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里帰り出産のお礼は誰がする?義実家からのお礼は必要?お礼の相場や品物は?

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出産・子育て
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出産の際、里帰りして産前産後、しばらくは実家にお世話になるという時、ふと「実家だけど、お礼はどうすればいいのかな?」と考えることってありませんか?

あなたにとっては、住み慣れた家だし、実の親ということもあり、お礼なんて堅苦しいのではないか?って思うかもしれません。

しかし、ちょっとの時間、遊びに行く…というのとは違うのが里帰り出産です。少なくとも、産前産後を合わせると2~3ヶ月は滞在するというケースが一般的なため、その間の食事や電気やガスなどの光熱費もあります。さらに、赤ちゃんのものが必要になれば、あなたに代わって親御さんが準備してくれることだってあると思います。

きっと親御さんは、あなたとお孫さんのためになるならと、喜んで提供してくれるでしょう。しかし、ここはすでに世帯が別になっているわけですから、親御さんのご厚意に甘えているばかりではなく、「私だって、しっかり家庭を持ったんだから」というところを親御さんに示して、安心させてはいかがでしょうか。

いつまでも娘のままではなく、一人前になったというところを見せることも親御さんを安心させるひとつの親孝行でもあるのです。とはいっても、お礼をする時の疑問もありますよね。

たとえば、「お礼は誰から渡すのか?」「どんなものを渡すのか?」など。さらには「義実家から実家にお礼って必要なの?」など、自分たちに関する疑問だけでなく、義実家も含めた疑問にもお答えできればと思っています。必ず、こうすべき!という正解はありません。あくまでも一例だと思ってお読みいただけると幸いです。

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里帰り出産のお礼は誰が渡すもの?夫の実家から渡す必要ってあるの?

まず、里帰り出産のお礼は誰が渡すものなのか?という疑問がありませんか?

お礼を渡す場合、あなたの実家であっても夫婦で同席し、夫がお礼を渡すことをおすすめします。これは、一家の主であるのは夫という意味もありますが、夫婦が協力し合って生活しているという意味合いも含まれています。

昔ながらの言葉で表現すると「夫をたてる」ことによって、親御さんが安心する場合も多いのです。「娘はしっかり家庭を築いているんだ」と感じてもらえる、いいチャンスでもあります。

そして、もうひとつ。里帰り出産のお礼といえば、夫の実家からあなたの実家に「この度はお世話になります」と一報があったり、お礼が届いたりする場合もあります。あなたにとって、実家は自分の家であり、自分の親だというのに、なぜ義実家からお礼が?と首をかしげてしまうかもしれません。

しかし、これも戸籍上ではあなたは夫の姓を名乗っているわけですから、義実家の家族でもあるわけです。なので、義実家から「よろしくお願いします」と連絡が入ることは、決して不要というわけではありません。もちろん、必要ということもないので、連絡の有無、お礼の有無には正解はありません。

あるのは、義実家の気持ちです。

ただし、あなたもお礼を準備しているわけですからあまり高価なものやお金などを送られることは、あなたの親御さんも戸惑ってしまう可能性が高いため、できれば事前に義実家とも打ち合わせをしておくといいかもしれません。

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里帰り出産のお礼品物|相場やお礼の品は何がいい?

では、実際に里帰り出産の時のお礼は、どんなものがいいのでしょうか?

あくまでも一例ではありますが、お礼は現金でと考えている場合、一般的な相場は1ヶ月20,000~30,000円といわれています。

冒頭でも書きましたが、里帰り出産の場合、少しの時間遊びに行くのとは違い、滞在中の食事や光熱費の使用があります。あなたや赤ちゃんに必要なものがあれば、親御さんが準備をしてくれることもあるでしょう。さらに、あなたに睡眠時間を確保させようと、親御さんがあなたに代わり赤ちゃんの面倒を見てくれる時間などもあります。

ベビーシッターを雇うことを想像してもらえると分かりやすいのですが、赤ちゃんの面倒を見ている間はその時間を拘束されます。ベビーシッターの場合にはその拘束時間には、料金が発生していますよね?いってみれば、労力に見合った対価を支払うということです。

これが、専門職ではなく親御さんであった場合も基本的な考え方は同じだと思ってください。決して「親は子育てを経験しているんだから、そんな堅苦しい考え方をしなくても…」なんて思わないでほしいのです。なぜなら、親御さんはあなたを育てていた時とは年齢も体力も違います。

