まして、持病がある場合は「イヤだなぁ」ではなく「できないなぁ」ということもありますよね。断りたいけど、どうすればいいのか?断る場合、持病の詳細を伝えなくてはいけないのか?など、悩みは尽きないと思います。
そんなあなたの悩みが少しでも軽くなればと思い、断り方や断れなかった時の対処法をまとめてみましたので、参考にしていただければ嬉しいです。
PTA役員の断り方 病気の場合は免除してもらえる?上手な説明、断り方は?
そんなふうに思ったことはありませんか?
確かに、私の子供の学校では「1児童に対して1回」といわれていました。でも実際、役員数に学年数をかけたとしても、その人数は全児童数よりはるかに少ないんです。つまり、小学校だった場合6年間で役員を経験する人の数は、全校生徒数より圧倒的に少ないので、6年間1度もやらない人の数の方が多いんです。
なので、病気の場合、断ることはできるんですよ。(*もちろん、学校の規模や決まりにもよりますが・・・)
持病があっても責任感がある人ほど、「断れないのでは?」と考えてしまうと思うんですが、そんなことはないということを覚えておいてください。
それは役員の仕事だけでなく、人間関係も含まれます。持病がある場合、人間関係で病状が悪化することもあると聞いたことがありますから。仕事より人間関係で悩んでしまう場合もあるんです。
そんなに頑張らなくてもいいと私は思います。もし、無理して引き受けて、病状が悪化しても誰も責任を取ってくれません。最終的には、自分の判断がすべてになってしまうことが多いんです。
勇気を持って断ることも必要です。基本的には、病気の場合は免除してもらえるはずですから。
では、どんなふうに断れば角が立たずに断れるのでしょうか?
例えば、持病があるところ(心臓や呼吸器官などの臓器名や器官名、部位など)を明確にして「それで通院をしている」や「普段から調子が悪い」などを伝えるといいでしょう。
「役員の仕事だって、調子が悪かったら休めばいいんだよ」といってくることもありますが、相手が健康上問題のない人の場合は、調子が悪かったというレベルがあなたとは違うと思ってください。通院しているくらいの病気の場合は、素人ではなかなか病状を理解することは難しいので、軽視されがちです。
あまりにもしつこい場合には、学校側に相談することもできます。PTAというのは、「親と教職員が生徒のためにボランティアとしてある団体」という意味があり、親同士の話し合いが平行線の場合、教職員に相談して、間に入ってもらってもいいんです。教職員は「保護者で決めてください」など逃げようとすることもありますが、そこは協力してもらいましょう。
事前に病気が発症した際、担任に伝えておくという予防線を張っておくと尚いいかもしれません。
PTA役員を断れなかった時の対処法
結局、断るのも面倒になるくらい、しつこく(ちょっと言い方は悪いですが…)頼まれるとつい、「分かりました」といってしまうこともあると思うんです。
その場合、不安な任期が始まってしまうでしょう。しかし、一度引き受けてしまった場合は任期終了までは、PTA役員としてやらなくてはいけなくなります。
もちろん、中には「そうはいっても引き受けたからには、やることはやってもらわないと!」と強くいってくる人もいるかもしれません。この言葉って本当に精神的にも辛くなるんですよね。なので、もし可能であるならば、旦那さんに協力してもらうという方法もあります。
PTA役員のPはParent、つまり親なので母親だけではないんです。父親もこのPの中に入っています。あなたが本当に辛い時には、旦那さんにお願いするということも考えておいた方がいいでしょう。
そして、旦那さんにも「最初に、できないこともあると伝えてあったはずだ」ということを伝えてもらいましょう。「私(旦那さん)も仕事を休んでばかりはいられないので、あまり無理をいわれても困る」とも伝えてもらえるといいでしょう。
これは最終手段なので、できればあなた自身の口から伝える段階で理解してもらえるのが理想なんですがね。
旦那さんをアテにできない場合には、役員の中に味方を作りましょう。複数人いる役員の中には、あなたと性格が合う人がひとりくらいはいるはずです。その人に、あなたができない時には頼るという方法もあります。
PTA役員を断る時の注意点も押さえておこう
PTA役員を断る場合も引き受けた場合もそれぞれ注意点があるので、まとめておきますね。
まず、断る時の注意点は、
断る時の注意点
- 強い口調でいわない
弱すぎも押し通されてしまう可能性があるので注意。一応子供がいる人全員が対象となっているため「できなくてすみません」という気持ちを込める - 申し訳なさを前面に出す
受けると迷惑をかけるかもしれないから断るけどできなくて申し訳ないという気持ちを相手に伝える - 仮病は絶対いけません
病気ならやらなくていいという噂が流れると仮病を使おうとする人も出てきます。あなたが本当に病気の時にだけ、病気を理由にしましょう - 引っ越しや転勤は確定していなければ理由にならない
これは病気とは関係ありませんが、断る理由として使う人もいるのですが、「引っ越すかもしれない」「転勤があるかもしれない」など、不確定な理由は断る理由にはできません - 受けられない理由を病名ではなく、部位の病気で通院しているなどおおまかな病状を伝える
次に、引き受けた場合の注意点は、
引き受けた場合の注意点
- 引き受けてしまったら、任期満了までは席をおく
事情を説明しても断り切れず引き受けることになってしまった場合は、途中で「やはり無理だからやめます」とならないように気をつける。万が一入院や手術になった場合でもその事情が決まった時点で委員長などに説明して指示を待つ
PTA役員は、毎年年度末になると次年度の役員を決めなくてはいけないので、現役員たちにとっても憂鬱なことでもあります。その人たちも、同じように「やってくれ」といわれ、中には仕方なく受けた人もいるはずです。なので、あなたの事情をまったく分かってくれないという人は本当に少ないと思います。
ただ、断る場合には、自分ができる範囲でお手伝いすると意志を示すだけで、相手もそんなに強引に頼んでは来ないと思います。例えば、行事などで、役員だけでは人手が足りない場合があった時、あなたの体調がよければ「お手伝いしますよ」と声をかけるだけでもいいと思います。
持病は、本人にしか辛さなどは分かりません。無理解を示す人もいるかもしれませんが、どうか無理だけはしないでくださいね。
▶ PTA役員がストレスで辛い!ストレスの理由ってなんだろう?上手な乗り越え方は?
▶ PTA役員をやりたくない!中学校PTA役員の上手な断り方
▶ PTA役員の断り方―病気の場合は断れる?上手な断り方や断れなかった時の対処法
▶ PTA役員、楽なのは?引き受ける時期、役員選びを失敗したくないへのアドバイス
▶ PTA役員 中学ではどんな感じ?小学校との違い、決め方や役員をやるメリットは?
▶ PTA役員に就任した時の挨拶例文|就任から最後の挨拶まで
▶ 幼稚園の役員は先生が決めるの?選ばれる人は?免除されるケースは?
▶ 幼稚園を転園するお友達やママ友に渡すプレゼントやメッセージは?気を付けたいことはコレ!
▶ 【引越しの報告】引っ越しが決まったら、ママ友への報告や挨拶はどうする?