「白髪が気になるけど、どれくらいの頻度で染めればいいの?」
50代になると、鏡の前でそんなふうに悩むことが増えてきますよね。
頻繁に染めればキレイは保てるけど、髪や頭皮へのダメージも気になるし…
美容院に行く時間やお金も気になるし…
この記事では、50代女性の白髪染めの平均頻度をベースに、髪にやさしく、ムリなく続けられる「自分に合った染めペース」を見つけるヒントをお届けします。
他の人の工夫や最新の白髪ケアアイテムも紹介するので、
「自分だけじゃないんだ」と少し気がラクになるかもしれません♪
50代の白髪染め、平均的な頻度は「3〜6週間に1回」が目安
白髪の本数が増えてくると、「みんなはどれくらいのペースで染めてるの?」と気になりますよね。
まずは、50代女性に多い白髪染めのタイミングや理由を見てみましょう。
50代で白髪が気になり始めるタイミングとは?
白髪は40代後半から急に増え始め、50代に入ると「もう染めないと目立ってしまう…」という状況になる人が多いです。
特に、こめかみや分け目・つむじなど、人目につきやすい部分に白髪が集中して生えるケースが多く、1本2本だった頃とは違って、「放置できないレベル」に変化します。
実際に私自身も、45歳頃までは月に1回染めれば十分だったのに、50歳を過ぎてからは「3週間経つともう気になる」ようになりました。
このあたりが、白髪染めの頻度を意識し始めるひとつの節目かもしれませんね。
多くの人が3〜6週間に1回染めている理由
白髪染めの頻度は人それぞれですが、50代女性の多くは「3〜6週間に1回」のペースで染めていることが多いです。
これは、白髪が1か月で約1cm伸びると言われているため、根元の白髪が目立ちやすくなるタイミングと重なるからです。
特に、ヘアスタイルがショート〜ボブの方は根元が見えやすく、早めに気になってしまう傾向があります。
逆にロングでまとめ髪が多い方などは「伸びても結んでしまえば目立たないから月1で十分」という方もいます。
頻度に差が出る!白髪の生え方・ライフスタイルの影響
実は白髪の「生え方」には個人差があります。
・全体的にまばらに生えるタイプ
・特定の部分だけに集中して生えるタイプ
などによって、染める必要を感じるタイミングも変わってきます。
また、「どれくらい人目を気にするライフスタイルか」も大きなポイント。
毎日職場で人と接する方や、接客業・人前に出る機会の多い方は、こまめに染めている傾向があります。
一方で、在宅中心の生活やパート勤務などで外出機会が少なめの方は、「ちょっとくらいなら平気」と、頻度を抑えている人も多いです。
「気になったら染める」派も増えている
最近では、「〇週間おき」と決めずに、「気になったら染める」という柔軟なスタンスの人も増えています。
白髪が目立ちやすい部分だけをチェックして、リタッチや白髪隠しアイテムでカバーしながら、自分のペースで染める人も。
「みんな何週間おき?」という目安を知ることは大事ですが、最終的には“自分が快適でいられるかどうか”が一番大切な基準。
目安にとらわれすぎず、「気になったら染める」も立派な選択肢として、自信を持っていいんです。
このあとご紹介する工夫も取り入れながら、自分にとってベストな頻度を見つけていきましょう♪
白髪染めの頻度が多すぎるとどうなる?髪と頭皮への影響
「なるべく白髪を目立たせたくないから」と、短いスパンで染め続けていませんか?
