就職祝いのお返しは不要?必要?社会人としてマナーを知っておこう!

行事・習慣
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就職が無事決まり、社会人デビューを控えたころにいただくことが多い「就職祝い」。物入りな時期にとても助かる反面、「お返し」で悩んでしまっている方もいるのでは?

このようなマナーは学校で教えてくれるわけでもないのに知らなければ非常識だと言われてしまうし嫌になっちゃいますよね〜。

一般的に 就職祝いはお返し不要 と言われています。

でもわたし自身はお返しをしたりもらったりした記憶があって、ツイッターを見てみても「これから就職祝いのお返しを買いにいく」とか「就職祝いをもらったからお返ししなきゃ」というツイートがちらほら…。

本当のところどうしたらいいのでしょうか?

この記事では

  • 就職祝いのお返しは本当に不要?
  • 親からは何かお返しするべき?
  • 就職でお世話になった方へのお礼は?

などを掘り下げていきたいと思います。

就職祝いのお返しは親からも必要?正しいマナーは?

はっきり言ってしまうと、就職祝いのお返しはしてもしなくても問題ありません。

就職祝いをいただいてから時間をあけず(できれば3日以内)に電話でお礼を伝える、それさえ忘れなければお返しはしなくてもマナー違反にはならないんです。

[box class=”pink_box” title=”お祝いのお返しの有無”]

  • お返しが「必要なお祝い」
    「結婚」、「出産」、「七五三」、「還暦」などとなる。
  • お返しが「必要ないお祝い」
    「入学」、「成人」など

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命のありがたみを神様に感謝していたお祝いかどうかが、お返しが必要かどうかの違いになります。

[aside type=”boader”]なぜお返しが必要なのか?

古墳時代、子どもが生まれた際、村中から祝いの品が送られた。そこで夫婦は、神様に「命のありがたみ」を感謝するために祝いの品をお供えした。そして、村人を集めて、神様へのお供えを食べながら宴を開いた。しかし、宴が終わるとお供え物が余ってしまっていた。このまま腐らせるのは神様に失礼と考え、神様にお供えした物を、村人に返したことで、「お返し」が生まれたと考えられている。

そこで、命が生まれるきっかけとなる「結婚」、そして「出産」、子どもが無事成長したことを祝う「七五三」、長く生きられたことを感謝する「還暦」など、「命のありがたみを感謝するお祝い」には今でもお返しが必要。

一方、「入学」や「成人」は、命のありがたみを感謝するわけではない、近年になってできたお祝いなので、お返しが必要ない。

*「この差って何ですか?(2018年1月16日放送分)」より引用
https://www.tbs.co.jp/konosa/archive/20180116.html

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しっかりした理由があるとひと安心ですね〜。

ただお礼を伝えるとき LINEを使うのはNG と言われていますので注意してください!もし普段からLINEで連絡を取り合っている仲でも、このときに限ってはきちんと自分の声でお礼を伝えましょう。

丁寧すぎるくらいでちょうどいいと思います。

それからもうひとつ、就職祝いをいただいたときの親御さんの対応についてです。学生のときのように親からなにかお返しを!と考えている方もいるようですが、こちらも不要です。

社会人デビューのお祝い なのに親がでしゃばっては、自立ができていない、社会人として非常識、という悪い印象を与えかねません。たとえお返しを用意する場合であっても、あくまで本人主導 というのが大切です。

お世話になった方には、初任給でお礼を!親や親戚へは何がいい?

不要とお伝えした就職祝いのお返しですが、就職のときお世話になった方がいるとか、以前就職祝いを贈った相手からお返しをもらったという場合には、お返しをしたいものです。

そんなときは 初任給か初ボーナスをいただいたタイミング でお返しをしましょう。

初任給後だと少し遅いような…と思うかもしれませんが、お返しが早すぎると、物入りなときに申し訳ないな、大丈夫かな?と相手に気を使わせてしまいます。

初任給やボーナス後だと「お陰様で職場にも慣れて無事初任給(ボーナス)をいただけました」という報告もできるし、お金の面でも余裕ができるのでベストなタイミングだと思いませんか?

そしてお返しの金額についてですが、相場はいただいた額の3割~5割程度、最大1万円までと言われています。

このときもやはり相手に気を使わせないのがマナーです。

もともと内祝いの習慣がない就職祝いですから、くださる方は別に高価なお返しを期待しているわけではありませんよね?

なのにいただいた額と変わらないようなものを贈ってしまうと相手にバツが悪い思いをさせてしまいますので注意しましょう。

さてマナーがわかったところで今度は就職祝いのお返しで人気があるものをいくつか紹介していきたいと思います。

趣味嗜好がわかる相手

食の好みがわかる親や近しい相手には

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  • 高級フルーツ果物
  • 食事
  • お酒

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などがおすすめです。とくに食事は親しい相手ならではですね。あと自分では買わないけど、あると嬉しいという理由から高級フルーツも人気があるようです。

わたしの場合は父にウイスキーを贈りました。退職するときに飲むと言ってまだ開けてないそうですが、来客があるたびに娘からもらったと自慢しているみたいです(笑)

ここまで喜んでもらえるとこっちまで嬉しくなっちゃいますね~。

趣味嗜好がわからない相手

親の知人、遠い親戚などよく知らない相手から就職祝いをいただく場合も少なくないと思います。そんな場合は

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  • タオル
  • お菓子
  • カタログギフト
  • 洗剤

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などがおすすめ。基本的にあまり親しくない方へのお返しはお菓子や洗剤などの残らない消えものギフトがいいとされています。

ただ最近はインテリアや生活スタイルにこだわりのある方が多いので、自分で選べるカタログギフト が嬉しいという声が多いようです。

お返しを選ぶときの注意点

贈られて迷惑、不快なものの一例として

[box class=”blue_box” title=”ラベル名”type=”simple”]

  • 賞味期限が短い食べ物
  • 嫌いな食べ物
  • 趣味の合わない雑貨
  • 名入れ商品
  • 体験型ギフト
  • 商品券

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などがあげられます。商品券は他の物と違い一見よさそうですが、そのままお金を送り返されてる気分になる、とあまり快く思わない方もいるようです。趣味の合わない雑貨より嬉しいことは嬉しいんですけどね…。

趣味嗜好があまりわからない相手に贈る場合、最悪他の人に譲ったりリサイクルショップで引き取ってくれるものを選ぶといいかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?参考になったでしょうか?では今回の記事を簡単にまとめてみたいと思います。

[box class=”green_box” title=”就職祝いのお返しのマナー”]

  • 就職祝いのお返しはしてもしなくてもいい。
  • お礼はできるだけすぐ(3日以内)に電話で伝える。LINEはNG。
  • お礼もお返しも本人主導で。
  • お返しは頂いた額の3割~5割のもの。最大1万円。
  • 初任給やボーナスのタイミングで社会人生活の報告を兼ねてお返しをする。
  • 贈る相手の趣味嗜好がわからないなら消えものギフトかリサイクルショップで売れるもの。

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就職祝いはいままでお礼、お返しを親任せにしてきてしまった人がマナーを学ぶいい機会です。きちんと自分で感謝を伝えられるすてきな社会人になってくださいね!