豆乳鍋が分離したら戻す方法はあるの?
市販の豆乳鍋つゆを使わずに自分で作る方にとって、スープがボロボロと固まってしまうことはありませんか?!せっかく自分で作ったのにショックですよね(´;ω;`)
分離して固くなってしまった豆乳鍋のスープを戻す方法はあるのでしょうか?実は、豆乳鍋が分離してしまったらもとに戻すのは難しいんです・・・
そこで!分離しがちな 豆乳鍋 について失敗しない方法をお伝えします!
▶ えっ?!豆乳鍋が分離ちゃう?そんな時の裏技!
▶ 豆乳鍋のシメは?
分離しない方法と、豆乳が分離してしまっても大丈夫!リメイク法も紹介します♪
→ 先にリメイク法が気になる方はこちら!
豆乳鍋のスープが分離しちゃうのはなぜ?
そもそもなぜ豆乳鍋が失敗しやすいのでしょうか? 分離してしまう原因を見ていきましょう!
豆乳鍋が固まる原因
- 温度が高い
- 塩分がある
温度が高い
60℃以上 だと固まってしまうようなので、沸騰させないようにしましょう!
豆乳を入れるのは、他の具材に火を通してから一番最後にすると余計に温度を高くしなくて済みますよ。豆乳を入れた後は弱火で加熱して温めましょう!
塩分がある
豆乳は、塩分を加えると固まってしまいます。これは豆腐の作り方を知るとわかりやすいと思います。
豆腐には ニガリが入っているという話はよく聞きますよね?このニガリの主成分は塩化マグネシウムです。
これは水に溶けやすく、豆腐を固める凝固作用があります。そのため、液体になった豆腐に塩分を加えることで固形になってしまうんです!味付けで塩を入れるときは注意 してみてください!
豆乳鍋のスープが分離しちゃったらどうする?
アレンジ方法については次でお伝えしますね。分離してしまったら戻すのは難しいので、まずは分離しないようにする方法をお話しします!
豆乳鍋の分離を防ぐには?
分離を防ぐ方法は、
- ベーキングパウダー or 重曹(食用)を加える
- 昆布だし
- 調整豆乳を使う
- 火加減に注意
- 酸味は入れない
まず、ベーキングパウダーを加える理由は、沸騰させてしまっても分離させにくく作用があるためです。これでうっかり沸騰させてしまう人でも安心ですね(笑)
もっと具体的に言うと、ぺーキングパウダーにはたんぱく質を分解する炭酸水素ナトリウムが含まれているので、固まりにくくなる んです。
ですが!!!!ひとつ注意しておくと、ベーキングパウダーや重曹はアルカリ性です。このアルカリ性は野菜のから出るアクと同じなんですよ。つまり、アクが多いと“えぐみ”が強くなってしまうので注意しましょう!
次に、昆布だしですが、これは味付けにぴったりなんです!
味付けに塩分があると豆乳が分離してしまう、とお話ししましたが、そうなると味付けが物足りないような……
そこで使えるのが“昆布だし”です!!使い方としては、
- 水に昆布を入れてだしを取る
- 昆布を取り出して、具材を入れる。
- 具材に火を通す
- 豆乳を入れる。
分量は 昆布だし:豆乳=5:5 になると美味しくできると思います♪他にも“白みそ”も塩分が少ないので、美味しく味付けができますよ!
“火加減”と“酸味”については前述したとおりです。
- 60℃以上で加熱すると固まってしまいます!
- トマトなど酸味のあるものは固まる原因になります!
注意することがたくさんあって、億劫に感じてしまうかもしれませんが、うまくいったときの達成感はひとしおです♪是非チャレンジしてみてください♪♪
豆乳鍋が分離しちゃったらリメイクしちゃおう!シメはリゾットで!
とは言っても、固まっちゃった豆乳鍋を食べないわけにもいかないですよね… 鍋は大量に作るものですから。
豆乳鍋が分離したときにできてしまう分離したものを“モロモロ”というんです。このモロモロができてしまうと、豆乳鍋のクリーミーな感じや美味しさが感じられなくなってしまいます……
そんな時はリメイクしちゃいましょう!
豆乳鍋が分離して固まるとはいっても、小麦粉のダマになるという感じではなく、豆腐なので、それはそれで美味しいんです!(笑)
ただ鍋がボロボロとなってしまう……そんなときは似たようなもの作ったらいいんです!(笑)
食感といい、似ているのはお米!リゾット にしちゃいましょう♪チーズを入れてお好みで黒コショウを。もちろんご飯も入れます。
市販の豆乳鍋の素よりかは薄味になると思うので、白みそなどを少し加えるとコクが出てさらに美味しくなりますよ♪
▶ 豆乳鍋のアレンジ法イロイロ・・パスタ?ラーメン?雑炊?おすすめはリゾット!
まとめ
豆乳鍋が分離してしまう、という悩みを抱える方は多いと思います…
ですが、いろいろと工夫してみるといつもよりも美味しくできるかもしれませんよ♪是非あきらめずに作ってみてください♪