そんな時には、 水回りの掃除に適しているクエン酸を使いましょう!
ここでは、加湿器のピンク汚れの正体 についてお伝えしていきます。また、クエン酸を使った加湿器のピンク汚れの 掃除方法 や 注意点 もお伝えしますので、合わせてご覧ください。
加湿器のピンク汚れの正体は?
この ピンク汚れ、水垢だと思われがちですが実は違います。加湿器のピンク汚れの正体は、「菌」と「バクテリア」なんです。
でも、免疫力が低下していたり、アレルギーがあったりすると、感染症を引き起こすことがあるので注意しなければいけない菌です。
増殖スピードがとても速いので、あっという間にピンク汚れが発生してしまうのです。
ロドトルラには毒性があるわけではないので、発生したからと言って健康に害があることはありません。でも、加湿器にセラチア菌やロドトルラによるピンク汚れが発生するということは、それだけ菌が繁殖しやすい環境であるということです。
加湿器のピンク汚れは クエン酸 を使うと落ちやすいです。また、酸性であるクエン酸は、水垢やカルキ汚れなどのアルカリ性の汚れを中和して落としやすくしてくれます。
加湿器のタンクの掃除方法
まず、加湿器のタンクにピンク汚れがついている時の掃除方法を紹介していきます。
- ぬるま湯3リットルにクエン酸20g を溶かします。
- そのクエン酸水を加湿器のタンクに入れ、一晩置きましょう。
- 翌日、水でしっかり洗い流せばOKです。
水受けやフィルターの掃除方法
加湿器によって取り外せるパーツは違うので、しっかり確認してから行ってください。
- バケツにぬるま湯3リットルを入れ、そこにクエン酸を大さじ1~2杯 溶かします。
- その中に、ピンク汚れがついている加湿器のパーツを入れて、30分程度つけ置きしましょう。
- それでもピンク汚れが落ちない場合は、クエン酸を増やしたりつけ置き時間を伸ばしたりして調整してください。
- 最後に、しっかり水で洗い流したら完了です。
加湿器にクエン酸を入れたまま運転しても大丈夫?
加湿器の汚れを予防したいのなら 専用の除菌剤 が売っているので、それらを使いましょう。
加湿器専用の除菌剤なので故障の危険性もなく、加湿器内の雑菌の繁殖を防ぎ、ピンク汚れや水垢が付きにくい状態にしてくれます。お年寄りや小さな子供がいる家庭では、加湿器専用の除菌剤を使うと安心ですね。
加湿器のピンク汚れにもクエン酸でいいの?のまとめ
加湿器のピンク汚れには、クエン酸を使って掃除しましょう。
ピンク汚れの正体は、「菌」と「バクテリア」です。どちらも健康な人には害はありませんが、ピンク汚れが発生するということはカビが発生しやすい環境だという事です。クエン酸を使って掃除をすることで、加湿器に発生したピンク汚れだけではなく、水垢やカルキ汚れも綺麗にすることができますよ。
また、クエン酸水を入れたまま加湿器を使用すると、故障してしまうことがあります。加湿器のピンク汚れを予防したいのなら専用の除菌剤を使用したり、毎日タンクの水を交換したりするだけでも違ってきます。
健康のためにも、加湿器はこまめな掃除を心掛けましょう。