初めての子育て。初めての授乳。初めての赤ちゃんの育て方って分からないことだらけですよね。
その中でも新生児のミルク量が混合授乳だとしたらどれくらいなのか?そもそも新生児のミルク量目安ってどれくらい?新生児のミルク量計算方法って?
そんなあなたの疑問が少しでも解決できるお手伝いができたらと思い、新生児のミルクの量の目安や増やし方などをご紹介します。子育ての参考にしていただければ幸いです。
新生児のミルク量の目安は?混合授乳の時はどうする?
最初に、「新生児」とは生後1ヶ月未満の赤ちゃんのことだということを知っておいてください。新生児の期間は、あっという間に過ぎてしまいますが、慣れない子育てではおそらく長く感じるかもしれません。
分からないことだらけですし、生活リズムもつかめず、あなたは疲れてしまうかもしれませんよね。そこで、新生児のミルク量の目安をご紹介します。
あくまでも目安ですので、あなたのお子さんがこの量を飲めなかったり、それ以上飲める場合でも、心配しないでくださいね。
新生児のミルク量目安(混合授乳の場合)
- 生後~7日目頃
1回60~80mlを3~4時間おきに(1日8回) - 8日目~14日目頃
1回80~120mlを3~4時間おきに(1日7~8回) - 15日目~28日目頃
1回100~120mlを3~4時間おきに(1日7~8回)
そして、あなたが混合授乳の場合は、最初に母乳をあげ、そのあとミルクをあげてください。
出産直後のママは、母乳分泌が不安定なことがありますので、足りない分をミルクで補うと思ってください。この時、ミルク量が目安量より少なくてもお子さんが満足しているなら、母乳量で足りているということなので、無理に全量あげる必要はありません。
新生児の飲むミルク量が少ない?必要なミルク量の計算式と増やし方
先ほども書きましたが、新生児の飲むミルク量は、混合授乳の場合少なくなることがあります。しかし、母乳の分泌量が少ないにもかかわらず、お子さんの飲むミルク量が少ない時には、心配になりますよね。
前述のミルク量より少ない場合、ミルクが足りているかどうかの判断目安として、おしっこの量を参考にしてみてください。1日6回以上おしっこをしているようであれば、ミルク量は足りているでしょう。
新生児に限らず、大人でも食が細い人、そうでない人がいるように、必要量には個人差があります。「うちの子、必要ミルク量より飲むのが少ないわ」と心配になることもあると思いますが、おしっこの量がしっかり出ていれば、ほとんどの場合、問題はないと思われます。
もし、おしっこの量が少ないと感じた場合には、出産した施設(産院や助産院など)に相談してみるのもいいかもしれません。
ミルク量の計算式というものがあるので、お子さんの日齢に応じた量の目安にしてみてください。
ミルク量の計算式(1日の摂取量)
[生後日数×10ml+10ml=必要ミルク量](1回量)
- 例えば、生後3日目の場合は、
[3日×10ml+10ml=40ml] - 生後1ヶ月の場合は、
[30日×10ml+10ml=310ml]
となります。
この量を1日7~8回あげます。混合授乳の場合は、母乳での摂取量は分かりませんから、計算式で出た量のミルクを飲まなくても母乳量が足りているか、食が細いかのどちらかの可能性が高いため、計算式から出た量のミルクを飲まなくても、あまり神経質にはならないでくださいね。
摂取量の過不足サインを観察してみましょう
新生児は、過不足を言葉で教えることができません。そこで、ミルク量の過不足を判断するサインについてもお伝えしておきますね。
- 不足のサイン
排泄物でチェックしましょう。おしっこの回数が少なかったり、便秘気味の場合はミルク量が足りていない可能性が高いです。他には、泣きやまない、寝ないなどもあります。 - 過剰摂取のサイン
飲んだ後、泣きやまないのは、不足している時だけではありません。飲みすぎて苦しい時も泣くことがあります。お腹の張り具合をチェックしてみましょう。お腹がパンパンになっている時は、飲みすぎている可能性が高いです。 - 適量のサイン
血色がよい。元気がある。機嫌がよい。肌の張りやつやがよいなどです。さらに、しっかり体重が増加していることでもチェックできます。
体重に関しては個人差がありますが、新生児のうちは飲んだ分だけ排泄するので、水分摂取量とおしっこの量はほぼ同量なので、「それでは体重は増えないのでは?」と思われがちですが、必要な栄養分は体内に残りますので、正常であれば体重は緩やかに増加していきます。
あなたのお子さんの摂取リズムなどもありますので、あくまでも今回ご紹介したミルク量などは、目安として覚えておいてください。
子育ては、育児書通りにはいきません。赤ちゃんの異変にすぐ気づけるように、普段から観察する癖をつけるようにしましょう。新生児の期間は、お腹の中でママからもらった栄養素を蓄えていますので、ミルク量が目安より少ないからといって、無理に飲ませたりせず、摂取量の過不足サインを観察することで、ある程度の目安は分かると思います。
あなたが、無理をせず、子育ての不安が少しでも軽くなることを願っています。
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