一見キレイを保てているようでも、髪や頭皮にとっては負担が大きくなっているかもしれません。
染めすぎによるダメージ・パサつき
白髪染めを頻繁に行うと、どうしても髪の毛へのダメージは蓄積しやすくなります。
とくに市販のカラー剤を繰り返し使っている場合、毛先が乾燥しやすくなり、パサつきや切れ毛、枝毛などの原因に。
私も一時期、3週間おきに全体を染めていたら、毛先がゴワゴワになってしまい、スタイリングが決まらず落ち込んだ経験があります…。
また、カラー剤に含まれる成分が頭皮のバリア機能に影響する可能性もあるため、頻度が多すぎると「かゆみ」「フケ」などのトラブルを感じる方もいます。
「白髪を隠したい」気持ちはとてもよくわかりますが、髪と頭皮を健康に保つことも同じくらい大切なんですよね。
美容院代・時間の負担が気になる人も
もうひとつ、見過ごせないのがコストと時間の問題。
美容院で白髪染めをしている場合、月に2回も通うとなると、1回5,000〜7,000円程度の費用がかかり、年間で考えるとかなりの出費に。
さらに、カラー・シャンプー・ブローまで含めると1〜2時間ほどの滞在時間になることも多く、忙しい毎日ではなかなか確保しづらいのが現実です。
「手軽に済ませたいけど、髪は傷めたくない」──そんなときこそ、次の章でご紹介する頻度を抑えるコツが役に立ちます♪
染める頻度を減らすコツ3選|自然にキレイをキープ
白髪をしっかりカバーしながら、できれば髪や頭皮に優しく、コストや手間も抑えたい――。
そんな50代女性におすすめの“頻度を減らしてもキレイを保つ”工夫を3つご紹介します。
① 部分染めやリタッチをうまく使う
白髪が目立ちやすいのは、こめかみ・分け目・つむじなどの「顔まわり」が中心。
そのため、毎回全体を染めなくても、根元や気になる部分だけを染める「リタッチ」で十分キレイに見せることができます。
負担をかけずにキレイを保ちたい方には、「毎回は全体を染めず、必要な部分だけケア」という考え方がおすすめです。
プロに頼れる!リタッチ専門店の活用術
最近では、ヘアカラー専門店でもリタッチメニューが充実しており、
予約不要&短時間&リーズナブルで染められるお店が増えてきました。
代表的なお店としては、以下のような専門店があります:
- fufu(フフ):全国に展開する人気店。根元染めは約2,900円〜
- カラーズ:シンプルで明確な料金設定。全体染め・部分染めが選べる
- クイックカラーQ:15分仕上げがウリの時短型カラー専門店
私も最近、用事ついでに「fufu」でリタッチしてもらったのですが、30〜40分程度で仕上がりも満足
セルフで染めるよりムラがなく、手間もかからず、とてもラクでした♪
② 白髪隠しアイテムで“つなぎ”をカバー
染めるほどではないけど「ちょっと気になる…」そんなときは、白髪隠しアイテムが便利。
マスカラタイプ、スティックタイプ、パウダータイプなどがあり、外出前にサッと塗るだけでしっかりカバーできます。
最近は汗や湿気にも強く、色移りしにくい処方の商品も増えており、1本あるとかなり安心。
「次の染めまでの“つなぎ”として」愛用している方が多いですよ。
▶ 白髪隠しアイテム比較|マスカラ・スティック・パウダーの違いと選び方ガイド
③ 色もちを伸ばすトリートメント・ケア習慣
白髪染めの色もちを少しでも長くキープするために、日頃のヘアケアも見直してみましょう。
とくにカラーケア用のシャンプーや、色落ち防止に特化したトリートメントは、コスパ良く頻度を減らす味方になってくれます。
さらに、ドライヤーの熱や紫外線による褪色(たいしょく)を防ぐスプレーやミストもおすすめ。
「カラー後の1週間」はとくに丁寧にケアするだけで、色もちに大きな差が出ます。
忙しい日々でも、こうした工夫を取り入れるだけで、ムリなく“自然なキレイ”がキープできますよ♪
▶ 白髪染めってシャンプーで落ちるの?色落ちの原因と今すぐできる対策5選&おすすめシャンプー
50代女性はどうしてる?みんなの白髪染め頻度と工夫
「私の染め方、これで合ってるのかな?」
そんな不安を感じたときは、他の人のやり方を知ることでヒントが得られることも。
ここでは、50代の女性たちが実際に取り入れている白髪染めのスタイルと工夫をご紹介します。
月1回サロン派の実例と理由
「美容院で月に1回、根元の白髪だけリタッチしてもらっています」