あなたの前では元気でいても、疲労は蓄積されていくものです。それでも、娘や孫のためになるならと頑張ってしまうのが親御さんです。その頑張りに対するお礼だと考えてはいかがでしょうか。

厳密に1ヶ月の滞在時に必要な金額を計算すると、恐らく上記の金額を軽く超えてしまう可能性もあります。しかし、あまり高価なお礼をしてしまうと親御さんの方が逆に恐縮してしまうこともあります。

受け取ってもらえるくらいの金額の相場というのが、1ヶ月20,000~30,000円というわけですね。現金の場合の考え方をご紹介したあとは、「現金じゃ絶対受け取ってもらえない!」というあなたに、里帰り出産時に親御さんが喜んだお礼の一例をご紹介します。

  • ギフト券(全国共通ギフト券が便利)
  • グルメチケット(こちらも全国共通食事券が便利)
  • 高級食材のお取り寄せ(普段はなかなか買ってまで食べないのが高級食材なので送られたら喜んでもらえる確率が高い)
  • 実家内で古くなったもの、買い替えを考えていたもの(家電などは、案外騙し騙し古いものを使っていることが多いので、そういったものがあれば新しいものをお礼としてプレゼントするのも喜ばれる)

しかし、現金も品物も受け取ってもらえない場合などは、「そろそろ赤ちゃんを連れて出掛けても支障はないだろう」という時期(目安は里帰りから自宅に戻る日の直前)に、親御さん、あなたたち家族全員で記念写真を写真館などで撮ってもらうのも親御さんは喜ぶでしょう。

さまざまなものに利用ができる現金やギフト券などもいいのですが、親御さんが今、欲しがっているものや買い替えを考えているものなどがあれば、それをお礼としてプレゼントするのもいいかもしれません。「そういえば、この家電は孫が生まれた時に娘夫婦が買ってくれたんだったな」と実家にあなたとの思い出がひとつ増えることになりますからおすすめです。

現金と品物を合わせて金額を設定するという方法もあります。また、日割り計算で1日いくらと決める場合もあります。あなたの家庭に負担のない範囲で金額や品物を決めることが一番大切なことです。相場はあくまでも平均値のようなものです。

それより少ない金額しか出せないけど、相場がこの額なら、何とかしなくては!とは決して思わないでくださいね。無理をしてもその先の生活に支障をきたしては、元も子もありませんから。

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お礼は気持ち!無理のない範囲で!

現金や品物を送る場合の注意点もあります。それは、「何を贈るかは夫婦でしっかりと考えること」です。そして、渡すタイミングは、お世話になる時に渡す方法。自宅に帰る日程がくる直前に渡す方法。どちらも正解です。どちらを選択してもいいのです。

中には、「先に渡そうと思ったけれど、タイミングがつかめなかった」という場合もあるでしょう。逆に「帰りに渡すつもりがバタバタしていて、渡すタイミングを逃してしまった」なんて場合もあるかもしれません。

先に渡せなかった場合には、帰りに渡せばいいのですが、帰りに渡そうと思っていたのに渡しそびれてしまった場合は、実家が近い場合にはまた近いうちに家族で尋ねて渡しましょう。

実家が遠い場合には、現金ではなく品物で宅配などを使い送るといいかもしれません。現金書留などが後日届くと「直接渡せば、受け取らないと思ってわざわざ送ったのか?気を遣わせてしまったな」と親御さんが恐縮することもあります。

なので、送ることになった場合には、品物にしましょう。

そして、直接渡すにしても、送るにしても、お世話になったお礼(またお世話になるお礼)を手紙で綴ることもおすすめします。できれば手書きで少し可愛らしい便せんだと喜ばれると思います。直接渡す場合には現金と一緒に封筒に入れましょう。

送る場合には、荷物によっては手紙を同封できない場合もありますので、別に郵便で出した方がいいかもしれません。

里帰り出産は、親御さんにとっては嬉しいと感じることが多く、あなたにとっても不安な子育てに強い味方がそばにいてくれる安心感があると思います。お互い、気持ちよく過ごせると思いますが、親御さんは、家に人が増えればその分、負担も増えるということを忘れないようにしましょう。

お礼、手紙であなたの里帰り出産が快適な時間となりますように。

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