梨は、夏から秋にかけて旬を迎える果物です。瑞々しさと甘さが特徴で「あのしゃりしゃりとした食感が大好き!」という方も多いのではないでしょうか。
柔らかくて水分が多い旬の梨は、実は離乳食にもぴったりの食材なんです。
そこで今回は、離乳食の梨の与え方やアレルギー、簡単レシピをご紹介します。
離乳食の梨はいつから大丈夫?与え方やアレルギーについて
梨は離乳食初期から食べることが出来ます。
梨をすりおろして果汁を絞り、果汁と同量のお湯と一緒に90秒ほど鍋で加熱します。
離乳食中期はすりおろしたものを加熱して柔らかくしてすり潰します。
離乳食後期もまだ生は噛み切れないので、中期と同様に加熱します。
離乳食完了期後半頃になり、形のある食べ物をしっかり噛めるようになったら、様子を見ながら薄切りの梨を与え始めましょう。
ただし、ずっと口の中でもぐもぐして飲み込めないようであれば、すりおろすなどして与え方を変えてみましょう。
梨はアレルギーを起こしにくい食材のひとつですが、初めて与えるときは他の食材と同じように大さじ1からスタートしましょう。
初めての食材に挑戦するときは、かかりつけの病院が開いている平日の昼間の時間帯を選ぶと安心です。
食べた後に普段と変わったところがないか見守り、少しでも心配があるようなら診察を受けましょう。
離乳食の梨の冷凍方法とレンジで簡単離乳食レシピ
水分を多く含む梨は冷凍すると食感が変わってしまうため、冷凍には不向きな食材です。
しかし、すりおろしてペースト状にしたものであれば、冷凍保存することが出来ます。
離乳食用の冷凍保存容器や製氷皿に入れ、1回分ずつ小分けにして冷凍しておくと便利です。
では、梨を使った離乳食の簡単レシピを時期別にご紹介します。
離乳食に!梨寒天
梨の甘みと寒天だけなので、安心して離乳食初期の赤ちゃんから与えられます。離乳食初期の便秘対策と残暑厳しい時期の水分補給におすすめです。
離乳食中期♪梨&ヨーグルト☆
ちょっと酸っぱいプレーンヨーグルトも、梨の甘みで食べやすくなりますよ♪ヨーグルトの水気を軽く切ってから混ぜると、更に食べやすくなります。
離乳食にも♡梨と人参のダイエットケーキ
果物の甘みがあるので、野菜も一緒に美味しく食べられるそうです。甘さが控えめなので、食事にもぴったり。大人も一緒に食べられるおやつです。
まとめ
今回は、
- 梨の離乳食の与え方やアレルギー
- 時期別の簡単レシピ
などについてご紹介しました。
水分と食物繊維がしっかりと含まれた梨は、便秘がちな赤ちゃんにもおすすめの食材です。
また風邪をひいて食欲がないときでも、さっぱりしているので口にしてくれる赤ちゃんが多いので、下ごしらえを覚えておくと便利です。
調理も簡単なので、是非取り入れてみてくださいね!
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