離乳食が進んで後期に入ると使える食材が増えること、赤ちゃんも食べるのが上手になることから、だんだんラクになります。
ですが、食べムラがあったり、遊び食べをしてしまったり、献立もワンパターンになりがちです。
特に忙しい朝食時の離乳食作りのポイントやお勧めレシピをご紹介しましょう。
離乳食後期の献立を考える時のポイント
朝食時は忙しいので献立を考えるのが大変 になるものです。
ママの身支度、赤ちゃんのお世話、朝食準備、夫を送り出す、洗濯、掃除と全てを朝にやる必要はありません。
赤ちゃんが起きる前にママの身支度を整え、夫を送り出してから洗濯や掃除をしても問題ありません。朝食を食べることと、夫を送り出すことに集中して、ママが笑顔でいられるようにするのが一番です。
まずその点を押さえた上で、朝食の献立作りのポイントをご紹介しましょう。
朝食の献立作りのポイント
離乳食が後期になると、赤ちゃんも食べることが楽しくなってきます。なんとなく食べていた離乳食初期に比べると、食べることに意欲的になるのはいいことですが、この時期の赤ちゃんは待てません。
そこで、まずお茶を飲ませ、次に茹で野菜などを出して、ひとりで食べている間にメインの食事を準備してもいいでしょう。
だんだんと大人の食事からの取り分けメニューも食べられるようになりますが、濃い味付けに慣れてしまうと、うす味のものを食べなくなったり、内臓に負担がかかってしまいます。うす味で調理して、大人は調味料をプラスして食べるなど工夫をしましょう。
手づかみ食べ や 遊び食べ をしがちな時期です。これは成長の過程で必要なことですので、やらせましょう。逆にさせないといつまでも食べさせてもらえるものだと思ってしまうからです。床にレジャーシートや古新聞を敷いておけば、何の問題もありません。
温度に注意して、少しずつ赤ちゃんの前のお皿に取り分けるなどすれば、お皿に手を突っ込んで、こぼしてしまって作り直し・・・なんてことも避けられます。手づかみ食べをしやすい、いちごやバナナ、茹でたニンジンやブロッコリーなどは味付けも要らないので、すぐに出せますね。
離乳食後期の【朝ごはん献立】おすすめレシピ
では具体的におすすめのレシピをご紹介しましょう。
味噌汁/スープ
野菜嫌いな子供は多いですが、味噌汁やスープにすると食べやすくなります。夕食にたくさん作って、翌朝に温めてると手間がかかりません。
味噌汁やスープはうす味で作って、大人はコショウなどをプラスしてもいいですし、お湯で割ってから出すようにしましょう。
にんじんと玉ねぎのコンソメスープの作り方
- にんじんと玉ねぎは千切りにする。
- お鍋に水を入れてにんじんと玉ねぎが柔らかくなるまで茹でる。
- コンソメを加える。
- 塩、少量のしょう油で味を調える。大人用にはコショウをプラスする。
炊き込みご飯
これ一品だけでご飯にもおかずにもなる優れものです。たくさん作って冷凍しておくと便利ですよ。
蒸しパン
茹でて冷凍しておいた、にんじんやかぼちゃを入れて作るとおいしいです。
野菜も採れてお腹もいっぱいになります。
- ボウルに薄力粉(100g)、ベーキングパウダー(小さじ1)、砂糖(20g)を入れて混ぜておく。
- 牛乳(50cc)、にんじんやかぼちゃなどの野菜を入れて、粉っぽさがなくなるまでよく混ぜる。
- 良く混ざったらアルミカップに大きいスプーン2杯ほど入れる。
- フライパンに水100㏄(分量外)を入れて火にかけ、3を並べる。
- 蓋をして、弱火で15分~20分ほど蒸して、楊枝を刺して何もついてこなければ完成。
そうめん
うどんは茹でるのに時間がかかりますが、そうめんは茹で時間が短いので忙しい朝にぴったりです。長さが気になる時は、茹でる前に半分に折っておきましょう。
具材は何でもいいですが、例えば、塩抜きしたしらす+ほうれん草+たまごなど。
かえって子供の方が味の感度が高いのです。うす味にした方が喜びますよ。
まとめ
朝食は手抜きでも構いません。栄養は1食ごとに考えると負担が大きすぎるので、1日単位で考えましょう。
冷凍やベビーフードなども上手に使って、ママと一緒ににこやかに食べるのが一番です。
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