粉
  • 赤ワイン

などです。そのまま調理できるという点でオススメなのは、クミンパウダーやカレー粉、焼き肉のたれですね。
重曹もいいと聞きますが、個人的に試したことがなかったため、下味に使えるかどうか、分かりませんでした。

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ラム肉はカレーなら臭みが取れる?初心者にオススメのラム肉レシピ

下味に使えるものでもご紹介しましたが、カレー粉は臭みを取る効果もあるし、そのまま調理ができるのでオススメです。

そこで、初心者でもできるラム肉レシピをご紹介します。

ラム肉カレーの作り方

材料(水200mlに対しての分量1~2人前)

  • 玉ねぎ・・・中くらいのもの1個(粗みじん切り)
  • にんにく・・・1かけorチューブなら1㎝くらい
  • ショウガ・・・1かけorチューブなら2㎝くらい
  • 塩・・・少々(材料を炒める+最後の味調整)
  • シナモン・・・小さいもの1/2(なくても可)
  • コリアンダー・・・小さじ2
  • チリペッパー・・・小さじ1/2
  • ターメリック・・・小さじ1/2
  • ホールトマト・・・(缶)200g
  • しめじ・・・1/2パック

作り方

  1. 玉ねぎをあめ色になるまで炒める
  2. ①に、にんにくとショウガを入れる
  3. ②に、ホールトマトを入れる
    水分をしっかり飛ばす
  4. チリペッパーなどのスパイス類を加える
    スパイスを入れると焦げやすくなるので焦げないように注意
  5. ラム肉(一口大にカットしたもの)やしめじを入れる
  6. 水を入れ、沸騰してきたら味見をしながら塩で味を調整する
  7. 弱火で5分ほど煮込んで出来上がり
    シナモンを使うなら入れるのは煮込む直前

ラム肉は、下味をつけ臭みを取ったものを使用してください。市販のカレー粉を使う場合は、スパイス類は入れない、または少量で。

ライスをターメリックライスにするのもいいかもしれませんね。

そのまま焼く場合には、サラダオイル、またはオリーブオイルを敷いたフライパンにハーブを入れ、油にも香り付けすることでラム肉の臭みが和らぎます。

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覚えておくと便利!羊の肉の種類

今回はラム肉について、ご紹介しましたが、羊の肉は「ラム肉」と「マトン肉」とに分かれています。ラム肉は主に生後12ヶ月以内の肉で、それ以上の肉はマトンといいます。

臭みが強いのは、マトンの方です。理由は簡単!「草を食べている量が多いから」

なので、初めて羊の肉に挑戦しようと思ったら、まずラム肉から試した方がいいかもしれません。マトンは、しっかりと下味をつけ、数日漬け込んでおかないと、なかなか臭みは取れにくいです。

下味をつけるまでが、ちょっと手間だと感じることはあるかもしれませんが、チャック付きポリ袋などにラム肉と下味で使う材料を入れて冷蔵庫で寝かせるだけ。

ひと手間で、美味しくてダイエットにも効果があるとされるラム肉が食べられるなら、ダイエットもちょっと頑張ってみようかな?なんて気持ちになるでしょう。

ラム肉は決してハードルが高い肉ではありません。ぜひあなたもラム肉に挑戦してみてください。