今回も液体ミルクについてお話していきたいと思います♩
日本では発売になったばかりの液体ミルク。
まだまだ母乳育児が推奨されている世の中ですし、粉ミルク、キューブミルクなんかにも「母乳に近づけました」なんてキャッチコピーもよく見かけますよね。
近年の研究の成果だと思いますが、母乳に近づいた粉ミルクと比べて液体ミルクの成分って大きく違いがあるのでしょうか。
そこで今回は成分など、粉ミルクと比べながらお話していきたいと思います!
液体ミルクの成分って?原料は何?
液体ミルクも「母乳の代わりとなるミルク」として、
特別用途食品という認可を消費者庁からもらわなければなりません。
種類は調整液状乳になります。
定められた成分は粉ミルクと同じ成分規格となりますので、その点は一安心ですね。
最初から溶けているか溶けていないかの違いだけになります。
詳細の成分については少し難しいお話になってきますので、ここでは割愛しますが、こちらの記事が参考になりますよ。
パッケージには栄養成分もしっかりと記載があります。
そして、乳幼児が飲むもの、常温保存ができるものとして液体ミルクの成分規格はかなり厳しく定められています。
安全面としても問題ないと言えますね。
そして原料も粉ミルクと同じく、生乳や牛乳です。
生乳や牛乳から必要な成分を取り出し、赤ちゃんに必要な成分をプラスして作られている。という部分も粉ミルクも液体ミルクも共通です。
液体ミルクの添加物は?安全なの?
成分規格は粉ミルクと同じと聞いて、安心したところで次に気になるのは添加物の存在です。
私たち大人は多少の添加物が入っていても気にならないかもしれませんが、赤ちゃんに飲ませるものとなると、気を使いますよね。
もちろん添加物全てが悪ではないと思っています。
日本は加工、保存、調味料や着色料もまとめて食品添加物と言われています。
(安全性はもちろん保証されています)
実際、粉ミルクにも添加物は入っています。
ですが我が子たち含めて、沢山の赤ちゃんが粉ミルクを飲みました。
今現在、粉ミルクの添加物が原因で何か問題になったりしていないですよね。
それは添加物に関してもきちんと厳しい認可を受けているからではないでしょうか。
では液体ミルクはどうでしょうか。
液体ミルクも添加物0ではありません。
ですが、今回の液体ミルク販売によって法改正がされました。
そこでセレンという成分が追加(認められた)になりました。
ここが1番大きな部分ではないかと思います。
セレンは正常な生理機能を保つために重要な微量元素です。
元々、日本では認可がおりていなかったもので、海外の液体ミルクには含まれていたものでした。
その他の添加物は粉ミルクと同じになります。
ビタミンやミネラル類です。
そうやって聞くと、安心しませんか?
そうなんです。添加物が入っているとはいえ、安心していいと言えます。
まとめ
基本的に液体ミルクは従来の粉ミルクと変わらないといった考えでいいと思います。
ただ見た目が違うだけ、溶けているか溶けていないかだけです。
それに保存料や着色料などは入っていません。
これは大きな安心になるのではないでしょうか。
現在、日本のメーカーから販売されている液体ミルクは
グリコ「アイクレオ」
明治さん「ほほえみ」
の2つになります。
どちらも粉ミルクも販売している有名なメーカーなので、安全面でも信用できるのではないでしょうか。
今後も色々なメーカーから販売されていくと思いますが、厳しい成分規格があるのでクリアしていれば安全性は保証されていますよね。
ただやはり割高ではあるので、場面によって使い分けてもいいかもしれません。