美容や健康に効果があり、ダイエット茶としても注目されているルイボスティーですが、逆に「太った」なんて口コミを見つけたり、「腹痛になる」「下痢になる」なんて声を聞いたりすると、「ダイエットにいいって聞いたのに具合悪くなって痩せるだけ?」なんて心配になりますよね。
一日の適量ってどれくらいなのでしょうか。本当に腹痛や下痢などの症状が出たり、太ったりするものなのでしょうか。
そんな疑問をお持ちのあなたに、ルイボスティーについてご紹介しますね。いい口コミがないと、やっぱり飲んでみようかどうか迷ってしまいますもんね。ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
ルイボスティーは飲みすぎると太るって本当?ダイエット効果は?
ルイボスティーってダイエットに効果があるお茶として注目されているお茶ですよね。それが、何故か口コミを見ると「太った」なんて文字がちらほら。この言葉は見逃せない!って思いますよね。
そこで、なぜ太った人がいるのかを調べてみました。
そもそもルイボスティーは、「不老長寿のお茶」として原産地である南アフリカ共和国のセダルバーグ山脈地方では愛飲されているお茶なんです。
ルイボスティーの茶葉は、ルイボスというマメ科アスパラトゥス属の一種である茶葉です。緑茶などの茶葉とは違うもので、このセダルバーグ山脈の中腹にしか原産していません。
代表的な成分としては、「フラボノイド(ルテリオン、ケルセチン、アスパラチン、ルチンなど)」や「レプチン」などです。フラボノイドとは、ポリフェノールの一種で、抗酸化作用などの効果があります。そして、レプチンには、食欲抑制の効果があります。
これだけ見ると、美容とダイエットに効果があるって思いますよね。
しかし、この他に、「ミネラル」も豊富に含まれていて、ミネラルの一種である「マグネシウム」や「カリウム」「亜鉛」などは、利尿作用があるとされています。
この成分が入っているから、飲みすぎるとトイレが近くなることもあります。ということは、やっぱりダイエットに効果ありのお茶ですよね。
でも!
実は、フラボノイドの一種である「アスパラチン」は滋養強壮の効果があるんです。つまり、ルイボスティーは飲みすぎて、利尿作用の効果で体内に必要な成分まで流れてしまうことによって、滋養強壮の作用が強く働くこともあるんです。
その結果、太ってしまうこともあるんです。これが適量飲む分には、それぞれがバランスよく作用するのであまりトラブルはないみたいなんですが、飲みすぎることによって、それぞれの効果がフルに働かなくなる結果、太ってしまった人もいるということなんです。
ルイボスティーで腹痛や下痢になる人も
ルイボスティーには利尿作用があると書きましたが、人によっては、腹痛を起こしたり、下痢になる人もいるんです。
体内の不調部分を見つけると、還元力が働き、内側からきれいにしようとする作用があるため、腹痛を起こしたり下痢になる人は、内臓が不調であったり、体が疲れていたりという人に多いといわれています。
実は、私は長年ルイボスティーを愛飲しているのですが、確かに、体調不良の時に下痢になることは経験しています。なので、なんとなく健康のバロメーターのような役割を果たしている気がします。
どこも不調ではない時には、まったくそんな症状は起きないので、自分自身の健康状態に気付けると、ポジティブに捉えています。
私の考えが正解とは言えませんが、口コミの「腹痛」や「下痢」という言葉に不安を感じているとしたら、私のような考え方もひとつの考えとして覚えておいてもらえるといいかもしれません。もちろん、腹痛などの不調が長く続くようなら、飲むのをやめて受診してくださいね。
ルイボスティーの一日の適量はどれくらい?
では、ルイボスティーの一日の適量ってどれくらいなのでしょうか。
個人差はありますが、初めてルイボスティーを試すという場合は、まずはカップ2杯から始めることをオススメします。
カップは120ml~250mlくらいが一般的な容量なので、1日大体240ml~500mlということになりますね。でもいきなり1日500mlから始めるのは、不安というあなたは、それよりも少なめから始めるといいかもしれません。
そして、その量でも不調になった場合は、もう少し減らすなどの調整をしてください。逆に「何にも不調にならなかった」という場合は、少し増やしてもいいと思います。
自分に合った量を、カップ2杯を基準に調整してみましょう。
そして、これは個人的な感想ですが、ホットで飲む方がお腹を壊しにくいような気がします。アイスで飲むと、どうしてもゴクゴク飲んでしまいがちで、体内に一気に入る分、もしかしたら不調を起こしやすくなるかもしれません。
飲みすぎで太るのではなく適量を知ることから始めよう
ルイボスティーについて、少しは分かっていただけましたか?
初めて飲んでみようと思った時は、ちょっぴり不安になりますよね。しかし、適量を知ることで、ルイボスティーには次のような効果があるので、上手に飲んで、あなたが望む効果を発揮させてくださいね。
ルイボスティーの効果
- リラックス効果
- ミネラル補給(夏場などは特に必要な効果)
- 体質改善
- 安眠
- 滋養強壮
- 季節の変わり目による不調改善
- 美容健康
- 満腹中枢作用
- 脂肪燃焼
- 便通促進
- 糖質吸収抑制
- 妊活中の健康管理
など
ルイボスティーの副作用
- トイレが近くなる
- 下痢
- 胃痛
- 体が冷えすぎる(アイスの場合)
など
そして、ひとつだけ注意していただきたいことは、ルイボスティーには、ポリフェノールが含まれていますので、妊婦の場合は、胎児に影響を及ぼすこともあるので気をつけたほうがいいでしょう。
これらの効果や副作用を知り、上手に飲めば、とても素晴らしいのがルイボスティーです。自宅で作る場合には、煮出して、アイスで飲む場合には冷めたルイボスティーに氷などを入れて飲むと急激に冷えたルイボスティーを飲まなくて、副作用が起こりにくくなるでしょう。
あなたにぴったりの効果が実感できますように。
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