皮膚炎やアトピーなどで悩んでいる人 は化粧水ひとつでも自分の肌に合うものを見つけるのは大変なことですよね(実は私も皮膚が弱くて一般的に皆さんが使っているような化粧水でも合わなかったことが多々ありました)。
そこで 手作り できる〈柚子化粧水〉について調べると、「なんだか肌に良さそう♪」って思えてきました。
その理由をこれからお伝えしますね。
あなたにとって、心地良く使える化粧水になると嬉しいです。
柚子化粧水にはどんな効果があるの?
まず、柚子化粧水 ってなんだろう?と思ったあなたへ柚子化粧水について少し説明させていただきます。
ゆず湯などに使う前に柚子を4等分に切り、先に種を取っておきます。種を取った柚子はガーゼなどに包みバスタブへ!(ゆず湯でぽかぽか♪)
種が取り出せれば、それで柚子化粧水の材料のひとつは準備できますね。
では、柚子化粧水ってどんな効果があるのでしょうか?
柚子化粧水に使うゆずの種は ペクチン というゼリー状の膜で覆われています。これは 保湿効果や肌のキメを整える効果 があります。
つまり、ゆずの種を使うということはもうそれだけで肌にいいもの!ということになります。保湿やキメを整える効果の他には、こんな効果もあります。
美白効果
くすみの改善、シミ・ソバカス予防(〈ゆずの種〉に含まれる油の成分がメラニンの生成を抑えてくれる効果があります)。
リラックス効果
種だけでもゆずの香りはします。化粧水にしてもこの香りは残り、リラックスできるようです。
かゆみ抑制効果
ゆずの種の油にはかゆみを抑える働きがあります。アトピーなどかゆみを伴う症状はかきむしることによって悪化します。かゆみが抑えられれば肌は改善していきます。
保湿やキメを整える効果についても理由を書いておきます。
保湿効果
種を覆っている〈ペクチン〉というゼリー状のものが保湿効果を持っています。
キメが整う
ペクチンの働きで、ヒアルロン酸が長時間肌に留まったり、コラーゲンの生成が助けられたりします。キメが整えば、毛穴も目立ちにくくなります。
肌が敏感な人は、こんなことに注意して使おう
効果はご理解いただけたと思いますが、実は手放しに「いいことばかり!すぐに使おう!」とはいかないのです。
もちろん添加物ゼロの手作り〈柚子化粧水〉なら肌には良さそうですが、肌が敏感な人や皮膚炎、アトピーなどトラブルを抱えていらっしゃるあなたには 注意してほしいこと があります。
ここで、〈柚子化粧水〉の作り方を載せますが、敏感肌などの人は材料にも注意が必要です。
柚子化粧水の作り方
材料
- ゆずの種
- 水
(普通の水でもOKですが精製水をオススメします)
※材料は、水の代わりに日本酒や焼酎で作る場合もありますが、今回は肌のことを考えて水とします。
作り方
- 水にゆずの種を入れて冷蔵庫で1日保管
※分量はゆずの種の重さに対し水はその3倍の量です。 - 1,を濾しながら容器に移したら完成♪
※容器は熱湯消毒して乾かした清潔なものを使ってください。
大体1週間くらいで使い切ってくださいね♪
さて、どうして先にレシピを載せたかと言いますと・・・
実は材料にも書きましたが 日本酒や 焼酎でも作ることが出来るんです。
ただし、アトピーなど肌にトラブルがある方には アルコールの刺激 が〈柚子化粧水〉本来の効果とは逆効果になる可能性があるので注意が必要なのです。
市販の化粧水でもアルコールが材料に入っている場合には肌がピリピリした経験はありませんか?
アルコールフリーの化粧水って市販だとなかなか探すのが大変なので、この〈柚子化粧水〉のように手作りできる化粧水なら自分でアルコールフリーに出来る利点もあるんです。
最後にもうひとつ注意点を!
アルコールフリーならもう問題なし!と思ったあなた。もうちょっとだけ待ってください。もうひとつだけ注意点を載せておきます。
手作りのものは添加物が入っていない分、入っているものよりは刺激はないのは確かです。ただ、逆に手作りだからこそ慎重に使い始めてほしいのです。
まずは、出来上がった〈柚子化粧水〉で パッチテスト をしてください。
せっかく作っても肌に合わなければ、アトピーなどが悪化してしまう可能性もあります。必ず最初はパッチテストを行なってくださいね。
パッチテストで問題なければ、初めて「やっと出会えた!私だけの化粧水♪」と喜んでくださいネ♪(⌒∇⌒)♪
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