こう話すのは、都内在住・パート勤務のKさん(53歳)。
「全体を染めるのは3か月に1回くらい。リタッチなら短時間だし、髪への負担も少ないから気に入ってます」とのこと。
サロンならではの丁寧な仕上がりや、髪質に合ったカラー剤を選んでもらえる安心感から、「頻度は少なめでも、美容院でしっかり整える」というスタイルを選ぶ方も多いです。
2週間おきにセルフで染める人の工夫
一方で、「こまめにケアしたいから、自宅で2週間に1回染めています」というのは、在宅ワークをしているNさん(51歳)。
「ドラッグストアで買える泡タイプのカラーで、時間のあるときにパパッと済ませています。コストも抑えられるし、自分のペースでできるのが良いですね」と教えてくれました。
セルフ派の方は、染める部分を毎回変えたり、白髪の多い箇所だけを重点的に染めたりと、ムリのない方法で続けているようです。
また、「夫が白髪にすぐ気づくので、2週間に1回は染めてる」という声も。
家族の反応がモチベーションになっている方もいて、「自分が心地よく過ごせる範囲で、人の目も意識」という柔軟な考え方も素敵ですよね。
白髪染めをやめた人の“決断と今”
最近では、「あえて白髪染めをやめた」という選択をする人も。
「最初は勇気がいったけれど、グレイヘアも自分らしくて好きになれました」というのは、子育てがひと段落したSさん(56歳)。
「白髪があると老けて見えるかも…と思ってたけど、自然体の美しさもありだなって気づいたんです。今は白髪用のトリートメントでツヤ感を意識しています」とのこと。
染める・染めないに正解はありません。大切なのは、その人自身が気持ちよく過ごせる選択をすることだと感じます。
頻度に迷ったら?自分に合うペースの見極め方
「3週間?4週間?それとも月1回?」
人によって違うからこそ、何を基準に自分の頻度を決めればいいのか迷ってしまいますよね。
そんなときは、次の2つのポイントを意識してみてください。
白髪の量や伸び方を観察しよう
まずは、自分の白髪の“出方”を冷静に観察してみましょう。
鏡でチェックするときは、分け目・こめかみ・つむじ周辺を中心に見ると、白髪の目立ち方がわかりやすくなります。
例えば…
- 生え際に集中している → リタッチ頻度を上げると安心
- まばらに全体に広がっている → 全体染めの頻度をベースに調整
- 量は少ないけど気になる → 白髪隠しや部分染めで十分対応
また、伸びるスピードにも個人差があります。
一般的には1か月で約1cmほど白髪が伸びると言われていますが、「自分はもう少し早いかも?」と感じる場合は、そのリズムを意識するとよいでしょう。
ライフスタイルや費用も大切な視点
次に意識したいのが、生活リズムや美容にかけられる時間・費用です。
たとえば…
- 仕事や外出が多い → 見た目を重視してこまめに染める
- 在宅中心・人と会う機会が少ない → 気になる部分だけをカバー
- 美容院代を抑えたい → セルフ染めや専門店の併用で調整
「ちゃんと染めなきゃ」と思いすぎて疲れてしまうよりも、自分の暮らしに合った“心地いい頻度”を見つけることが、長く続けるコツです。
このあとの「まとめ」で、もう一度おさらいしますね♪
まとめ|頻度に正解はない、自分に合った“キレイのペース”を見つけよう
白髪染めの頻度は、「これが正解!」と一律に決められるものではありません。
白髪の生え方や見え方、生活スタイルや気持ちの余裕によって、その人に合ったペースは変わってくるからです。
今回ご紹介したように、リタッチや白髪隠しの活用、専門店との併用などで負担を軽減しながら、キレイをキープする工夫はたくさんあります。
「他の人と比べなくてもいい」
そんな気持ちで、自分の髪と気持ちにフィットする染め方を見つけてみてくださいね。
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執筆:綾香(Ayaka)
40代・中学生ママ。美容・ヘアケア・エイジングケア担当。
編集歴20年以上の目線で、「読みやすく、ためになる」×「共感できる」美容情報を発信中。
「最近、白髪との付き合い方がうまくなってきた気がします♪」
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