子供の乾燥肌の悩み は一年中尽きることがありませんよね?まして、秋~冬にかけては空気が乾燥するので乾燥肌にとってはいや~な季節でもあります。
そこで、今回は乾燥肌や、乾燥によるかゆみに オススメのボディクリームや軟膏 をご紹介します。
どれも 市販薬 なのでドラッグストアやネットショップなどで入手可能です。処方薬と同成分の製品も成分量を比較しながらご紹介したいと思います!!
処方薬と同成分!!病院に行く時間がない忙しいあなたへのオススメは?
お子さんの乾燥肌にいいとされるクリームって 処方薬 ってイメージがありませんか?
もちろん、処方薬には市販薬には入れることができない成分量が入っているので、「そっちの方が効きそう」って思いますよね。それでも忙しくて 病院に行けない時には市販薬は救世主 となります。
私がオススメするクリームは、コチラです(価格はすべて税抜)。
白色ワセリン(日本薬局方)
第3類医薬品 50g 400円前後
白色ワセリンは皮膚の乾燥を防ぐ保湿剤です。処方薬のプロペトと同成分ですが、やや純度は下がります(といっても大差はありません)。
プロペトは、白色ワセリンを精製した薬なので白色ワセリン内に含まれた不純物が取り除かれた分、純度が高いものになっているだけです。不純物といっても体に悪いものではありませんし、白色ワセリンだって保湿効果はしっかりあるので安心してくださいね。
白色ワセリンは、保湿剤ではありますが皮膚に水分を与える効果はなく、体内の水分を逃さないようにするためのクリームです。
サンホワイト(日興リカ)
http://www.sunwhite.net/product/p1.html
50g 1,200円前後
白色ワセリンをさらに精製したクリームです。白色ワセリンに比べると価格が高いですが、実は処方薬のプロペトよりも純度が高い保湿剤なんです。
効果はこちらも皮膚に水分を与える効果はなく、水分を逃さないようにする効果の保湿剤です。
HPクリーム(GSK)
http://www.hp-cream.jp/p_about/cream.html
第2類医薬品 25g 878円 60g 1,462円
白色ワセリンが体の水分を逃さない保湿剤に対して、こちらは皮膚に潤いを与える保湿剤になります。処方薬のヒルドイドソフト軟膏と同成分ヘパリン類似物質が主成分のクリームで、なんとヒルドイドソフトと同量配合なんです!!(これは嬉しい♪)
ここまでがオススメの保湿剤です。
お子さんは、乾燥がひどくなるとかゆみなどの症状も出てくるので、次はそのかゆみ対策でオススメのものをご紹介しますね。
子供の乾燥肌がひどくてかゆみが出ている時のオススメは?
大人でもそうですが、乾燥肌がひどくなるとかゆみや、場合によっては赤みなんかも出てきますよね。それが子供となるとその頻度は大人よりも高くなってしまいます。
少しでもそんな症状を緩和できたら…ときっとあなたはお悩みのことでしょう。お子さんの辛そうな顔は見たくないですものね。
そこで、オススメなのが…
アトピスマイル
公式サイトからの購入だと、初めての人に限り送料無料2,500円で購入できます。
▶ 公式サイト
伸びの良いクリームがしっかりと肌へ浸透して、肌の内側から肌改善をサポートします。保湿剤や抗炎症剤とは違ってお米から抽出した成分〈ライスパワーNo.11〉が主成分の天然成分のクリームです。
バリア機能を整え、かゆみや炎症などがおこりにくくして潤った肌へと導く効果があります。〈ライスパワーNo.11〉は皮膚水分保持能の改善という効能があり、皮膚水分保持能とは、人が生まれた時から持っている生体機能のひとつです。
乾燥肌の場合にはこの機能が正常に働いていないことが多いので、それを正常へと導いていく効果がある成分というわけです。
Rakuten
アトピスマイル ライスパワー No.11 50g 医薬部外品
価格:5,580円
(2019/12/19 17:23時点)
ロコダイン軟膏
(クラシエ薬品) ※セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)対象商品
第2類医薬品 7g 800円 16g 1,500円前後
こちらは処方薬のロコイドと同成分の市販薬です。
主成分である〈ヒドロコルチゾン酪酸エステル〉が湿疹や皮膚炎、かぶれ、かゆみなどに効くステロイド剤の軟膏です。ロコダイン軟膏の説明書には、「化膿している患部や顔の広範囲には使用しない。長期連用しない」と書かれています。
私は、以前処方薬のロコイドをもらったことがあるのですが、その際には
「顔には使わないでね。
炎症をおこす可能性があるから。
別のところに塗った後は必ず手を洗って。
ロコイドを塗った手で無意識に顔を触らないようにするために…」
と言われたことがあります。
同じ成分なので、ロコダイン軟膏もそのくらい 注意 した方がいいかもしれませんね。成分量としては、ロコイドの半量しか入っていませんが、お子さんの顔に炎症がおきても気の毒なので取り扱いには注意が必要です。
アトピスマイル は、普段から使って少しずつ肌を改善させる効果、ロコダイン は乾燥肌が悪化した時や、かゆみを伴う時に必要に応じて使うと症状が緩和すると思います。
乾燥肌には保湿剤プラスαで症状緩和を目指しましょう
今回ご紹介した保湿剤は、普段使い で肌を保湿し乾燥肌が少しでも改善することを期待を込めてご紹介しました。
アトピスマイルは、肌改善が目的のクリームなので保湿剤だけではなかなか改善されない乾燥肌の時に保湿剤の代わりに使ってみてはいかがでしょうか。▶ アトピスマイルの公式サイト
最後にご紹介したロコダイン軟膏は、ステロイド剤なので 症状がよくなったら使用は中止 してくださいね。
症状が改善されても塗り続けてしまうと、塗らないとまたすぐにかゆくなってしまうなどのリバウンドがおこる可能性はありますが、改善されてすぐに使用をやめればリバウンドはおこりにくいと言われています。
ステロイド剤は、上手に使えば決して怖いものではないことを覚えておいていただけるとお子さんの乾燥肌の悪化時に怖がらずに使うことができるかもしれません。もちろん、担当医の先生には相談してみてくださいね!
▶ 幼児の乾燥肌にオススメのクリームって何?市販の薬でも効果は期待できる?
▶ 子供の乾燥肌に潤いを与える化粧水やローションのオススメって?
▶ 幼児の乾燥肌にはどんな保湿が効果的?保湿クリームの上手な使い方ってある?
コメントを投稿するにはログインしてください。