「きゅうりダイエット」って聞いたことありますか?
「きゅうりダイエット」とはその名の通り、きゅうりをたくさん食べて痩せる、というものです。方法はとっても簡単で、食前20分前に1本、一日3本食べるだけ。元々は、オーストラリア発祥のダイエット法なんだとか。
きゅうりは、低カロリーですが「世界一栄養のない野菜」と言われています。確かに水分の多い野菜ですが、実は様々な栄養素が含まれているのはご存知でしょうか。
でも、実際きゅうりってそんなにたくさん食べていいものなのでしょうか?体への影響も心配…。
今回は、そんな気になる夏野菜「きゅうり」について詳しく見ていきましょう!
きゅうりを食べ過ぎると太る?低カロリーでもこんな食べ方は要注意!
きゅうりは、全体の90%以上が水分です。そのため、「食べ過ぎによって太る」ということはあまり考えられません。
そのままだと少し味気ないきゅうり、調味料を使うことで美味しくたくさん食べられますよね。
健康のためにも、調味料は控えめにしておきましょう。薄くスライスしてサラダに入れると、他の食材とともに美味しくいただけますよ♪
また、食べ合わせにも注意が必要です。きゅうりとトマトは定番の組み合わせですが、きゅうりに含まれる酵素がトマトのビタミンCを破壊してしまいます。きゅうりに含まれる酵素は、酢と熱に強い弱い性質を持っているため、お酢をかけて一緒に食べるのがおすすめです。
体に影響はあるの?
きゅうりは、食べ過ぎると体に様々な悪影響を及ぼします。
また、きゅうりは水分の多い野菜ですので、食べ過ぎると体を冷やしてしまいます。すると、代謝や免疫力が低下したり、腹痛や下痢になりやすくなります。冷え性の人は、症状が悪化する可能性も…。
また、きゅうりの苦み成分であるククルビタシンは、下痢や腹痛を引き起こすことがあると言われています。多くても1日に2~3本までにしておきましょう。
妊娠中にきゅうりを食べ過ぎると危険?
妊娠中にきゅうりを食べ過ぎるとどのような危険があるのでしょうか。
きゅうりには、体を冷やす作用があるため、妊娠中は特に注意が必要です。にんじんや生姜といった野菜と一緒に摂るのがおすすめです。また、味付の濃いきゅうりを食べ過ぎてしまうと、塩分の過剰摂取になってしまいます。塩分の過剰摂取は、妊娠高血圧症候群を引き起こすことがあります。
妊娠中は、調味料は控えめにしつつ、体を温める食材を一緒に摂るなど食べ方を工夫することが必要です。
まとめ
今回は、きゅうりを食べすぎると身体に害があるのか?について紹介しました。
きゅうりそのものはとても低カロリーな食材ですが、食べ過ぎることによって体に様々な影響を及ぼすことが分かりました。夏場は、きゅうりの食べ過ぎで病院に来る患者さんが増えるそうです。
また、ダイエット目的できゅうりだけを食べていると、栄養バランスが崩れてかえって痩せにくい体になってしまいます。ダイエットを意識するのであれば、鶏肉などのたんぱく質も一緒に摂取するようにしましょう。
食べる量に気を付けつつ、美味しくいただきましょう♪
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