黒豆はその色や形から、健康祈願、魔除け等の意味を込め、おせち料理の定番として親しまれてきました。
そんな黒豆ですが、とにかく 栄養価が高い ことで知られています。特に、黒豆の皮に多く含まれる「アントシアニン」という成分は、健康と美容にとっても良いことが知られており、白髪予防やむくみ・便秘にも良い効果をもたらしてくれます。
そして黒豆を煮出して作る黒豆茶は、お手軽に黒豆の栄養分を摂取できるため、忙しい毎日だからこそ健康には気を遣っていたい、そんなあなたにオススメです。ノンカフェインですから、 妊婦さんやお子さんにもおすすめですよ!
今回の記事では、黒豆茶の効能や副作用について紹介します。
黒豆茶の効能とは?白髪予防やむくみ・便秘にも良いってホント?副作用は?
黒豆は血を補い血液の循環を改善するとして、漢方では生薬として扱われてきました。
黒豆は大豆の仲間であるため、大豆特有の栄養成分はもちろんのこと、黒い皮の部分には「アントシアニン」と呼ばれる成分を含んでいます。このアントシアニン、健康と美容にとっても良いことが知られているんです。
アントシアニンはブルーベリーに含まれているポリフェノールの一種で、抗酸化作用を持っています。
活性酸素を除去
活性酸素を除去する働きがあるためシワやシミの予防になり、アンチエイジング効果が期待できます。
血の巡りを改善
また、血液をサラサラにする効果も持ち合わせているので、血の巡りを改善してくれることで、冷え性の予防にもなります。
冷えを改善
冷えは女性にとって大敵なので、黒豆茶を飲むことで冷えを改善してくれるのはとてもありがたいですよね。
温めた黒豆茶を飲んで、効果的に体を温めてみてはどうでしょう。
白髪予防
さらに、血液がサラサラになることで頭皮の血行もよくなる為、髪に栄養を行きわたらせることができ、白髪予防にもなるんです。
ここにも魅力的なアンチエイジング効果があることがわかります。
むくみの改善
それに加え、黒豆にはカリウムも豊富に含まれるため、体内のナトリウムや余分な水分の排泄を促進してくれるため、むくみの改善にもなります。
腸内環境を整える
また、黒豆に含まれているダイズオリゴ糖は、直接腸まで届き、善玉菌の栄養源となることで腸内環境を整える働きをします。
同じく黒豆に含まれるペクチンという食物繊維は便を柔らかくして出しやすくする作用もあるため、便秘解消にも役立つといわれています。
副作用の心配は?
このように多くの栄養素が含まれている黒豆茶ですが、本当に体にいいことばかりなの?と気になりますよね。
黒豆茶はほのかに甘みを帯びた味わいでリラックスできるところも魅力の一つですが、飲みやすいからと言ってたくさん飲んでしまっては体内の栄養分が偏ってしまい、 悪影響を及ぼすこともあります。
黒豆は大豆同様、食べる女性ホルモンと呼ばれる 大豆イソフラボン を含むため、過剰摂取により女性の方は生理不順や生理痛の悪化、男性は性機能障害が起こる可能性が考えられます。
先ほどご紹介したようにオリゴ糖や食物繊維を含むため、お腹がゆるくなったり、逆に腸内環境が乱れてしまい便秘になったりする恐れもあります。したがって、どの食べ物にも言えることですが、適度な摂取を心がけましょう。黒豆茶の場合、健康な方で1日2~3杯が推奨されているようです。
黒豆茶は妊婦が飲んでも大丈夫?むくみや便秘に悩む妊婦におすすめしてもいい?
上記でご説明したように、黒豆茶はむくみや便秘に効果的です。そしてなんといっても黒豆茶の嬉しい点はノンカフェインであること。 妊婦さんにはとてもオススメな飲み物です。
ただし、大豆イソフラボンを含んでいることから、過剰摂取により女性ホルモンのバランスを崩してしまったり、胎児の生殖機能に影響を及ぼしてしまったりする可能性もあります。
しかし、1日に1~2杯程の量であれば問題ないので心配しすぎる必要はなさそうです。
妊娠中の方は、カフェイン量を気にするため飲み物の種類に制限があったり、悪阻のために同じ飲み物を飲めなくなったりしますよね。そんなときに健康も気遣える黒豆茶という選択肢が増えれば、より一層マタニティライフを楽しんでいただけるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
黒豆茶を飲むことで、 アンチエイジング、血行促進、むくみ予防、便秘解消など、様々な効果が期待できることがわかりましたね。また ノンカフェインで妊娠中でも飲めることが嬉しいポイントです。
適度に楽しむことで美容と健康にいいことづくしの黒豆茶。ぜひ日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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