もち麦は大麦の一種で、食物繊維を豊富に含んでおり、腸内環境を整える食材として一時期かなり話題になりました。そんなもち麦ですが、なかには「食べるとお腹が張って痛い!」という方もいるようです。便秘解消のためにもち麦を摂り入れたいのに、お腹が張ってしまったら嫌ですよね。
そこで今回は、もち麦の効果的な食べ方についてご紹介します。もち麦を摂り入れたい方、便秘に悩む方は必見ですよ!
もち麦とは
もち麦は大麦の一種で、水に溶けやすい水溶性食物繊維「大麦β-グルカン」を豊富に含んでいます。大麦β-グルカンには、腸内の善玉菌のエサになって腸内環境を整える機能や、糖質の吸収を抑えて食後の血糖値の上昇を緩やかにするなど様々な働きがあります。さらに、コレステロールを吸着して体外への排出を助ける効果もあります。
このように、もち麦には健康やダイエット、便秘解消に嬉しい効果がたくさんあるんです。
もち麦を食べるとお腹が張って痛いという人も!これってどうして?
実はこの不調の多くは「消化不良」に原因があります。もち麦を摂り入れる際は、次のポイントを押さえるようにしましょう。
少量から始める
もち麦を食べ始めるときは、まずは少量から始めましょう。いきなり多くの量を食べると、胃腸に負担がかかり、お腹が張ってしまったり、お腹の調子が悪くなる方が多いようです。
まずは少量から、慣れたら少しずつ量を増やすようにしましょう。
ゆっくりよく噛んで食べる
もち麦はゆっくりよく噛んで食べることがとても大切な食材です。よく噛まずに食べると消化不良を起こし、そのまま胃から小腸、大腸まで運ばれ、腸に溜まってしまいます。
もち麦に限らず、よく噛んで食べることは、満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防ぐことにも繋がります。習慣にしたいですね。
水分をしっかり摂る
そして、もうひとつ大切なポイントとしては、水分をしっかり摂るようにすることです。
もち麦を食べるときは、自分に合った量をゆっくりよく噛んで、水分と一緒に摂るように意識しましょう。
もち麦の効果的な食べ方
もち麦を効率よく摂り入れるには「朝食に麦ごはん」が最適です。その理由は、ずばりセカンドミール効果にあります。
もち麦を朝食に摂った場合、大麦β-グルカンが糖質の吸収を抑制する働きが、次の食事、つまり昼食まで続いてくれるのです。
炊き方は簡単で、いつもの白米に混ぜて一緒に炊飯器で炊くだけでOKです。その際、加えるもち麦の重さの2倍の水を足すようにしましょう。加えるもち麦の量は、白米に対して1割~1.5割程度から始めると胃腸への負担が少なくおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
栄養や食物繊維がぎゅっと詰まったもち麦。少しずつ体を慣らしていけば、不調にならずに便秘解消出来るということが分かりました。
もち麦は白米よりも低カロリーで少量でも満腹感を感じやすく、自分に合った量が分かれば、ダイエットにもとても効果的です。焦らず、ゆっくりと体質改善していきましょう!
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